Yさんの映画レビュー・感想・評価

Y

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

前半はのんびりしすぎてて、後半はポール・チャニ・ポール母の心理状態とその変化が理解できなくて、なんとものめり込めきれなかった。最後もさすがにあっさりと制圧できすぎでは?かなり期待を大きくして見たせいも>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

ハビエル・バルデム怖すぎるだろ。今まで見た映画の中で一番怖いキャラクターだったかも。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

主人公に感情移入させたいならもっとましな人物設定にすべきだったし、‘最悪な’人物という描き方にするつもりだったとしたら彼女自身に起きた出来事が微妙だった。中途半端に入るナレーションも余計だったし、どう>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.4

親しい人のことを他人に対して描写する時、必要以上に悪く言ってしまうものだよね。
出会った頃に都合よく戻ればどんな関係もうまくいくに決まってるしそれが可能なこの映画の世界で、互いの愛憎を理解し合って今度
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.9

ドラマ版視聴のための予習として。
ベネット家姉妹に見惚れて終始ニヤニヤしながら鑑賞した紳士諸君は多いのでは(は?)

メランコリア(2011年製作の映画)

3.7

メランコリアが迫っているときがとても綺麗。主人公に強く鬱感ある出来事が起きまくるわけでもないが、キルスティンダンストの顔の演技で表現しきってた。

ドッグヴィルを離脱してしまったのでこちらを見た次第だ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

ゴジラが出演する朝ドラ。
これが成功例として日本映画界に認識されてしまうとしたら、本当に残念。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.5

予算か時間の都合かで中途半端になったような終わり方以外は完璧。これさえなければ5.0だった。
メイソンの人生の過程を、半分は本人の視点で、半分は彼の周りの大人の視点で見れた(俺の年齢がちょうどこの狭間
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生きる(1952年製作の映画)

3.7

こういう時代の映画、登場人物達が”歴史上の人”と感じてしまうのが多いのだけど、これは別。2020年代に生きる自分と同じく各々の生活を送っていたありふれた人だと認識できる。そういう観点から普遍的な映画だ>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.8

シンドラーの内面描写が少しクリアでなくて、一体いつから彼がわざとかくまう気になってたのよくわからなくて、のめり込めきれなかった。

それと、中途半端に登場人物にドイツ語を喋らせるくらいなら最初からドイ
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

マリオンとの現実での邂逅場面は都合がよすぎるが、しかし全体としてはとてもハートウォーミングで日曜にぴったりな映画だった。

これから挙動が不審なおじさんを街で見かけたときは、あの人は元々天使だったんだ
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都会のアリス(1973年製作の映画)

3.8

音楽CAN!?となって再生したが、どこで使われてたんだ

夏の遊び(1951年製作の映画)

3.9

高緯度地域特有の暑すぎなくしかし日は長い夏、そんな時季を美しい湖畔で過ごすという夢に描く理想の(そして一生経験できないであろう)夏休み。
その夏が悲しい事故で終わってしまったものの、終わりがあるからこ
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.5

自分の映画鑑賞史上最大級の爆睡。うとうとしながら”あの音”でハッとなりまたうとうとしては起こされるを繰り返し、自分が今何を見ているのか(あるいは聞いているのか)曖昧になり、これが現実か夢か映画かわから>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

オッペンハイマーの人生と人となりを十分以上に描いた伝記系としては非常にいい。いいんだけど、終わり1/4ぐらいにかけての退屈さと人物どうしの関係の複雑さには参ってしまった。連鎖反応を起こして核兵器の軍拡>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.6

前半と後半で何が”異なる”のか、たったそれだけの訳をわかった状態で鑑賞するだけで全く面白さが変わるなこりゃ。映画は少しは予備知識を持って臨まないといけないね。そうじゃないとその真価を理解できないままの>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

2002年が設定には全く見えなかったが、それ以外の要素全てがよかった。こういうのでいいんだよ。

ティモシーシャラメ、嫌な奴・軽薄な奴の役の方が似合ってると思う。

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.9

ジリジリと追い詰められる人達の視点でのストレス、頼りない国連軍を俯瞰して見ることのストレス

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

異国の地で、自分の第二及び第三言語のみで話さなければならない法廷に立たされるの、それだけで尊敬する。

息子のダニエルの赤い服に髪型(そもそも名前もだけど)・雪山に閉ざされた空間、シャイニングみたいな
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

アイディアが尽きたようなオチの少し陳腐な展開以外は完璧に面白い話?

暗殺の森(1970年製作の映画)

3.6

計算され尽くされたような映像美と説明不足すぎる人物の心理描写のおかげで、見るとまるで自分の芸術的リテラシー・知能レベルがアップしたかのような錯覚に陥ることができる。睡眠導入剤としても是非おすすめ!

夜空に星のあるように(1967年製作の映画)

3.6

主人公の境遇が貧困と相関のある要素てんこ盛りすぎる。こういうの見るとやはり少子化も悪くないと感じてしまう。

フラム対トッテナムの試合見た同じ日にこれを見たのでなんか感慨深くなった。

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

冒頭真っ暗な画面にアンビエントな音楽で最初から引き込まれてしまった。2001~もそうだけどこの手法はずるい。花粉症薬の副作用もあって、完全に睡眠導入剤だった。そういったわけで夢か現実か曖昧な微睡の中で>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.7

何もかも声に出すセリフで説明しまくると説教くさすぎてなー。言いたいことはわかるしそれ自体はよかったが、映画としての面白さはあともう一つ(”笑える”箇所はいくつもあるので、楽しい映画ではある)
最後バー
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テス(1979年製作の映画)

3.6

映画の時間に納めきれなかったのか最後展開が急すぎたのと、登場人物の価値観を理解できなかったからか何とも感情移入しきれない映画だったな。とりあえず緑あふれるイングランの田舎風景とテスの美しさを楽しめる。>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

主役の人、ものすごく性格が悪そうな顔で、殺られちゃえ〜て思いながら見てた(子どももすごくクソガキぽかった)。

ていうかあのダンスはそんな一瞬だけなんかい。

オリバー・ツイスト(2005年製作の映画)

4.0

オリバーに何か心打つものがあるというの、この子役の演技がよくて自分もまったく同じ気持ちになった。ご飯でもあげて助けたくなるよね。

それにしてもフェイギンは絞首刑になるほどなのかな。なんだかオリバー以
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つぐない(2007年製作の映画)

4.1

前半の美しいイングランドの風景とキーラナイトレイ、戦時下の描写、見事な終わり方、全ていい。
ダンケルクのシーンで予算の9割ぐらい占めてるんじゃないかと思っちゃった(ノーランのダンケルクよりすごくね?)
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.9

個人的にシャイニングぐらいでしか知らなかったジャックニコルソンが演じるかっこいい男の役、いいじゃん(ハゲてるけど)

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

映画撮影、特に背景がうまくデザインされてる。 あまり現実的な街の風景ではなくむしろ劇場のセットのような雰囲気で、これがその視覚的な特徴と美しさに貢献してた。コメディだからこういうビジュアルが受け入れら>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.1

何かしでかそうと始まりだけ威勢よくてもしょぼい結果に終わるの、すごく現実味ある子供時代のこの感じ。

日の名残り(1993年製作の映画)

4.2

小説を読むために見てみた次第。少なくとも映画版は、明確な起承転結というのを持たない淡々としたものだが、それがむしろスティーブンスの仕事一筋・滅私奉公感と重なった。スーツ着たアンソニーホプキンスが重厚な>>続きを読む

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士[完全版](2009年製作の映画)

3.7

リズベットが基本病院にいるだけであんま活躍しないが、それでも割と面白い展開ではあった。最後は呆気なすぎたけど。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.9

理屈を述べる贅沢のない労働者の男が、初デートで花持ってくるのなんか草(花?)

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.5

サブカルバンドマンみたいなクールな容貌に騙されてなんかかっこいいこと言ってるように聞こえるけど、主人公が酷い目にあったシーンはあまり描かれてなくて、殺人の動機として感情移入するには不十分だった。俺とし>>続きを読む

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