これを観たことを映画体験と言えるのか?断片のコラージュたち。でもそんなイメージをあなたはずっと前から作ってきた。もう誰もあなたに怒ったりしない。おやすみなさい、ジャン=リュック。
お互いの障害を揶揄いあうシーンに感動しました。グラン・トリノの理髪店のシーンを日本で描けるなんて!
あくまで主演の2人を軸にしながら、市井の人々の光と影がさりげなく描かれているという意味では前作「ケ>>続きを読む
遠くの誰かを巡る対話、酒を飲み煙草を吸いペンを書く仕草。時間が経ってもそれらは紛れもなくエリセの映画でした。
ショーとしては200点、ライブとしては50点。とにかく完成度の高い演出、演奏でショーとしてみたら最高なんだけど、アンサンブルの主体がサポートミュージシャンで、バンドのライブとしてみたらそれってどうなの>>続きを読む
恥も外聞もなく言えば何回かウトウトしました。昨年見た時はぐーぐーしてしまい物語の筋すら追えなかったのでその時よりはマシかな。影や鏡が語り出す程に干からびた生の実像が浮かび上がります。
フランケンシュタイン博士と怪物が合体したようなゴッドウィン・バクスター博士の存在や嘔吐が繰り返される食事シーンから生を呪い焦がれながら拒絶される物語かと思いましたが、物語は何度もツイストしながら最終的>>続きを読む
15年ぶりに鑑賞。もう二度と見ないと思っていたにも関わらず、見始めると一気に見てしまった。楽園から追放され怪物になってしまった友人。墜落するカイト。奪われた光。陰惨な物語の中で自ら光を発し始めたぎこち>>続きを読む
真実も虚構も人を傷つけることがある。スピルバーグは自伝的映画の中で映画の暴力性を描いた。