終盤まではファンタジーと現実的な問題がいいバランスだったからファンタジー苦手だけど楽しく見れた。レオン役の人の変身前と後の演じ分けが半端なくすごかった。
最後のらいは一瞬、本物のJBに見えた。なんか、CDで聴いてたあの頃より楽曲が魅力的に思えたなあ。
「未来へ生きる〜」の時も思ったんだけど、この監督、なんか薄っぺらい。暴力シーンとか割としっかり撮ってるから一見本格っぽく見えるんだけど、スクリーン上では誰も責任を取ってない!みんないい人になってる。少>>続きを読む
ダルデンヌ兄弟、相変わらず、派手さは一ミリもないけど、弱者への優しい眼差しは健在。泣きべその主人公が最後にしっかりと成長してんだよね(しかもわずか2日の間に!)
初ギリアム。作家性が強いタイプらしい。本作、ビジュアルは素晴らしいが、映画として好きかと聞かれたらノー。過去作も見たことないし、次回作以降も多分見に行かないだろうなぁ。
チェチェン人、ロシア人、欧米人、それぞれの視点から、比較的フェアに描いてる。特にチェチェン紛争はロシア人を完全悪として捉えがちだけど、本作はロシア側の悲劇がきっちり描かれてて好感が持てる。最後が最初の>>続きを読む
ドヒの心情や行動は理解できるけど、所長は説明不足。彼女の性癖と、同居の動機と最後の判断との因果関係があるようには描かれてないのは単に物語の推進力としてのデバイスだとしたら、韓国社会というバイアスを差っ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最初は特訓モノかと思ってたら、あれ?って展開になって、あ、サクセスストーリーへの前振りね、と思ってたら、またあれ?ってなって…最終的にはバンドメンバーも観客も置き去りにして二人っきりの世界に行っちゃっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
結局ホンメがいちばんしたたかだったんだな。「オッパ」は兄じゃなくて恋人だったんだから。船員六人のうち二人は発狂、二人は欲望の権化となり、一人は色ボケ、一人は一貫して船長派でなにもいいことなく犬死。ホン>>続きを読む
元担任とストーカー女の件とか、津川雅彦が津川雅彦すぎる件とか、細かい所が気になるけど、総じて悪くない。生徒役の子たちを含めキャスティングが当たったと思う。
精神の均衡が崩れかけた元人気俳優。娘に言い負かされるシーンは辛すぎるーマイケルキートンがいい感じにやさぐれて、滑稽なぐらい必死で、せつない。でもなんか笑える。ラストもいい。
全編手話のみ。だか筋はわかる。ルーマニアの「4ヶ月〜」とトルナトーレの「〜子守唄」を足して痛さをMAXにした感じ。
すごい作品。
オフビートなコメディって単純な話じゃなく、タイトルからしていろいろ小難しいわ!PTAだから許す。
息子を殺された母親の動画が一番刺さったけど、全体的にテンポが悪いからか、視覚的なインパクトの割りに気持ちがあんまり動かん
このレビューはネタバレを含みます
神様も楽じゃないね!
にしても、これ、ホント、モノクロでよかったよ。全編グロで、登場人物はほぼ全員アホ。ってことで本作はコメディです‼︎
頭で彼女を理解するのは無理だしムダ。同僚たちが唯一無二と言ってたように。スクリーンを挟んで見る人にはポジティブなインパクトを与えることができる稀有な人、なんだろうな。でも世IV虎の言もわかる気が。
でっかい主題が二つ。それをある意味バランス良く描いてるとも言えるし中途半端とも言える。個人的にはどちらかに特化したほうが、好き嫌いが分かれる作品になるけど、傑作が生まれたかもなんて思ったり。
オーナーがちょっとイヤな奴だけどそれ以外みんないい人。話も楽しいし2時間があっという間だけど、もうちょっとひねりとか毒がほしい。
最初は逆の立場なのだと思って見てたから中盤真相が判明して、あーそういうことか、と。
これ、楽曲がイマイチだったら成り立たない作品だから音楽担当にあっぱれだね
奴の鷲鼻を強調するアングルやショット、多過ぎ。あとレスラー兄弟はマジまんまレスラー。あの、くんづほぐれつの場面はやっぱ同性愛だよな。
終盤、ことが起きた後の一連のシーケンスはアメリカの、とゆーか監督の戦争観が見えて引くわ。それまでがよかっただけに残念。
手料理のシーンはすごかった。「なんで笑ってんの」はアドリブかってぐらい自然。劇場でここまで笑ったの、何年ぶりだろ。