ywtさんの映画レビュー・感想・評価

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三茶のポルターガイスト(2022年製作の映画)

4.0

映り過ぎて引いている……

それにしても裏方スタッフどんだけの訓練を積んだら、こんなに冷静にカメラ回せるんだ。海老野心ちゃんのリアクションが一番正しい。それにしても、幽霊との交信ができるここまでの時代
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真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.0

とんでもない裏切りに次ぐ裏切りのハイブリットホラーに大爆笑でぶち上がったままトップスピードでTHE END!!

呪詛(2022年製作の映画)

2.0

お化け屋敷としては一級品だが、モキュメンタリーとしては一線をかなり超えている。お母さんのセルフドキュメンタリー魂に何よりも驚く。

サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

3.0

実際に起きたジョーンズタウン/集団自殺事件を基にしている。実際の自殺者は計918名。集団自殺直前の教祖の説法にあたる44分の「死のテープ」は事件の詳細の記載と共にWikipediaで視聴できる。

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ジャンクフード(1998年製作の映画)

4.0

日はまた昇りくり返していくTOKYO。98年の高校時代当時、このビデオをレンタルショップで摑まされた時は、どこか陰気でおどろおどろしいこの映画の良さがあまりわからなかった。今見返すと当時の都会の空気感>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

「怒り」の時もそうだったけど、李相日監督作のシーンバックが美しく切なく好きなんです。すずちゃんに、お前松坂桃李のことそんなに大切に思ってるなら、相手の為を思って身を引きなさいって、大人じみた正論をぶつ>>続きを読む

世界の終わりから(2023年製作の映画)

5.0

理屈を超越したエモーショナルさ輝くセカイ系。紀里谷和明監督の引退と、この世界を救えなかったヒロインがどこかメタに重なりとても切ない。

こんな映画が好きだなんてとても恥ずかしくてなかなか言えない。
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

2.0

ひたすらとっつぁ〜んが追跡してくるルパン三世みと今回のマクガフィンである「それ」の鍵や列車アクションやヒロインのコソ泥感にはインディジョーンズみを感じる本作。編集にも間延びを感じるし、音楽の貼り方もな>>続きを読む

LOFT ロフト(2005年製作の映画)

3.0

登場人物全員病気なんだから、その行動原理を理解できないのは当たり前。トヨエツから会心に放たれる二度の叫びを、受け止めきれたら我々の勝利。

2024/05/24 再鑑賞

降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

4.0

強引な間抜けな話ではあるが、その多少の脚本の粗さは、黒沢清監督の演出力と役所広司の演技力によって味となる。役所広司が開き直って逆ギレして幽霊をボコボコにする。「運命に納得できない」その言葉に同情の余地>>続きを読む

怪談新耳袋 劇場版(2004年製作の映画)

2.0

ネットミーム化して有名なバスケットボール幽霊の元ネタやGARO感満載で一目で誰の作品かわかる雨宮監督作や飛び抜けた可愛さが光る堀北真希出演の豊島監督作など。

回路(2000年製作の映画)

4.0

もう何度も観ているが、やっぱ好きだなあ。加藤晴彦が幽霊の肩を掴めてしまうあの裏切りの演出に油断して今回もドキッとしてしまった。貯水塔からの女性の落下のワンカットも、迫りくる女性幽霊の変な動きも全て最高>>続きを読む

おらが村のツチノコ騒動記(2024年製作の映画)

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ツチノコの話をする時、人はみな自然と笑顔になり、いい顔をする。まるで青春時代を振り返るようなそれぞれの目撃談の数々。ツチノコは本当に存在するのだ。

ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)

3.0

オリジナル版ではあまりわからなかったけど、こんな恐ろしい森絶対に近づいちゃいけない

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

2.0

数年後振り返れば、あの時のあのブームはなんだったのか、なんてことがある。その時代その時の波体験は、その時代その時に体験した者にしかわからない。20世紀末に生み出されたブレアウィッチ以降、あれ以上の低予>>続きを読む

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.0

公開当時、リアルな失踪ニュースを謳うような宣伝が実に上手かった。今見返しても、過度じゃない一線を超えない演出が絶妙。映画魂からくる常にカメラを回していたい説得力と、撮影者の緊張度によって、被写体がうま>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.0

黒沢清名物の車内シーン。あの絶望のどん底のドライブシーンでゲームオーバーと映画が終わってくれても、俺はニヤニヤしたかもしれない。

2024/05/17 再鑑賞

リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

4.0

正直、物語やその結末なんてものはどうでもよく、いつまでも浸かっていたい夢の中の不条理で不穏な世界観とデザイン。個人的に純粋に好物ジャンル。今回ふと見直した時、当時劇場で観た初見時よりも好きになっていた>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

つらい時、寂しい時、イライラしている時、この映画を繰り返し観ればええんじゃ。男にとってエナジードリンクみたいな映画じゃけえのお。人生に迷った時、極道もんにゃなっちゃいけんが、己の中で筋だけ通して堂々と>>続きを読む

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.0

虚無。役者にあえて素人を起用しているのもあり、お芝居に一切の熱量がなく、冷たい。とても冷たい。トラビスみを感じる、拗らせた持論と努力と集中力を持ち合わせる主人公。音楽や熱量が排除された分、切り取られた>>続きを読む

ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録(1991年製作の映画)

3.0

現場で心臓麻痺を起こすマーティンシーン。ずっとラリってるデニスホッパー。ぶよぶよに太り、セリフを覚えず、金ばかり要求してくる制御不能なマーロンブランド。それらに頭を抱え現場で自殺を考えるコッポラ。当時>>続きを読む

ダークグラス(2021年製作の映画)

3.0

ダリオアルジェントの新作ってだけで有難いじゃないですか。嬉しいじゃないですか。多少粗くても次から次へと窮地に陥る感じ、いいじゃないですか。全て先読みできちゃう感じもね、逆に心臓に負担が減っていいもんで>>続きを読む

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