まことさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まこと

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8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

3.5

「一人ひとりがヒーローです」
これは人を選ぶね。3.4な評価も分からなくはないけど、元ネタ分かるとゲラゲラ笑う。というか完全に男じゃないと分からんぞこれ。せっかくzoomで撮影したコロナをテーマにした
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死霊魂(2018年製作の映画)

-

昨年filmarks内でちょっと話題になった映画に『サタンタンゴ』がある。上映時間438分とその長回しから観るものを試す映画だったけど、この映画はそれを更に上回る495分!(時間にして8時間ちょい)ち>>続きを読む

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.2

「Make some noise!」
えー!filmarks平均点3.7すか。
うーん……もっと評価されて良いと思うけどなぁ。


ここでも格差が投げ掛けられる。思えば本当に激動の時代を我々は生きてる
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透明人間(2019年製作の映画)

3.0

「サプライズ」
し、信じられないと思うが、せっかくの透明人間モノを観たのにNoおっぱいだった…。

いや、信じられる?透明人間モノなのにおっぱいが出ないんだよ?どうなってんの?新喜劇観に行って皆がズッ
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劇場(2020年製作の映画)

3.6

「勝手に年をとって、変わってしまった私が悪いの」
男ってやつぁ、別れた女を女神化するもんなのよ…(ゲフッ)

原作既読。
原作を読んでいたとき、10ページ進むごとにチリチリと胸が傷んだ当時を思い出し
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はちどり(2018年製作の映画)

4.5

「辛いときは、自分の指を見て」
ウニちゃんの瑞々しさと初々しさ。そして横顔の美しさ。いつか感じたことあるなーて思ってたら、やっと思い出した。『初恋のきた道』を初めて観たとき、チャン・ツィイーに心奪われ
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悪の偶像(2017年製作の映画)

3.7

「言葉の傷は治らない」
初めは、一件のひき逃げ事件だけだったのに。

あれもこれもとお皿の上に乗せた韓国ノワール全部盛り。
暴力から格差、果ては中韓問題と問題提起多過ぎてちょっとしんどいけど見応えたっ
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

2.0

「何に謝ってるの?」
"許し""赦し"
"謝る""誤る"
逃れることが出来ない負の連鎖。
罪は明確なのに、どうしてこうなった。
監督がこの作品を撮ろうと思ったキッカケとなった山形マット死事件のことは観
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PASSION(2008年製作の映画)

5.0

「私のこと、好きだったことある?」
はいはい、参った参った。
今まで長年たくさんの映画を観てきたけど、どれもこれも全てこの映画に出会うためのものだったのかもしれない。と言っても過言ではないかも。
どれ
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

-

「毒蛇の違いが分かる?」
ではここで
The BLUE HEATSの『青春』より。

生まれたところや
皮膚や目の色で
いったい、この僕の何が分かると言うのだろう

DJまことでした。

1人のダンス(2018年製作の映画)

3.0

Thanks theater第二弾

たぶんこの映画を学生の時に観ていたら、私の人生また違ったものになったかもしれないな。

松居大悟監督もしくは真利子哲也監督のような作風とエネルギー。正直、私の好み
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意外と死なない(1999年製作の映画)

3.7

うっっっわ、学生製作でこれとか天才かよ。

『勝手にふるえてろ』もそうだけど、この作風のままだったら大九明子は邦画界の天下取ってたな、マジで。このままだったら。
「夜になるとお父さんがお母さんを虐めて
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

「結婚が女性の幸せなんて、私は絶対思わない」
原作未読。
レディバードコンビ、そして『ミッドサマー』では不幸だったフローレンスちゃんのムチムチ可愛さと眼福眼福。


とにかく女性のための映画。
『レデ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

「悪い結末になりそうだ」
まぁ一般受けはせんわな。

ここぞとばかりの名作ゾンビ映画へのオマージュと有名映画のパロディ。もちろんロメロのゾンビは必修科目。
アダムドライバーのキーケースがスターデストロ
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21世紀の資本(2017年製作の映画)

4.0

「富裕層に税を」
おかえり映画館!!
私の最寄りのミニシアターもようやく再開。受付の方にミニシアターエイドではここに寄付しました~と言ったらとても喜んでくれた。

この映画は、あの難解で有名な名著をド
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人狩り 中国の違法臓器売買(2016年製作の映画)

3.7

「臓器を集めるなんて、簡単ですよ」
ネットで検索してはいけない言葉、というのが一時期流行ったが、その中に【法輪功】という言葉がある。
この映画の中ではその言葉が何度も出てくる。


「臓器?ああ、それ
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だってしょうがないじゃない(2019年製作の映画)

4.0

「彼の見ている世界を、もっと知りたくなった」
まこと、である私が"まことさん"について書くのはとてもややこしい。

この映画の主役である"まことさん"は発達障害だ。頭では分かっていても習慣は変えられな
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獄友(2018年製作の映画)

3.9

「彼らはかつて殺人犯と呼ばれた」
ずっと観たかったドキュメンタリー。とうとう初配信。しかもミニシアターエイドのように利益は寄付されるとか。何と優しい世界。。。

「きっと前世では夫婦だったのかも」
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

-

「落ち着いたら、何がしたい?」
また、現場で。

荒んでいる心に沁みました。

再延期になり、世の中の経営者は借金をして続けるか、畳むかの二択を迫られている。私も正直めちゃしんどい。

友人の何気ない
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オアシス(2002年製作の映画)

4.7

「機嫌をなおして、姫様」
こんな時だからこそ観返したくなった作品。
やっぱ名作やわ…。
個人的には韓国映画でトップ3に入るレベル(後は『オールドボーイ』と『息もできない』)

公開から約20年近く経っ
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春を告げる町(2019年製作の映画)

4.5

「復興の意味、みんな分かってないんでしょ」
いついかなる時でも必ず春はやってくる。世の中、絶対と呼べるものは少ないけど、それは絶対だ。

震災の年も
復興の年も
感染症の年も

必ず春はやってきて、花
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A DAY IN THE AICHI 劇場版 さよならあいち(2019年製作の映画)

3.3

「こんな時に何が出来る」
カンパニー松尾監督の新作。あいちトリエンナーレでしか公開されてなかったから諦めていたけど、今回、劇中にも出てくる愛知のライブ劇場やミニシアターの支援のため配信された。鑑賞代は
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STANDARD(2018年製作の映画)

3.8

「それが初めてのシュプレヒコールだった」
YouTubeで公開中(公式?より)5/6までだから興味ある人はお早めに。
そして『Fukushima50』みたいなクソプロパガンダ映画を5点つけちゃったりす
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感染列島(2008年製作の映画)

2.0

「国民の不安を煽るのも考えものだな」
いま話題のやつ。
次々に院内感染が進み、人々が検査を求め買い溜めに走る姿は確かに今の日本の情勢。検査だけじゃ意味ないのにね。

ただまぁめちゃくちゃ盛りすぎてるし
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ポゼッション(1981年製作の映画)

4.8

「私の心のなかに、善と悪の姉妹がいる」
いやはや参った参った。こんなんされたらもう他の映画出る幕ないじゃない。
HDリマスター版DVDようやく発売。劇場に行けなかったから楽しみにしてたわよ。

ただの
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世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ(2018年製作の映画)

3.6

「政治に必要なのは大きな心と小さな財布を持つ人だ」
クストリッツァの新作。そりゃこんなご時世でも観に行くっしょ。

彼は知る人ぞ知る、世界で一番貧しい大統領。
自身の給料の7割を捻出し国民のため、更に
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

1.0

観るつもりなかったけど、某新聞社から招待券を頂いたので。
(その時点でだいぶ怪しいなぁオイ)

クソofクソ。
時間と金と火野正平の無駄づかい。

政府、東電、米軍その他もろもろ全方面に気を使って忖度
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街の上で(2019年製作の映画)

2.9

「ほんとに…バカだなぁ」
監督曰く、代表作にしたいらしい。ホンマかいな。
若葉竜也くんも中田青渚ちゃんも素晴らしいし、我らのみのりんもとにかく可愛い。たぶん今泉監督はみのりちゃんとか岸井ゆきのちゃんみ
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

5.0

「あなたをこんな場所に産んでごめんなさい」
聴こえてくるのは子守唄ではなく爆撃音。まだ何もしらないサマちゃんは無邪気に笑い、母アワドは国と家族を想い撮影し、父は20日間で800件のオペをこなす(!)
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

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サンキューTOHOシネマ。
最後の午前十時しかも大トリでBTTF三部作やるなんて気が利くじゃないの!たぶんまた数年後に似たような企画やるんだろうけど!


劇中の中の未来、2015年はもうとっくに迎え
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.5

「朝に嗅ぐナパーム弾の匂いは格別だ」
うっっっわ…!
この映画とIMAXの親和性。これは牛丼に卵、トーストにバター、アホな子に巨乳って感じ。
ヘリの音、爆撃の音、機銃の音、そして何といっても戦場に鳴り
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.3

「好きなんだ。ヤらせてくれ」
↑このドストレートな口説き文句、私も使っていきたい。

まるで観ているこちらにまで漂ってきそうな異臭。『パラサイト』でもそうだけど今年は"臭い"がトレンドだ!

もっと
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

「悪い草も、悪い人間もない。育てるものが悪いだけだ」
かつて"パリは燃えているか"と言われたフランスの街は、今もなお市民の怒りで燃えていた。

W杯優勝で浮かれているフランス、その裏ではまだまだ廃しき
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.9

「My name is Max, that's my name」
私が一番お世話になっている映画館が、この度T-LEX上映とかいう恐竜の名前みたいなよく分かんないシステムを導入した記念に再上映。おか
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花子(2001年製作の映画)

4.0

「楽しいですよ花子って。厄介なやつですけど」
今村花子という障害者の女性をおったドキュメンタリー。彼女がキャンパスに描く絵、色使いは、アートセンスのかけらもない私が見てもそいつぁ凄ぇや(byくりぃむし
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.4

「新女王の誕生よ」
すっっっげぇもん観た。完全に私好み。このキマりっぷり。もはやこれはヤクだわ。アリアスターは同じ年齢なんだけど、すごいとこまでいったわ。『ヘレディタリー』よりよっぽど分かりやすい。
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