やみいしゃさんの映画レビュー・感想・評価

やみいしゃ

やみいしゃ

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.5

原作及び(当時の)アニメ版で完璧なまでに完成されており、思い出補正までかかりまくりの作品なので、どれだけパーフェクトな実写化であっても4点が最高得点だなぁ、という感覚でした。
4.5点。限界突破です。
>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

原作未読
突如日本の上空に巨大な円盤が現れる。地球は顳顬に銃を突きつけられたような状況のまま時が流れ続け、人類はどうしようもなくみんな見て見ぬ振りをするように日常を送り始めてるような話
と、予告映像な
>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.2

原作未読。アクションシーンが良いという評判をいくつか見かけて、見てみることに。
アクションはまぁまぁでした。邦画にしては頑張ってると思いますが、キングダム(特に1)のほうが良かったかな。
同じヤングジ
>>続きを読む

OUT(2023年製作の映画)

3.5

品川の映画を初めて見ました。
想像より良かった。
ガチのアクション(喧嘩)シーンと、不良、ヤンキーの割にはやたら口が上手い、コメディ要素の高い丁々発止のやりとりという、相反する要素の絶妙なバランスが、
>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.4

盛り上がることもないが眠くなることもなく、なんだか最後まで見ていられるタイプのまったり系邦画。
究極的に目の前の「今」だけを生きている主人公。
若干の憧れは感じるがまるッと共感できるわけでもない。
>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.0

ポスターの画がバシッと入ってきたので、久々にジャケ買いのような感覚で何の前情報もなくフラッと観た。
こんな感じの映画観るの久しぶり、何だか懐かしい。レンタル屋でバイトしながら片っ端から観ていた若い頃を
>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.9

前作見たけどなんも内容覚えてないや、と思いつつも、滋賀が舞台とあっては我が故郷である隣県の岐阜だってちょっとはイジられるのではないかと期待して劇場へ。

結果、一切イジられず…orz
三重はセリフに出
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

もともと特撮、怪獣映画系にそれほどハマってこなかった人間ですが、シンゴジラは劇場に3回行くほどドハマりしたのもあり、この作品も劇場に観に行ってみました。
(ちなみに、とくに庵野ファンでもありませんよ。
>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.2

今どきここまでストレートなSF。良いです。

冒頭、1970年代くらいの意匠や画質の映像で、ロボットやAIが異常に発達してるような面白い世界観を見せられます。
「なるほど、こういうのが大好きな人の作品
>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.6

ゲームが好きで仕事にもしているのに、ゲームを題材にした映画ってあまりそそられないし良いイメージがない(シュガーラッシュだけは別格)んですけど、F1を30年見続けたくらい自動車レースも好きだし、グランツ>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.1

1も2も観てないのにいきなり3を観てしまったのも悪いかもしれませんが、ちょっと淡白な映画に感じてしまった。
ロッキー関連の最後は去年劇場で観たリメイク版ロッキー4。
チャンピオンになって引退し、裕福な
>>続きを読む

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.6

テレビシリーズをリアタイで見てた頃以来のシティーハンター。
数年前の劇場版も見ていなければ、意外に悪くないと評判だったフランスの実写版も見ていない。ジャッキーチェンのも見ていないw
自分にとっては本当
>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.8

原作を読まないまま映画だけを見ている作品です。
相変わらず邦画としては凄く頑張ってるので応援してはいますが、流石にちょっと辛くなってきたかなぁ…
1作目、2作目で次々現れた個人的に期待したキャラ(長澤
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.4

毎度序章からタイトルが出るまででこんなにワクワクさせてくれる映画はないよなぁ、って思う当シリーズですが、今回のそれは最高レベルでしたね。
体感でタイトルまでたっぷり20分くらいあったかと思うのですが、
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

全くプロモーションしない、内容不明の宮崎駿新作長編アニメ。
こりゃ何言ってもネタバレになってしまいそうなのでネタバレチェック入れときます。
ナウシカから全て劇場でリアタイ視聴してきた身としてこのビッグ
>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.6

本当に熱く、素晴らしかった今回のWBC。
このように映像作品として残してくれることだけでも十分に意義があります。

大谷翔平はもはや世界的な偉人レベル。ベーブ・ルース以上、野球というジャンルどころかス
>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

3.7

いわゆるまったり系の邦画。
特に前半は体調によっては耐えられないまったりさかも知れません。
津軽弁はほとんど何言ってるかわからんし。
でも、わからないままでも大丈夫。何言ってるのか想像しながら見ていれ
>>続きを読む

カツベン!(2019年製作の映画)

3.4

これくらいの時代を描く作品好き。世界観も悪くない。

黒島結菜さんがめちゃくちゃキレイでヒロイン感が半端ない。
なんかこういう昭和女優の圧倒的なヒロインオーラみたいなものを出せる人って今どきなかなかい
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

カンヌで賞とった、安藤サクラ出てる、坂本教授の遺作…
そんな理由、情報だけで観に行きました。

いやぁ、見どころが全然違った。子役二人にやられた。
ある場面を境にこの二人のシーンのたびに涙が出てきちゃ
>>続きを読む

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

コン・エアーのニコラス・ケイジが大好きです。
フェイス・オフのニコラス・ケイジが一番好きです。

たぶんそんな人にはどストライクな映画。
予告見たときからそう思っていました。

冒頭でコン・エアーのビ
>>続きを読む

テトリス(2023年製作の映画)

3.7

なんとなく色々あったとは知っているけど、詳しくは知らない、テトリスの版権絡みの騒動に関するお話。

ヘンクはあのブラックオニキスやファイアクリスタルの生みの親、もともとクリエイターであることをもう少し
>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

4.0

冒頭「こんにちはマイコン」が映り込んだ時点で、自分と全く同じ世代の話だなぁ、ってわかりすぎます。

子供でパソコンなど買えるお金もなく、本屋でプログラムの本を読んで、パソコンショップに行って展示のパソ
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.7

今年、劇場でみた映画の一本目がRRR、二本目がこれ。
ちょっとカロリー高すぎ。二本で半年分以上のカロリーを摂取してしまった気分。次はどんな映画を観ても物足りなく感じてしまいそう…

RRRは手放しで楽
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

大きな期待と、同じくらいの大きな不安を抱きながら劇場へ。
結論から言うと、自分にとってはどちらの気持ちも正解でした。
中和されてプラマイゼロになったような作品。

映像は豪華というか、ひたすら金かかっ
>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.2

公開すぐに胸躍らせて観に行った割には、あとになって内容が何も思い出せない映画。
Infernoのカッコよさだけが強烈に頭に残っている。澤野弘之さんのCD買ったほどだ。

自分の職業的に、特徴的な色彩や
>>続きを読む

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.5

すごく心に残っている映画。なんなら四半世紀以上昔に映画館で観たときの余韻がいまだに残っていると言ってもいい。
何が良かったのかがうまく説明できない。正直言って細かいあらすじやセリフなどももう忘れてしま
>>続きを読む

教祖誕生(1993年製作の映画)

4.3

意外と知られていない映画。
原作はたけしだが監督が違うのでいわゆる北野映画ではないのかもしれないけど、たけしの映画でどれ好きかと聞かれたら、キッズ・リターンの次にこれが浮かんでしまうほど好きです。
>>続きを読む

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

1.2

はじめに言っておきます。このシリーズのファンの人はすみません。読まないほうが良いかと思います。

自分で言うのも何ですが、昔からあらゆるものに対してハズレ(映画なら駄作)に対する嗅覚が鋭く、失敗するこ
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.6

皆さんがおっしゃっている通り、3時間があっという間です。

このシチュエーション、この画が撮りたいだけやろ、的な映像の連続で、普段の自分ならそういうのってあまり好きではなく、ちゃんと理屈や必然性があっ
>>続きを読む

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

2.0

テレビでこの映画の話がちょっと出て、見に行ったことを思い出した。完全に記憶から消してた。
当時、キャストと雰囲気だけ見て面白そうと劇場で見た。
キャストも世界観も悪くないのにどうやったらこうも薄ら寒い
>>続きを読む

クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

4.0

とても邦画らしいと言えば邦画らしい雰囲気…
一歩間違えば個人的にはちょっと受け付けないテイストなんだけど、一歩も間違っていなかったのか、終始受け入れられました。

内容的にもきっと人によって受け取り方
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.3

思いがけず、感想を書くのが難しい映画でした。

ミー坊(さかなクン)をのんちゃんが演じる。その点においては天才かよ、ってレベルの素晴らしい発想で、実際、想像を超えて本当に素晴らしいものでした。そこに関
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前から気にはなってたが、アマプラで見れることに気づいた休日の朝っぱらに見てしまった。

目に見えるもの、耳に入るものの全てが新鮮で、直感的で衝動的な感じ方や行動をしていた10代の頃を思い出すような映画
>>続きを読む

ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

もともと91分だった映画に、未公開シーン42分を加えて再編集した94分の映画ってどういうこと…⁉︎ と思いつつ鑑賞。
自分にとって、中学生のときに観たロッキー4ってものは、Living in Amer
>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

スケール感は増しているがお話はそれほど込み入ってはおらず、あまり進まない感じといいますか、ひとつの戦いをひたすら描いた内容です。
スターウォーズでいえばエピソード5、ガンダムでいえば哀戦士編を見たあと
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

35年前、前作を劇場で観たっきりなので、復習しようかどうか迷ったのだが、本当に「35年ぶりの続編」というのを楽しんでみようと、敢えて観ずに劇場へ。
よく覚えてないんだけどこの若くてアツい感じ、ドッグフ
>>続きを読む

>|