moviemaniaさんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.6

一人の人間がダークサイドに落ちていく物語。主人公はどこにでもいる普通の人間。少しのボタンの掛け違いで転がり落ちるように坂を下っていく。
スターウォーズのダース・ベイダーしかり。タクシードライバーのトラ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.1

ライアン・ゴズリングは寡黙な役が似合う。多くは語らず、時折みせる寂しげな眼差し。かと思えば見た目からは想像もつかない攻撃的な一面をのぞかせる。

ライアン・ゴズリングを堪能したい時に観るには最高の映画
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キング(2019年製作の映画)

3.7

ティモシー・シャラメ超かっこいいです。こんな男らしい演技もできるなんて!

「バスケットボール・ダイアリーズ」や「仮面の男」の頃のディカプリオを思い出しました。

今後もティモシー・シャラメから目がは
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.6

観賞後しばらく茫然自失。
何とも言えない感情に心を支配され、
数時間何も手につかなかった。

この映画を観るには
ある程度の覚悟が必要かもしれない。

後味の悪い映画です。

観た人をそういう感情にす
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

キャラクターは個性的で魅力的だし、ビジュアルもかっこいいし、単純に楽しめる映画だなーと思います。

ただキャラクターのパワーバランスがどうしても気になってしまいました。。
炎のディアブロの強さが別格す
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.8

キリスト教を完全には理解していない自分にとっては、難しい部分は少なからずありましたが、時代や宗教や人種を越えた哲学的な部分は共感できるところがあります。

聖職者でありながら、ぶれにぶれまくる信仰心。
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インセプション(2010年製作の映画)

3.8

クリストファー・ノーラン監督にまたしてもやられました。1回鑑賞しただけでは完全には理解できない。。。
そこが好きなんです。
何度か鑑賞して謎が解けたときの快感がやめられません。(自分が頭悪いだけなんで
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

2.5

デヴィッド・フィンチャーらしい映像のトーンは健在!!
グレイッシュな色彩が作品の内容とマッチして素晴らしい効果を発揮しています。

内容はそうですね。。
結婚相手を選ぶのは自分自身です。相手を良くも悪
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.6

韓国に残る格差社会をテーマにした作品。社会の闇をシニカルに描いていて、スリリングな展開がテンポよく最後までハラハラさせられました。

が、
(あくまでも個人の感想です。)

アカデミー賞作品賞かなー?
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.4

キャストの豪華さ、
セリフや小ネタの小気味良さ、
ゆるーい空気感。

それを楽しむ映画。

それ以上でもそれ以下でもない。

楽しみましょう。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.6

THE女子的な古典文学モノは今までなんとなく避けてきました。なので「若草物語」はほぼ初見。姉妹の話?くらいの情報量しか持ち合わせていませんでした。

結論から言うと「良かった」です。
とても「面白かっ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

ギリシャ神話をベースとした物語。
聖なる鹿を殺してしまった代償。

重いテーマである本作は、
全編に渡り不穏な空気が流れ続けます。
オープニングからエンディングまで。

シャイニングを彷彿とさせるカメ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

「それでも夜は明ける」。

この邦題は「希望」というものを込めてつけられたのだろうか?
どんなに困難で辛い状況もいつかは改善され報われる日が来ると。
主人公は諦めず困難に耐え抜き自由を手にする。そして
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.5

何よりもキャストが良いですし、
ストーリーも分かりやすく
爽快感のあるクライムサスペンスです。
音楽の使い方もうまく単純に楽しめる映画です。

しいて言えば、
もっとオシャレに振り切って欲しかったです
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.1

作品を通して「狂気」をテーマにしています。戦争というものが人間に与える影響ははかりしれないものがある。
どんな人間でも例外はありません。

前半と後半のトーンの落差が
観る人に与える影響もはかりしれま
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.9

ジュゼッペ・トルナトーレ脚本監督、エンニオ・モリコーネ音楽というゴールデンコンビのイタリア映画。第62回アカデミー賞外国語映画賞をはじめ数多くの映画賞を受賞。何度観ても色褪せることのない不朽の名作。>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.5

史上最悪のバッドエンド。
よくもこんなストーリーを思いつくなと逆に感心しました。

だけど自分が同じ状況におかれたとしたら、多分同じ選択をしたかもしれない。
確かに胸糞悪い映画だけど、少し考えさせられ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.7

好みの作品。
まるで絵画を鑑賞しているような
計算しつくされた映像美。
モノクロの勝利。カラーは考えられない。
全編に渡って「水」をテーマに据えているが、プロローグから映像が美しい!

個人的に好きな
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

考えうる全てを詰め込んだ超娯楽大作。
長さはあまり気にならなかった。ストーリー自体は笑って泣けて面白い。
ただ個人的にあまり笑えないワードを多用して笑いにしている点がマイナス。
一言で言うと、太陽のよ
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.4

詩的な映像美と静閑な演技。
1シーン1シーンが1枚の絵画を観ているような圧倒的な構図と色彩。
生きる意味を探し求める主人公の静かな演技が素晴らしい。

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