ゲームのレイン好きだけど、こっちのレインも好き。
どっちも平成初期の乾いた空気感がかなり好みです。。
90年代の作品だなんて嘘みたいに現代の状況と似ていて、この時代にこのシナリオを考えた人はすごいな〜と思います。
現実の自分じゃなくて、SNSの世界の自分こそが本当の自分だ、って思う人は今の時代なら割と普通にいるんじゃないかなって思います。
それを実行するだけの技術がもし自分にあったとしたら？
ネット上に偏在して永遠に生きていられるとしたら？
みたいな話だと思います(多分)
難解な話なんだけど、言わんとしてることはなんとなく分かる、、みたいな感じなのでふんわりしたレビューですみません。。
ネット上の自分が本当の自分なら、現実の自分はいらないし、ネット上で生きるならリアルの世界の自分の実体は必要ないんじゃないかっていうのがゲームでもアニメでも主軸になってる部分だと思いました。
ゲームでは完全にリアルワールドに見切りをつけてワイヤードの世界で生きることを決めた玲音ちゃんですが、このアニメはその続きになってるのではないかな、と個人的には考察してます。
サイベリヤやワイヤードで見た玲音にそっくりな玲音が偏在することを選んだゲーム版の玲音なのかなーとか。
個人的にはめちゃくちゃ面白かった！な作品なんだけど、刺さる人には刺さるし刺さらない人には全くなタイプの作品かも。
