YuichiroOhyaさんの映画レビュー・感想・評価

YuichiroOhya

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0


#99

念願の作品賞受賞おめでとうございます🎉

ノーラン監督がただの伝記を作る訳がなかった。構成、映像や音楽やはり素晴らしいですね。

オッペンハイマーの生涯を通して、ノーラン監督の内側を垣間見
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5


#98

アニメ放送年に生まれ、中学高校時代にアニメ・旧劇にどハマりし、新劇が公開される都度ワクワクしていたエヴァ。

細かな考察なんていらないじゃないか。
だってエヴァの行き着く先は、純粋な愛の物
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0


#97

恋人の変化に気付くことは、時に嬉しいことでもあり、時に悲しいことでもある。

それが運命的な恋なら尚更でしょう。

ささやかな日々の中でも、徐々に感じるすれ違いを描き、気づいた時には心も遠
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2


#96

久しぶりの劇場ということを差し引いても、圧倒される映画体験でした。


「時間を逆行する」ことで過去に干渉し、1つの時系列の中に順行と逆行する人々が存在というのが面白い。


只、順行・逆
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0


#95

野原ひろしの声をあてていた声優:藤原啓治さんの訃報、心よりお悔やみ申し上げます。

今作を初めて拝見したのは、自分がまだ小学生の時。
当時は、洗脳された大人達の変貌振りに、恐怖すら感じたこ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0


#94

'20年のオスカーにて、撮影賞・視覚効果賞・録音賞に輝いた本作。

圧倒的な没入体験という触れ込み通り、自らが戦場にいるかのような緊張感。
それは見終わった後に、ドッと疲れがくるほど笑
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8


#93

笑って泣けるジョジョの成長譚。

舞台は、ナチス政権下のドイツ。
迫害されているユダヤ人に焦点を当てる作品は多いけれど、ナチスが行う人道に反する政策に疑問を持ち、葛藤するアーリア人家族に焦
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5


#92

見終わった瞬間の率直な感想は、

『めちゃくちゃ面白かったよ、なにこの映画(^^)』

という感じです。

貧困層が富裕層に寄生して行く様を、テンポ良くコミカルな台詞回しと共に描く。一方で
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0


#91


題材は、10人もの犠牲者が出た未解決事件『華城連続殺人事件』

猟奇殺人犯を無事捕まえられましたーめでたしめでたし...
みたいな話じゃないところが個人的に好き。
どちらかというとパク刑
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0


#90

スカイウォーカーサーガ九部作の最終章。
まず、スターウォーズに出会え、リアルタイムで完結を迎えられることが幸せでしょうがない。

再度メガフォンを取ったJ.J.エイブラムスも、スターウォー
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.7


#89

真の静寂とは、音を伝えるものがない空間でしか存在し得ない。

その静寂は、空気も水もない宇宙空間にあり、
時に美しく・時に恐ろしささえも感じる。


壮大かつ雄大な宇宙の美しさと些々たる人
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8


#88

作品の題材としては、高校生という多感で自我が目覚めつつある年齢の時に、卒業や進路に揺れ動く主人公レディーバードの心の葛藤と家族愛。

『愛情と注意を払うは同義』というシスターのセリフが、母
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.6


#87

どうしようもない共依存なツチダとセイイチ。

結びつきは強いけど、お互いどこか別の方を向いているような気がする。

一度距離を置いてみて、自分達は似ているようで似ていなかったことに気づく。
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.8


#86

スティーブン・ホーキングの生涯を描いた今作。
主演のエディ・レッドメインの演技が素晴らしく、オスカーの主演男優賞も獲得。エディの好演もさることながら、フェリシティ・ジョーンズ演じるジェーン
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5


#85

待ちに待ったJOKER、遂に公開!

全体的な感想としては、
ヴェネツィアで金獅子賞獲ったという前評判とバットマンファンからの過度な期待という高いハードルを見事に越える一本だと感じました。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0


#84

タランティーノ×ディカプリオ×ブラピの豪華布陣で臨む今作。
脇を固める演者陣もかなり豪華。
マーゴット・ロビーが安定の美しさ。
アル・パチーノが醸し出すイケおじ感。
マーガレット・クアリー
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アス(2019年製作の映画)

4.2


#83

昨今ホラー/スリラー作品で注目を浴びるジョーダン・ピール監督の最新作!
遂に公開でございます(^^)

前作『ゲット・アウト』の脚本の緻密さでオスカー受賞など脚光を浴び、どうしても前作と出
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天気の子(2019年製作の映画)

4.2


#82

今作を見た率直な感想は、

新海誠監督作品をどこから見始めたかによって、賛否が分かれそうだな。

ということ。

つまり、
「君の名は。」から見始めたか、
前々から新海誠監督作品を追って見
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0


#81

前作までの3部作で感動の完結を迎えたと思われたトイストーリーシリーズ。位置付けとしては、今作の4で完結らしいですね。
今作はシリーズの中で不要なのではないか?等々の意見、つまり「存在意義」
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.5


#80

涙を流した映画って、皆さんは何本頭に浮かびますか?


私は2本ありまして、『グリーンマイル』と本作である『トイストーリー3』です。


ピクサーさんの本気と言いましょうか、
・シリーズを
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.2


#79

おもちゃの意義・存在価値とは?

おもちゃの本質的な幸せとは?


トイストーリー1と比較しても、別ベクトル且つ少し哲学めいたメッセージ性があるトイストーリー2。


使われて初めて価値を
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.8


#78

「飛んでるんじゃない。落ちているだけだ。かっこつけてな。」

アラジン(2019年製作の映画)

3.8


#77

結論、映画としては素晴らしい一本。やはり原作最高。

オリジナルへのリスペクトもさる事ながら、昨今ハリウッドで流行りつつある?ミュージカル調にリメイク。まぁ楽曲制作陣がベンジ・パセクとジャ
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アラジン(1992年製作の映画)

4.5


#76

アグラバーの貧困地区に住む、心優しく賢い青年アラジンと美しく男勝りな性格のジャスミンとの身分違いの恋とジーニーとの友情を描いた作品。まさに真実の愛。

愉快なキャラクター達もとても魅力的。
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.0

#75

前作から50年以上の月日が流れ...
ほぼ完璧な家庭教師、メリー・ポピンズが遂に帰って来ましたねー。

現代のアニメーションを取り入れつつも、ディズニータッチのシーンも織り交ぜつつ、メリー・
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.2

#74

Disneyアニメーションと実写ミュージカルを融合させた名作。
'64公開であり、オスカーの視覚効果賞にも輝いているということから、当時はかなりの衝撃があったのかなと思います。

現代の子達
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5


#73

オスカー作品賞おめでとーございます(*´꒳`*)

人種問題を取り上げた作品が支持される傾向があるのは、例年通りなのかなー。
意外にもジョークのセンスが良くて、重苦しくならずに観れる作品で
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エスター(2009年製作の映画)

3.5


#72

見た目は子供、頭脳は大人、その名は美少女エスターちゃん。

※個人的にはマックスが1番可愛い(^^)

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5


#71

ラフィーナの気を引きたい一心から始まったバンド"Sing Street"
そんないかにもな理由から始まったバンド活動を通して、友情や家族愛・夢を追うことの大切さに気づくといった内容。
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.5


#70

『何もしないことは、最高の何かにつながる。』

この言葉を聞いた時に、意味が分からないと思ってしまった時点で、子供の心を忘れてしまっているのかもしれない。

仕事・人間関係・その他諸々に追
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6


#69

ゴールデングローブ受賞おめでとうございます🎉
QUEENの名曲と共に、彼らの葛藤・熱狂や興奮を上手く描き、観客の心を引き込んだ賜物なのではないでしょうか。

さてさて心に響く歌声を持つアー
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5


#68

クールジャパンを代表する名作であり、超イケてるアニメーション作品のひとつ。


ネオ東京の街並みや金田達のバイクの近未来感が堪らなく格好良い。


作中の設定も80年代とは思えないもの。
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マスク(1994年製作の映画)

3.5


#67

ジム・キャリー主演のコメディ作品と言えば、マスクでしょう!

一家に一匹、マイロちゃんが欲しいなと思ったり、ただただキャメロン・ディアスの色気が半端ない。

真面目な所で言うと、外面だけで
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6


#66

スパイダーマン3で登場したヴィラン、ヴェノム!
今回はダークヒーローという位置付けらしい?!

予想してたストーリーとは違かったけど、寄生獣を連想してしまったのは自分だけでないはず。途中か
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5


#65

最近のトレンドとなりつつある人種差別問題をテーマとして取り入れた不気味なスリラー作品。
登場する人々の"何かがおかしい"という違和感が、恐怖を掻き立てており、不気味な人間の方が実体がある分
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8


#64

なんかモヤモヤして気持ちを入れ替えたいな〜と思う時に観るべき映画の1つだと思ってます。
主演はジム・キャリー。口達者でコミカルなカールにバッチリハマったキャスティングですよね!
そしてズー
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