Ryu

逆境無頼カイジのRyuのレビュー・感想・評価

逆境無頼カイジ(2007年製作のアニメ)
4.0
自堕落な生活を送る伊藤開司は、「大金を手に入れるチャンスがある」という誘いを受け、借金を背負った者たちが一発逆転を狙うギャンブルクルーズに乗ることになる。

藤原竜也主演の実写映画は鑑賞済みです。実写第1作目と同じ流れなんですが、26話あるので、やはり一つ一つの掘り下げや盛り上げ方が素晴らしく、見ててザワザワなるし、早く先を知りたいって思えました。
限定ジャンケンは頭使うおもしろさがあり、ブレイブメンロードでの石田のおっさんには泣かされるし、Eカードは駆け引きの緊張感がハンパなかったです。最後のティッシュ箱のくじ引きはそれらと比べるとちょっと弱かったように思いましたが。
そして立木文彦のナレーションがもうたまらん!あれがあるからこそザワザワ感増しますし、勝てぇーって本気で思えるし、ボルテージがめっちゃ上がります。もう熟語言ってるだけでいい(笑)。
カイジはクズっちゃクズなんだけど人情味があって憎めないヤツなんだよなぁ。利根川は憎たらしいっちゃありゃしないんだけど、人間の心理を突いてくるようなこと言ってくるし、正しいっちゃ正しいんだよなぁ。それぞれ萩原聖人に白竜という本職の声優さんではない人が演じていて、萩原聖人はそんなに気にならなかったけど、白竜はお世辞にも上手いとは言えないような気がしました。
実写映画を鑑賞済みのため、話は一緒だろうと何気なく観始めましたが、釘付けになってしまいました。
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