ちくわさんの映画レビュー・感想・評価

ちくわ

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時をかける少女(1983年製作の映画)

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CGが本格化する以前はこれが最先端だったんだろうか。時空を彷徨うシーンのマスク合成がゆらゆらみたいな。
背景に絵を合成するなどチャップリンの『モダンタイムス』などでも見られる特殊効果に古き良き映画製作
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

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一度は耳にした事のあるタイトル。
テーマの重さもあり、受け止め切れる自信がなくなかなか観ようとはできなかった。
噂に違わず重厚で、覇気を感じる作品だった。
なかなか今、撮れる作品ではないと思った。
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マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

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直接的な表現がないのに主人公の不安、恥じらい、思惑が理解できた事に
演出、演技、撮影の手腕の凄まじさが表れているなと思った。孤独とロマンスの行き来にちゃんとドキドキできた。
その関係性に好感を抱きつつ
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

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白石(和)監督の映画としてみれば新鮮だった。古風ではあるがきれいな話だった。
フォーカスの深度が結構浅い。
ハレーションや明暗の差など大胆な照明設計、市川徳充さん。

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

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いい映画だったーー
きれいに繋がってく。
複雑なバックストーリー、生まれ持った障がい、闘病、民族や宗教による、様々な多様性を説明的にならずに
リアルな演技と演出、最低限のカットで見事に丁寧に描いていく
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ある男(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今まで観てきた近藤龍人さんが撮影の作品で一番ズシンと重く、痺れた作品だった。

静かな映画だけど、カメラアングルから裏に絶対なにかあると感じずにはいられない奇妙な高揚感があって、
見ている間ふわふわし
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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その人からしか見えない世界がどれだけ暗く救いがないものなのか、予期しないタイミングで訪れたり可視化されないからこその辛さが打ちつける雨、炭酸水などと重なり「透明な地獄」のようだった。
癖のある2人のキ
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事件(1978年製作の映画)

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泥臭く、とことん人間らしく。
身につまされながらもロマンを感じるこの
感じ、同監督の『砂の器』を思い起こされる。
奇をてらうまでもなくド正面から事件と人間を描くこれが新藤兼人の脚本なんだ、、と。
凄い
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ホペイロの憂鬱(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アマプラで3.9点と高評価だった事から観てみた。
終盤のサッカーの試合など、規模感や相手サイドをあまり映さないあたりから
撮りたくても無理だったんだろうな…という事情をどうしても感じずにはいられなかっ
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草の上の仕事(1993年製作の映画)

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野原、風と草のざわめき。
淡々と草刈をするふたりがいた。職人気質の男と影のある青年、すれ違い次第に距離は縮まっていく。
猥談のシーンと、ふたりしてとあるモノを見つめるシーンが秀逸だった。

ほんとにシ
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

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トゥルー・ロマンスだけまだ見たことない😩

ヘイトフル・エイトまでの8作品のキャストの中でも意外な人たちがインタビューに応えていて豪華だし、嬉しかった。
皆んなタランティーノの映画で知った、お気に入り
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東京画(1985年製作の映画)

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なんでもっと早くみなかったんだと思うほどに貴重すぎた笠智衆と厚田雄春のインタビュー。小津組について語る2人の口調があまりに肉感的で。


令和の今、レトロだ何んだと言われて好まれている80年代の文化も
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都会のアリス(1973年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『パリ・テキサス』でもカメラマンを務めたロビー・ミュラーが本作でも撮影を担当してると知り視聴してみた。でも車にスタッフらしき映り込みがガッツリあってマジかと思った。即行で回してるかのような雰囲気。>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

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アンソニーホプキンスがかっこよすぎた
ブラッドピット、イケイケのあんちゃん意外にも繊細な役で当たりが多い印象

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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フィルム。4:3。夜明け前の街並み。
冒頭からいきなり引き込まれた。
静寂に差し込むビビッドなライティングを観て、ヴェンダースだと感じた🟣 沁み入る影。木漏れ日。
下町。TOKYO。
日本のトイレの衛
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

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最高に極端で刺激的、たとえマイナスからであっても漲るパワーが半端ない。
自分が好きなクリエイティブにまつわるエピソード、破滅的な世界観が満載だった。
矛盾。理屈で言い表せない。愛こそがすべて。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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イヤーな映画だった(笑)
「キング・オブ・コメディ」を彷彿とさせる怪物映画。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

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もっとくだけた映画と思ったら、
だんだんと違った映画に。おもしろい。

前知識は、
どんでん返しと、とあるアドリブシーン。

お茶目さと見えてこないストーリーテリングの両立が楽しかった。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

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いやー前向きになれるし本当に尊い気持ちにさせてくれる。

それまでのワクワクとはちょっと違う、ザ・歴史モノ的要素の強い作品。
しかしやはりというか、明るく楽しいBTTFスタイルが貫かれていた。

時計
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

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久々に映画見てワクワクできた。
スリリングな展開作るのがほんと上手い。
まさかと思う細かい要素がちゃんと伏線として活かされてるし📕

プロデューサーでありロバートゼメキスの師匠でもあるスピルバーグのエ
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溺れる魚(2000年製作の映画)

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うん、
世紀末の これから日本どうなっちゃうんだ っていう共通の認識?がおそらく当時蔓延してて、分かんないけどなんかエモいぜってやつをやりたかった感じ、
ビジュアルは嫌いじゃない、むしろ好きな方。エモ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

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1人で見るには退屈すぎた
007×トランスポーター×ワイスピ みたいな
スタイリッシュに見せてるけど大味だった
舞台、設定、キャラクター、それ要る?って要素が多く、
こんなに個性を感じられないM:Iは
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

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カメラがやたら動く動く。銃も爆弾もドカドカ使う。陽動作戦>隠密行動かと思ったら
ラグジュアリーなスパイ映画としての面も見せつつ。「いいとこどり」過ぎる気が。
個人的にちょっとセンスが合わなかった2より
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

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どんなCGを使おうとも古き良きスパイ映画、いや良きかは分からん
ちょっとここからマンネリ感が否めなくて

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

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ぎりぎり脂ノリのいいトムクルーズ、悪く言えばいつものトム。
でも映画業界の屋台骨としてしっかり、誰もやらないことをやってくれる最高の「映画バカ」だとおもってる、

あと本当にアクションシーンでの「やら
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

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わーい 見たかったやつ🇬🇧
皆んなキャラが立ってるなぁ、ブラックユーモア皮肉たっぷりだけどちゃんと良い映画。
サイモンペッグ芝居のリズム管理がすごすぎる。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この世も黄泉の国も、地獄には変わらないかもしれない。
どうしようもなく残酷だけど、美しい。

M(1931年製作の映画)

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サスペンス映画のお手本のような作品。
私的制裁とも言える闇社会の住人達による裁判と犯人の独白、これが一番見たかった。
犯罪者側の己を抑えきれぬ精神の脆弱さ、冷静さを失い一方的な断罪へと傾きやすい大衆の
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