私のAVVENIRE

赤毛のアンの私のAVVENIREのレビュー・感想・評価

赤毛のアン(1979年製作のアニメ)
5.0
様々な"曲り角"を経てまた一つ、素晴らしい大傑作と出会えた奇跡に感謝。児童向けかと思い込んでいたが、とんでもない誤解だった。大人になってから初めて本当の良さが分かる作品だと思う。

アンの想像力が生む偶然の繋がり、それが親子以上の絆/愛に変わる様があまりにも尊く素晴らしい。最初はマシュウやマリラ等と同じように戸惑う部分もあるが("アンはロマンチックじゃないからコーデリアと呼んで"等と大仰に言う辺り、色々大物だなと😅)、次第にそこも含めて愛おしい気持ちになる。終盤はこれらの出来事全てが懐かしい大切な思い出となり、万感の想い。。

"神は天にいまし、すべて世は事もなし"

人生の"曲り角"の先に何が待っているかは神のみぞ知る。それでもたとえどんな道が待っていようと、為すべきことを見つけ、義務を味方とし、常に素敵な希望を見出すアンの前向きな姿に咽び泣く。胸に温かな光を灯してくれる永遠の名作。
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