babaちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

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クイーン:ロック・モントリオール1981(1981年製作の映画)

4.1

1週間限定のIMAX上映をお嫁さんの誘いで 有り難い。
久しぶりに映画館で観賞。

知らない曲が多くアレンジも多い。
フレディの観客を乗せる上手さ。
共に作り上げるライブパフォーマンス。
そして観客の
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復讐のトリック(2017年製作の映画)

4.0

低評価だが面白かった。
原作「歯と爪」ビル・S・バリンジャー著
日本から解放後の朝鮮に置き換えた物語。

1948年の法廷から始まる。
法廷とラブストーリー交互の時系列構成。
映像や当時のセットやポス
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.7

草競馬が商売として成り立つのか…
広大なアメリカの国土

父を亡くし馬を助けたい少年の逃避行。
少年が一人で世の中に出ていく孤独。
叔母を探す行程で仕事を得たり盗みをしたり…
現実の厳しさを身をもって
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.4

ど派手なハリウッド的。
スピード感半端ないカーチェイスや銃撃戦
CIAにスカウトされて暗殺指令。
地下から奇想天外の脱出おおーー
共に戦う女性カッケー。

よその国でやりたい放題だな笑

最後は不死身
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

5.0

ウォン・カーウァイのプロデュース。
画が斬新で美しくシャレてる。
音楽や色彩や画角のこだわり。
コメディチックで始まり涙で終わる。
カクテルとネーミングが素敵。

余命僅かな友ウードのためNYから帰国
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カミーユ・クローデル(1988年製作の映画)

3.8

本人写真カミーユのあどけない美しさに驚く。
情熱的で気性が激しいカミーユの壮絶な人生。

芸術家にモラルは求めないが
内縁妻とカミーユを手中の身勝手ロダン。
カミーユからインスピレーション受けるロダン
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刑事ジョン・ルーサー: フォール ン・サン(2023年製作の映画)

3.8

犯人の悍ましさ。
公表は死よりも辛い秘密を探る犯人。
その情報で脅迫し様々な方法で死に追い詰める。
犯人の悍ましさにも増して
自分の手は汚さないサイト加担の利用者たち。
リアルにありそうでゾッとする。
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愛しの母国(2019年製作の映画)

3.9

建国70年を記念して作られらた作品。
節目の年代を追ってのオムニバス。
自国民に向けての映画。
建国当時は希望があったろうね。

国旗掲揚にまつわる実話。
建国祭典で国旗掲揚を任された科学者の奮闘。
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愛しの故郷(2020年製作の映画)

4.0

広大な中国の美しい村や山や自然
絶景名所案内的なオムニバス5話。
名優たちがコメディを演じる。
探す楽しみもある。

病気の叔父に保険証貸す
グオ・ヨウの二人羽織芸笑笑

UFOが現れた山岳村の騒
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盗まれたカラヴァッジョ(2018年製作の映画)

4.0

虚実のあるサスペンス。

政治家アドバイザーの母と住む娘ヴァレリア。
映画脚本家の恋人でゴーストライター。
謎の老紳士から「キリスト降臨」盗難の真相を聞かされる。
それを脚本にすると映画化決定。

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バービー(2023年製作の映画)

2.0

資金を投じたであろうバービーのピンク世界。
中途半端なおふざけモード。
話題なので観たけれど…
演じた美人はバービー人形そのもの。
伝えたいことあれもこれもで???

何故ヒットしたのか解らない。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.0

初めてのゴジラ映画。
青く光るゴジラはいいね。
少年の夢を映画にしたのねー。

全体に香ばしさ満載。クサイ。
不謹慎にも感動シーンで笑っちゃう。

ぼそぼそ時のセリフに字幕が欲しい。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.0

カズオ・イシグロ脚本で期待したが
テンポが遅く話が進まない。
情緒的に描き過ぎ。

黒沢版の課長が生まれ変わる象徴
happy birthday songのニクイ演出がなかったな。

スコットランド民
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Winny(2023年製作の映画)

5.0

Winny事件は皮肉にもYouTubeを見るようになり知った。

見す見す天才を抹殺してしまった。
これで何十年も遅れたという日本の技術。
グローバルプラットホームがない日本。

後進のため7年闘い無
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二重生活(2016年製作の映画)

2.0

「哲学的尾行」
ちょっと何言ってるのか解らない。
これ学問?ただの覗き見ですよね?

ランユー 4Kリマスター版(2001年製作の映画)

3.5

都会に馴染んで洗練されゆく藍宇役の劉燁
藍宇は純粋にトントンを愛し、
トントンが真実の愛に気付く時…

この主役で劉燁は台湾映画賞「金馬奨」
最優秀主演男優賞を史上最年少で受賞。

2001年の香港
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ジュリアン(2017年製作の映画)

2.5

離婚する両親の間で揺れ動く少年の哀しみ…
胸が締め付けられるだろうと覚悟して観たが…
あれれれーーー???

みんな父親から逃げている。
父親怖い。ジュリアン可哀想。
父親は粗暴で自分の気持ちのまま行
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

コメディといっても哀しみと裏腹な笑い。
上質な文学作品を書いている主人公。
ステレオタイプの黒人文学の風潮にウンザリしている。
ところが、戯れに書いた小説が大ヒット笑
母介護費の必要に迫られ犯罪者とい
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海(2016年製作の映画)

4.5

独特の世界観と映像美。
時系列の構築。

太平洋戦争前と後の上海。
ギャングの脅し殺しと日常生活。
諜報活動で現地に溶け込む日本人。
長期的な計画凄いなー。
浅野忠信の上海語巧過ぎ。

ボスの奔放な愛
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

5.0

ぶっちぎりのブラックコメディ。
最初のグロさにびっくりする!
怖いが…ホラー感はない。
テンポよく飽きさせず、皮肉たっぷり。
そして途切れなく笑える。

美食の国フランスさすが笑
肉を食べないビーガン
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

4.1

日本映画「100円の恋」のリメイクを手掛ける
監督・主演のジア・リンの作品。
分かりやすく共感できるストーリー。

タイムスリップして若い時の母に会う主人公。
1980年代の中国。
皆が等しく貧しいが
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正欲(2023年製作の映画)

3.6

嗜好の多様性。
この世に生きにくさを感じている人の疎外感。
一人ではないと思えることの安心感。
犯罪と紙一重というか犯罪もあるが…
優しさが詰まっている視点…
が私の理解が及ばず…
当たり前ではない世
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1950 鋼の第7中隊(2021年製作の映画)

4.4

中国の潤沢な資金と豪華俳優陣。
監督チェン・カイコー/ツイ・ハーク/ダンテ・ラム

壮絶で肉弾戦の不毛な戦い。
原題「長津湖」名を残す戦い。
日本が建設し北朝鮮で未だ現役使用「長津胡ダム」
その辺り
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

知人のお薦めで観賞。
ジャズに疎い私。
音楽の視覚化はいいね!

「友情・努力・勝利」
少年ジャンプ理念のようなストーリー。
その上に困難に打ち勝つ。
ジャズに対する熱い思いなどなど…
ピュアな人には
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

5.0

イーサン・ルアンがよかった!
思いがけず良作だった。
始まりの掴みから飽きさせない134分。
バイオレンスに終わらない。
エンタメ社会派。

人の弱みに付け込むクズ。
ヤクザや宗教人。
馬鹿は死ななき
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.8

中国西北地方の農村
貧しいが美しい二人。
互いの家の厄介者二人が結婚させられる。
やや半身不自由でお漏らししちゃう嫁
兄にこき使われてきた実直な夫。
丁寧に描かれる二人の暮らし。
互いに大切な存在とな
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

エンドロールに驚愕!
堀 貴秀の名前の羅列と撮影の様子。 
何から何まで一人って!
監督・原案・製作・撮影・全ての声・デザインなどなどなど…
劇団ひとりか!

絶望的な世界観。
意味不明な言語。
境界
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.6

オレオレ詐欺から展開してゆく物語。
緻密な計画の詐欺組織。
それに関わる面々。
複雑な親子関係。
ネリと弟の関係。
時々正常に戻る曼荼羅の宇崎竜童いいね笑
天童よしみの姉御合ってた笑
東京のサイコパス
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悪女(2023年製作の映画)

3.6

ぽちゃり女に老いらくの恋の父。
恋は盲目とはいえ怪し過ぎる女。
老母の介護で疲労ということで笑

ニュースを操るマスコミ報道。
出世欲の検事と政府高官。
総理の甥インサイダー取引事件の操作。
などを絡
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神様メール(2015年製作の映画)

4.0

ブラックで皮肉のコメディファンタジー。

サイテーな天国とパパ神。
パパ神の嫌なヤツっぷり巧い笑笑
パパのPCで操られている人間界。
ジーザスクライストの妹エア家出。
出エジプト記笑
新・新訳聖書を記
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.8

雨月物語の世界観。
自死の女の執念。
その女の怨念で入り込んだ異世界。
精気を吸い取られてゆく男。
亡き父母に会えて幸せな時を過ごす。

現在に引き戻した友情。
生き方を見直すことになる夏の出来事。
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街の上で(2019年製作の映画)

3.7

古着屋 カフェ 恋愛事情… 
オシャレな街の若者たち。
ありのままのような会話。
今時のこんなにゆるい若者たち。
興味深かったな。

ダラダラしながら見るのによかった。
PCしたり食べたり飲んだり、ら
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

2.5

優しい犯罪者たち。
疑似家族になり繋がってゆく。
この世に生まれたことの賛歌。

是枝作品が合わない私。
面白く観ていたが急に苦手意識がきた。
暗くして「ありがとう」のベタな演出。
キレイごとで安っぽ
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黒の教育 ディレクターズカット(2022年製作の映画)

4.2

卒業式を終えた解放感と惜別。
悪ぶる3人のやり過ぎ悪ふざけ。
コメディと思って見ていたら…
意外な展開の飛んだ災難に。
因果応報にしてはカワイソー。
ヤクザ親分の貫録。
これが題名の「黒の教育」こえー
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スマホを落としただけなのに(2023年製作の映画)

4.1

冒頭のスマホ依存の軽快な描き方巧い。

スパイウエアって凄いことできる。
暗証番号や何もかも全て把握される。
カメラでいつも見られている。

爽やかイム・シワンがこんな気味の悪い役。
日本版のリメイク
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.5

スマホを落とすとホントに恐ろしいね。
情弱な私はびっくり。

犯人の動機が安易。
他人になりすましも関係変わらず、の違和感。

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