余熱さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

余熱

余熱

映画(1530)
ドラマ(10)
アニメ(0)

毒娘(2024年製作の映画)

3.0

Jホラー激推しの恐怖描写が満載だった。赤い服の女の子にカーテンゆらゆらで黒沢清ラブなんだろうなーって。ハサミが武器だったりJホラーの定番の設定なのはいいけど、その1歩先が見たかっただけに残念。ジャンル>>続きを読む

クロムスカル(2009年製作の映画)

3.4

話はあってないようなものだし、テンポも異常な程に悪い。グロ描写を楽しむだけに見ていたので、その点は楽しめた。マスクがかっこいいのと、顔面破壊に異常にこだわる殺人鬼の設定が良い。

バイオレーター(2018年製作の映画)

3.0

胡桃そらの演技がなかなかに上手だし、めちゃくちゃ可愛い。山本監督はやっぱりBIGチンチンが好きなんだね😘

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 4K復元版(1966年製作の映画)

4.2

主要な登場人物が3人でわかりやすい。戦争が大きなテーマになっていてちっぽけな橋ひとつで犬死するくらいなら橋を爆発させてやる!って言ってた隊長好きすぎるな。酒飲んでないとやってらんねぇよな。ブロンディと>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

番号が書かれたメモが飛ばされるシーンだったり小津の哀愁を感じる。何やっても上手くいかない凹凸のある2人だけどどっちも臆病で踏ん切りのつかなさにモヤモヤするのが楽しい。

ペナルティループ(2024年製作の映画)

2.2

話と関係のない映像が多すぎる。働いている工場も映像の綺麗さのためだけだし、模型製作をしている理由とかも全くない。仲良くなっていく様もシームレスではない。砂原唯の素性や性格が謎めきすぎていて全体的にボヤ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

事実かどうかは関係ない。序盤の爆音の50centはビビった。夫婦の歪みが明らかにされていくのがなかなかに残酷。見えない息子は裁判をどのような映像で脳内で見ていたのだろうか。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.1

全体的によくある話ではあるんだけど脚本が見事にまとまっていて面白かった。浅野いにお顔をしっかり再現されてて良かった。ゆるふわで重くてしっかり浅野いにお。声優の豪華さが見事でパロディも見てて楽しかった。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

神様視点で味わう。神様は意地悪でロマンティックすぎる。そして繊細すぎると思わずにはいられない100分。

運命の意味であるイニョンがキーワード

運命の人と出会ってしまう切なさに涙が出る。

長編デビ
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

普通の一言に尽きるな。面白い映像があった訳ではない。数奇な人生を淡々と見せられた。人物は整理してから行ったからスっと入ってきた。TOHOのプレミアムシアターで観たら音で身体が揺れて楽しかった。

ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.7

やっぱりタルベーラが好き。作品群の中でもトップクラスに好きだった。言葉を発さない場面の映像の美しさが口が開きっぱなしでヨダレ垂れるレベル。部外者がやってきて恐れおののく村人は相変わらず。不穏さが画面に>>続きを読む

熱のあとに(2023年製作の映画)

2.2

あまりにも沈黙して表情を映す時間が長すぎる。人物造形の放棄にも感じる。設定があまりにも無理があるものが重なりすぎている。そのうえで哲学的なものを垂れ流すものだからポカーンと口を開けるしかない。共感とか>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.7

噂を聞き付けて見たけど今年ベスト級に面白い。とにかく脚本が良い。掴みでインパクトを与えてギリギリの面白さで前半を乗り切り、後半のスイッチを入れてからの盛り上がり方が異常。アカデミー賞関連作ほったらかし>>続きを読む

軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

3.4

お尻が綺麗。海が綺麗。屋上の柵がなくて怖い。さっさと別れりゃいいのに。めんどくせぇ奴らだな。お互いお金に左右されて揉めてて『花束みたいな恋をした』みてぇだな。

キック・ミー 怒りのカンザス(2023年製作の映画)

3.0

水野晴郎がKCMOからKCKに行ったらヤベェやつに絡まれて大変なことになっちゃう話。

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.5

ミニマムにまとめてサラッと見れるのが良くも悪くもだな。コーチがチームに教え込んだものが伝わってこないで俺に付いてこい!今までやったことを信じろと言われても…

サッカーよりも個人の話に寄せてるけど芯に
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

カラオケが舞台だったり、『異邦人』であったり山下敦弘監督作品に関わるものが出ててちょっと嬉しかった。ゆるさが仕事終わりには良かった。鮭の皮には痺れたねぇ。

夏休み(2023年製作の映画)

3.0

ひとりでバカンス。そんな卑屈にならなくてもとは思う。

ジャンヌと七面鳥(2023年製作の映画)

3.6

思春期真っ只中の女の子vs垢抜けさせないメンヘラ七面鳥
ホラー展開がかなり怖くてよかった。七面鳥を近くで見るとデカいし怖いな。

ふたりは姉妹(2022年製作の映画)

3.5

最後まで全然気づかなかった。そういうことか。明るくて違和感を帳消しにするの素敵だ。

私に触れた手(2022年製作の映画)

3.6

優しい映画だと思ったら重かった。アニメーションだからこそできる映画だな。トラウマをマトリョーシカに閉じ込めるっていいな。目を閉じても消せないことが多すぎる。

逆光(2021年製作の映画)

3.8

香港ニューウェーブ好きは必見。
映像が綺麗すぎる。素人だというカメラマンの撮影がとてもグッド!前半は良かったけど後半は少しだれてしまっていた。

海のシーンは『ソナチネ』のオマージュ?喫茶店のシーンは
>>続きを読む

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

3.6

今回は鳩と女性。芸術家って神経質でとことん気になってしまう人達なんだろうね。気になると死んでしまいたくなる勢い。焦りが伝わってきてローテンポだけど緊張感があって眠くならない。翼の折れた鳩と片足がない彫>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.8

上手すぎる。本棚の見せ方とか気になるように仕向けて後でしっかり回収してくれる。発作とかのシーンをあくまで俯瞰で見せてくれるので過剰に演出しているように見えなくて入ってきやすい。美味しいって言うんだのく>>続きを読む

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.0

こういうのもう飽きちゃったよ。途中までは清水崇よろしく日本家屋の怖さで良かったのに…エクストリーム配給作品がいつもやる流れでうーんと思った。

正欲(2023年製作の映画)

2.5

全体的にしゃべりすぎ説明しすぎ、ステレオタイプすぎ、熱量高すぎでドン引き。ラストはそれっぽくまとまってたのが救い。詰め込みすぎてた。

カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

3.7

全力おてんばオバサンだ!素敵な人すぎて周りの人を幸せにしてくれるんだろうと思ったしこうなりたいと思った。カメラが酷いところがあったのが残念。

無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語(2024年製作の映画)

4.1

プロレス好きなのもあって泣きっぱなしだった。観た友達とあなたにとってのサムソン宮本は誰か話し合った。地方で文化をつくるって理解されないし簡単じゃないよね。やりたいからやれる。フリーペーパー作ってるけど>>続きを読む