Ryu

DEATH NOTEのRyuのネタバレレビュー・内容・結末

DEATH NOTE(2006年製作のアニメ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

映画版とドラマ版を観た後にアニメ版を鑑賞しました。なるほど、これがデスノートの本当のストーリーかぁ。高校から社会人まで6年間ものお話なんですね。自分は映画版が特に好きだったのですが、やはりほぼ原作通りのアニメ版のおもしろさは凄かったです。
映画とドラマではキャラクターに対してそこまで何かを感じることはなかったのですが、今作ではキャラクターに対して愛着を覚えるようになりました。捜査本部の刑事たちにもそれぞれ活躍の場がしっかりと与えられていたり、笑えるシーンがあったり。あとはLが時折見せる子供らしい部分だったり、月のことを本当にキラでなくあってくれと願ってる感じが出ていて、それがなんとも切ない。Lが死ぬシーンは泣きそうになりました。
これはドラマ版の時も感じたことですが、やはりLが死んでからはちょっと迷子になった感じはしました。それでも色んなキャラクターが出てきたり、全然おもしろかったですが。
月がどんどん醜くなっていく様子もアニメならではの大胆で引き締まった映像で見事に表現していたと思います。
映画の藤原竜也もドラマの窪田正孝も夜神月役は見事な演技だったのですが、アニメの宮野真守の演技も素晴らしかったです。他にもLの山口勝平、ニアの日高のり子、刑事には藤原啓治に中井和哉、ワタリ役は次元大介でお馴染みの小林清志などなど声優陣も中々豪華でした。
コミックス累計発行部数3000万部超えだけあって、ホントに質の高い作品でした。
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