やわたさんの映画レビュー・感想・評価

やわた

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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テーマ詰め込みすぎてお話の強度としては少し物足りなく感じたのと、葛藤や呵責に合わせたカット割りと劇伴は意図的とはいえ過剰すぎると思ったけど、なんだかんだ3時間があっという間に終わったし、映画の主題と形>>続きを読む

ビッグ・ヒート/復讐は俺に任せろ(1953年製作の映画)

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完璧なフィルムノワール
ソリッドな語りと完璧なショット。
妻を亡くした後、悲しんでいるシーンを見せないこと、妻について多く語らないことで悲しみを際立たせているところとか、拳銃の映し方、バニオンのセリフ
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曽根崎心中(1978年製作の映画)

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話の展開自体は最初の15分くらいで予想がつくけど、演出の強度と梶芽衣子の演技の凄まじさで最後まで持っていかれる。
床下と脚を使った演出とラストの心中のシーンのショットが凄かった。
セリフが少しくどい(
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グッド・ストライプス(2015年製作の映画)

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ラストの和装の結婚式と菊地亜希子の表情が最高。音楽の使い方、セリフ、間が絶妙に良かった。
罪悪感プリン好き

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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会話・群像劇としては過去一
タクシーに乗ってから車内で会話するシーンを、タクシーの中にカメラを置いてワンカットの長回しで取るのカッコ良すぎ。
あとチチかわいい

青空娘(1957年製作の映画)

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テンポめっちゃ良いし、先輩女中のキャラとかありえない卓球の軌道も面白かった。

妻は告白する(1961年製作の映画)

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サスペンスというよりはメロドラマ。
ロープを切ることで宙吊りから解放されるから、そもそもサスペンスを撮ろうとしたわけではないのかもしれない。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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奥行きのある事務所、富士山が映るショット、高架下のトンネル等撮影が作品を通して良すぎる。
町工場の上司と山添の上司の関係の見せ方とか自転車、差し入れ、洗車などの演出。
PSMやパニック障害とは別に2人
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断崖(1941年製作の映画)

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決定的なシーンが映らないから、ずっとサスペンスが続く。細かい演出が丁寧。

Saltburn(2023年製作の映画)

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光と影の使い方とか色彩がすごく良かったから映画館で観たかった。