ゆうさんの映画レビュー・感想・評価

ゆう

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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.0

ちょっと自分には合わなかった…

だがかもめ食堂のアアルトのダイニングセット、片桐はいりさんが最初の方に来ていたボーダーなどなどは、約20年の時を経ても全く古い感じがしなかった。いいなぁアアルト。
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幸福と栄光(Happy & Glorious)(2012年製作の映画)

5.0

映像化がないのが残念…

人生変わっちゃったショー。
イギリスの持てるカルチャーをハイロー関係なくこれでもかとミックスした大盤振る舞いだった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

原爆の開発者だという文脈を置いておいて、科学者の伝記として興味深い。

【感想①】家族は辛いよ
縁もゆかりもなく、目的も期限も分からずロスアラモスという不毛の地に帯同させられた家族の大変さに思い馳せた
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

現実世界ではこんなに上手くいかないとしても…このエンドは復讐の本質なんだと思う。

めちゃくちゃ面白かったけど、ただただ悲しい……

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

いつか観なきゃと思っていたので。

フルメタルジャケットってあのシーンで出てくるんだ…が感想。冒頭のシゴキシーンのおかしみ以外、自分にはいまいちなんの感情も想起されない映画であった。

この映画を観て
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.4

樹木希林さんはみんなのおばあちゃん。
「の、のりこちゃん、自分を責めちゃぁだめでしょ。」

雨の日は、雨を聞く。五感を使って、全身でその瞬間を味わう。
雪の日には雪を見て、夏には夏の暑さを、冬には身の
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JSA(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

テーマ上、終始重いのかな〜と思いつつ観ていたら、笑える部分が沢山あった。というかコロコロと場面ごとに映画のトーンが変わっていく。さすがは韓国、2000年時点で映画のレベルが高いなと感じた。

冒頭よく
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エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

3.5

・おそれは新たなおそれを生む
・1作目の方が好みだったかな。でもエリザベス女王のケイト・ブランシェットが見られて満足。

エリザベス(1998年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

エリザベス「When I’m queen, I’ll act as my conscious dictates. 女王になったら、良心の従うままに行動します。」 かっけぇぇぇ!

・ジェフリーラッシュ
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジュディの身になって、人間への不信感をジリジリ体験できるVR映画だった。(それは作り手にその意図があるのか、はたまた私が人間不信過ぎるのか。)伝記に見せてサスペンス映画だった。

秘書のロザリンの表情
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

※地震のシーンがあります
実際の信仰にどれほど忠実かはわからないけど、異国趣味…という感想。だったら、ハイチの人々で作ったエクソシストをこの予算で見てみたかったかも。終始あんまり乗れなかったけど、お父
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.6

光の速さで街を、時を駆け抜ける映像表現と音響が新鮮で、初めてみる感覚だった。あと時間の重層的なコラージュみたいなシーンも面白かった。
器用すぎでは?一家に一人欲しい。

デヴィッド・ホームズ 生き残った男の子(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

世界的シリーズの大切な大切な役者。人間の尊厳。出てくる人出てくる人、本当に素敵な人たちばかり。真摯で丁寧なドキュメンタリーだった。

41:00- 事故後
1:09:44 一番好きな看護婦さんとの会話
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

隙がない…!
世界観が好みかどうかゲーな気がする。
ちょっと言葉での説明が多かったかな…

同じピクサーなら、インサイド・ヘッドとかソウルフル・ワールドの方が少し抽象的で、議論の余地があって好みだなぁ
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.8

ロストイントランスレーション
「私行き詰まってるの。歳取れば楽になる?」
「いや…そうだな、楽になるよ」
「そうかな?あなたは違うみたい。」
「自分自身や望みがわかってくれば、余計なことに振り回されな
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

世界観や時代感がとても好みだった。

ちょうど海外へと向かう配偶者に帯同する最中に見ていたのでどよんとした。

バービー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

積極臭くならない絶妙なバランス。
小ネタにはたくさん笑ったし最高のコメディ映画。最近長い映画の多い中、ふと「I’m just Ken」の途中で止めたら残り20分で、体感時間が早すぎてびっくり。

元気
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

This device cures heartbreaks

精神的に辛い時、現実逃避できる手段がスケートなのだと。暴力や理不尽の多い家庭環境に育つ子が多く、心がキュッとなってみていてしんどくなってし
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スケートカルチャーに興味が出てきたので。

スティーブンが、他のファックシット達に比べてあまりに小さくて、不安定で心配になる。

レイはすごく冷静に他の友達の状況をよく見ている。彼の他の演技も是非見て
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

よくできてる!!!!!

山に最近興味ある自分としては、最後がめちゃくちゃ好みだった。
「山に散骨するのは違法である」でちゃんと笑わせてくれたところも素晴らしい。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

バークレーの合否を家族で見るシーンで咽び泣いちゃった。
友人たちとの感想会の課題になったため鑑賞。

■感想会で出た主な感想
・文句のつけどころがない
・引き算のすごくうまい映画。無駄がない。
・お母
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

トゥルーマンの笑顔がちょっと怖い。
映画の初めの方から、やたら商品らしきもの/広告が映り込むなぁと思っていたけど、そういうことだったのか、と納得していった。

この人生が決まりきった箱庭の中で全て与え
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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

まさかの政治問題にまで発展していくという…
世の中ってグレーなことがあるものだ。
例の作品の行方もわからないとはなかなか興味深い。

クリスティーズが、オークションに向けて大々的に(外注までして)マー
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ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

4.5

なんとなく観てたら「横浜物語」と有隣堂が出てきて嬉しい!!

人の、街の歴史って興味深い。
当たり前だけど、街って変わっていくものだなぁ…

街のいろいろな人の気遣いも良かった。確かに、そこには人の温
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

やっと観れた!

キューバのラウー(リュートに似たもの)の面白い。
リュート系といえば中世〜ルネサンスあたりの古典的な響きでお馴染みだけど、ラテンの音階が弾かれた時の音色が新鮮だった。

各々のメンバ
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.2

「OBEY」「CONSUME」「GET MARRY AND REPRODUCE」「NO THINKING」の文字だらけなった世界の絵力が強かった。アイデアがすごい。陰謀論にハマってしまう人はこんな感じ>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

やっと観られた!現代と60年代のロンドン、2つの時代を行き来するような世界観がとっても良かった。

・エロイーズ(トマシン・マッケンジー)の声が本当に良かった。
田舎から出てきたばかりで、ピュアで素朴
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CUBE(1997年製作の映画)

2.5

果てしない人間の愚かさーー
ニヒリズムにはキリがなさそうだ。

人間ドラマがあんまり好みじゃなかったのが痛かった…。あまり乗れなかった。

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

5.0


原題が「スコア」っていうのがかっこよすぎ!!!ずっと観たかったドキュメンタリー。観てよかった。オーケストラ音楽が創られていく過程を見るのはいつだって楽しい。

・収録する街や部屋次第で音が変わる。
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.7

藤原竜也がすでに全力で藤原竜也していてすごい。柴咲コウ、栗山千秋もすごくキャラが立ってて強い。

改めて見ると、演技が演劇っぽいなぁと思った。

なんだかんだバトルロワイヤル物の中では一番好きなのかも
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プラド美術館 驚異のコレクション(2019年製作の映画)

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*資料ということでレートはしない

1936年、プラド美術館館長に任命されたピカソはこういった。「芸術は、日々の生活のホコリを、魂から洗い流してくれる。」ーー

プラド美術館の成り立ち・歴史や、収蔵さ
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エルトン・ジョン スーパースターの全貌(2019年製作の映画)

3.7

・ド派手な衣装はアメリカのピアニスト、リベラーチェに影響を受けて、と認めていた(リベラーチェの存在を初めて知った。)
・ドラッグの依存から立ち直る集団療法の中で、ドラッグを恋人に見立てて別れの手紙を書
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バックコーラスの歌姫たち(2013年製作の映画)

3.9

・We, in the music industry, especially for African American woman people, need to know our worth. I >>続きを読む