3年前くらいは、ファイトクラブのタイラー(≒悪役の倫理)に陶酔してるやつはバカって共通認識がTwitterにはあった気がしたんだけど、ここ最近はそれがなくなってるとヒシヒシ感じる。漫画の悪役の極端なセ>>続きを読む
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ピート・タウンゼントの「ロックンロールは、俺たちを悩みから解放してくれないかもしれない。だけど、悩みを抱えたまま踊らせてくれるんだ。」を思い出した。
対人関係に孤独の解消を求めるのは、求めすぎで、孤>>続きを読む
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サラとアビゲイルがそれぞれ、アンの「お気に入り」の座を利用した...みたいな単純な話では無い。「人間なんて所詮こんなもん」で終わる露悪趣味映画に見えて、そこに収まらない非合理で説明がつかない人間の矛盾>>続きを読む
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すごいよかった。
自分には、夜明け前を一緒に過ごす優しさが足りてなかったなって猛省した。
自分にだって、夜の部分はあるのに、それを開示しないで、夜の暗闇にいる相手に施すのは、朝側の人間だと勘違いされ>>続きを読む
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顔面を好きって言われてもあんまりだけど、
「君の顔が好きだ 人生が表れてる顔だから」
って言われたらすごい嬉しいな。
友達からは「日によって作画が違いすぎる」、親からは「まだふわふわしてて定まりきって>>続きを読む
時間が経ってじわじわよくなってくる映画だな。『月に囚われた男』と同じくらいお気に入りのSF映画かも。余白がいいね。
キービジュアルで損してるのが悔しい。もっと建築美映画であることを前面に押し出してよ>>続きを読む
舞台セットの中で撮られてるから、立体把握能力がバグる。エッシャーのだまし絵見てる気分に。
どこまで意識的に風刺を撮ってるのか読めないんだけど、当時まだ人類が到達してない月世界はこんな感じかも...で>>続きを読む
邦題が直訳すぎてウケる。
本を読む体力がない時は、歌集がありがたいように、映画を観る体力がない時はショートムービーがありがたい。何かを完了した手応えが、自分を元気にするから。
たぶんアメリカの人の>>続きを読む
なんかよく分からないまま終わっちまった。
花火での攻撃は相手を茶化してる感じで強キャラっぽさがあっていいね。フライパンとかスプーンでの攻撃も、不真面目に殺すっていう最大の侮辱。
車と木の例え話好きだ>>続きを読む
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爆イケスーツスタイルのクリステンと、抱きしめたくなる摩耗したクリステンが味わえるPVみたいな映画。邦題どうにかならんかったか。
マイクロアグレッションのオンパレードで、網羅してるんじゃないかってくら>>続きを読む
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Rolling Stone最新号のクリステンがちょっと笑えるくらいにカッコよかったから、2月はクリステン月間にする。
女たちの連帯最高だった...クライマックス興奮しすぎてガッツポーズ決めた。応援上>>続きを読む
哀れなるものたちは最高だったけど、ラストがちょっと腑に落ちなくて、この監督の動物観が知りたくなって鑑賞。
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家系図が複雑すぎて泡吹いたけど、シリーズで1番か2番目に好き!
面白くなさだと女王蜂だけど、獄門島がワーストかな。「家父長制が女を殺す」事件なんて日常の再演でしかない。胸糞トキシック・マスキュリニティ>>続きを読む
観るの疲れてきた...
案外、昔の方が家族の形って不定形だったんじゃないの?ってシリーズ観てると思うね。よく分からない人が家族の中に結構いる。このいい加減さは羨ましい。
むしろこういう血族内部の殺人>>続きを読む
島に潜伏した復員兵を追いかける時の音楽かっこよすぎたな。ドラムができる人間だったら完コピしてた。
正直、見立て殺人をする必然性が分からなかった。殺人の動機も弱い。男が、死んだ男との約束を守るために簡>>続きを読む
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言葉少ないゲゲ郎の一言一言が全部良い。こういう軽やかに重くのしかかる言葉を言える人間になりたい。
「見えるものばかり見るな 片目で見るぐらいがちょうどいい」ってゲゲ郎の言葉に影響受けて眼帯で暮らしか>>続きを読む
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天下を取るためなら何だってやる戦国武将たちのホモソーシャル(ただしホモセクシュアルと地続き)ノリを、空虚なものとして嘲笑ってる秀吉いいじゃん!って思った一方で、この映画の中で一番空虚なのって秀吉だよな>>続きを読む
昨日観て、今日タランティーノが熱心なイスラエル支持者だと知った。 マイノリティ側に立ってる人だと勝手に思い込んでたな。バイオレンスムービーを撮る人間が、暴力の方向を間違えるのってめちゃくちゃこわい。
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過去に縛られて今を生きてる実感が希薄で、ふわふわと生きてるライアンが、生きてる実感を取り戻して、人生の重さを受け入れて歩き始める。それまでのストーリーを、無重力→重力で明瞭に表現してる。
これは物語>>続きを読む