【2014年春アニメ作品{全13話}】
同名ラノベのアニメ化作品。
アニメーションはキネマシトラスとオレンジの共同制作。
未知の寄生生物“ガストレア”と戦う少年と少女達を描いたバトルアクション。
人類さん、壁に囲まれがち。w
ガストレアが攻めてくるのが2021年らしいので、ある意味タイムリーなアニメっすね。←
熱血少年×ロリ幼女のバディ物という魅力的なビジュアルには惹かれる紳士も多いかと思う。
キャラからして如何にもなコテコテのラノベ原作っぽさは全面に出ているが、同時にリアルな人間社会を風刺するようなダークでヘビーなテーマも扱っている。
大衆の為に命を賭して戦う少女達に対し、ただ異質だからと忌み嫌い、排斥する。
護られてるだけでのうのうと生きている人間の増長具合、そして醜さや意地汚さがいい感じに描写されてて胸糞悪い。
だからといって、決してシリアスになり過ぎることも無く、コメディチックな描写で上手くバランスをとっている印象。
バトルと日常描写はきっちりとメリハリをつけていて展開のリズムも良く観やすい。
ただ、話としては結局何も解決してないよね。
大風呂敷を畳む気すらない。
いくら続編有りきの構成だったとしても、こんだけゴチャゴチャと色々やっといて、仮にも一つの作品としては放置プレイが過ぎる。
流石にこの乱雑なプロットは問題有りと言わざるを得ない。
まあそもそも、原作の方が未完のまま頓挫しちゃってるらしいので諸々事情が混み合ってる訳有り案件ではあるんだろうな…。
キャラは良かったよ。
今にも『駆○してやる!!』と言わんばかりの情熱と正義を胸に戦う、梶くんボイスの熱い主人公、蓮太郎。
ロリラブコメ展開へ蓮太郎を誘惑しつつも、常にメインヒロインとしての圧倒的存在感を示す、安定の日高里菜(ロリ)ボイスの幼女、延珠。
そして、何やら訳有り気味な民間警備会社社長、ほっちゃん声の巨乳セーラーJK剣士の木更。
などなど、設定盛り盛りで濃い味の立ったキャラが満載だった。
何より可愛いロリキャラが一杯出てくるから、一定の層に需要が集中してそうな雰囲気はある。w
あとはfripSideとやなぎなぎの主題歌が非常に良質。
まぁぶっちゃけると個人的には主題歌が本作のピークポイントだったかなw
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[主題歌]
OP
fripSide「black bullet」
ED
やなぎなぎ「トコハナ」、「忘れない為に for lotus」
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