これが20年以上前に撮られた作品にもかかわらず、今でも古さを感じないことに、人間にとってはセンシティブなテーマなんだということを実感する。
字幕だと細かなニュアンスが端折られてしまってるので、吹き替>>続きを読む
「仕事や資本主義の否定」「家族愛の押し付け」などとこの映画を批判的に捉えている人もいるらしい。
ただ、この映画のメッセージはそういう話ではなく、
『身近な人に愛を注ぐ人生が送れているかどうか、それが>>続きを読む
難病と共に歩むことを描いた作品は数多くある中で、難病本人よりも、周りに携わる人の生き様にフォーカスしている。
オギーを取り巻く人々の心情変化がしっかりと頭に入ってくるのは、同じ状況を立場の違う子ども>>続きを読む
世代じゃなかっただけに、率直な感想はQueenというバンドを知れて良かった、ということ。
これほどまでの伝記へと昇華させてくれたハートフルな演者には脱帽。
説明描写は一切不要な、圧巻の「ラスト21分>>続きを読む
『粋』を凝縮した映画。
特に男性心理描写が丁寧で、男性ならではの、女性はこうあってほしいという恋愛像を緻密に描いた作品。
『ローマの休日』と『或る夜の出来事』は、どちらも新聞記者と家を飛び出した令嬢>>続きを読む
脚本が素晴らしい。
のに、さらに編集技術を作画のクオリティ向上ではなく、脚本のクオリティ向上に使っていて…観ていて気持ちいい。
そして何よりも、こんな「人間臭く、泥臭い」映画久しぶり。それがこれだけ>>続きを読む
クストリッツァ作品の中でも『黒猫・白猫』は人間の喜怒哀楽を思いっきり詰め込んだ、ザ・人間賛歌。
ブッとんだ展開やバタバタした臨場感、ギラギラした生活感も相まって、全てのシーンが楽しめる。
疲れた夜、>>続きを読む
ド派手でイケイケのインド映画の良さは勿論、人生において大事なことを気持ちよく再確認させてくれる映画。
人からの信頼は人を動かす。そしてその行動がまた信頼を生む。バーフバリはそういう生き方をしてたよう>>続きを読む