chillさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

病気も司法も一つの事柄だけではなく、複数の要因ががんじがらめに絡まった結果、身体に症状として出てきたり、社会的に罪に問われるのだなと理解した。
精神病気患っている自分には辛いシーンもあったが、社会的に
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

キャスティングの技量に感服。役所広司の演技が良い。特に最後の独演、しみじみとしてしまった。何気ない日々と木漏れ日が美しくて愛おしい。
人の幸せの基準は人それぞれなのだろうと思えた。何百、何千、何万通り
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

隙あらば自分語り感想なので下げる。

















精神疾患と支配的な家庭環境を抱えて生きている自分には共感できるシーンのオンパレードで序盤から苦しくてたまらなくなった。
水がない!
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.6

ああ、良い映画だ。結末を見て泣きながらパンフレットを買った映画は久しぶりだ。

前半のぼんやりとした展開から、後半に行くにつれてじわじわとそのぼんやりさがそういう事かと後から納得するように映画の作りが
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.3

画面全体が暗いのでまま映画館で見てよかった作品。
サスペンススリラーとしてはイマイチな展開が多いかも。展開がトントンで進んでいくからか頭を使うことなく、なるほどね〜そうくるのか〜で流しながら観ました。
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.5

悪夢の中にずっといる。
どうしようもない希死念慮と寛解しない病気を患っている自分にはどちらの死に方も自分の身に起こるだろうと想像できる内容で、共感しながら鑑賞した。
病気の進行はリアルだけれども、認知
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

ああ、いい映画見たなと心に染みた映画でした。結末のあのひと言で涙腺にきた。
困ったことがあったとしても無理してアクションを起こさなくてもいい、沈黙しても良いんだよと肯定してくれるような優しい物語だった
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フローズン(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

端的にまとまっててまあまあ良いシチュエーションスリラー映画でした。
映画と同様寒さを味わいたくて暖房機器の温度を下げながら観たからか、寒そうな描写が余計に身に染みてゾワゾワきちゃったよ。しかし、実際こ
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千年女優(2001年製作の映画)

3.7

何回観てもやっぱ最後のセリフに心摑まされるんだよな。恋愛なんてそれでいいんだよと改めて思っちゃう。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

情景の美しさは言わずもがな、これぞロードムービーの醍醐味だなってぐらい個性豊かな人々に主人公の心に押し込められたインナーチャイルドが救われてゆくのが見てて心地よかった。
特にスナックを経営してるママさ
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

主演の爺さんの演技が良い。
「貴方って死ぬのが下手ね」って笑われながら生を実感する人生を歩みたかった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

ランティモス監督の描く女性がひとりの人間として自立するまでの映画。
物語に感動するというより監督独自の世界観が編み出した美術映画として気に入りました。白黒画面から始まり、ベラが外の世界を知る場面でカラ
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.2

安さに群がって暴動を起こす民衆はゾンビよりよっぽど怖い。

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ良かった。社会派ホラー作品大好きなので結末に悦です。
母親が自身の罪悪感と向き合わずに民間療法に傾倒し、ノセボ効果に屈服してゆく様を見ると痛ましく思える。一方で、その呪いの民間療法に対抗出
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ムーミンパパの思い出(2021年製作の映画)

3.5

パペットアニメの出来の良さに驚いた、流れるようにシーンが繋がってて感動しました。
お化けのキャラが立ってて良かったな〜、編み物編んでるのが可愛すぎた。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

前作よりサスペンス多めで見応えあったけれど、展開が一変に二転三転するため切り替えられずにかなり疲労感を覚えた。
しかし、前作よりもテクノロジーが発展した分面白いギミックが増えたのでやっぱこのサスペンス
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

ミッドサマーの時も思ったけど、この監督は独自の世界観と宗教を作るのが本当に上手い。何食ったらこんな作品作れるんだよ。
怪異や怪しげな降霊術に振り回されてる母親はホラー映画で見る分なら他人事のように思え
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.4

身内やペットを生き返らせたい気持ちは痛いほど理解出来るから鬱々としながら鑑賞。まあまあ好きかも。
全編通してシリアスでホラーにもってこいな雰囲気漂ってるんだけれど、たまにちょっとチープめいたシーンがあ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.8

個人的にかなりの良作でした。美しい終わり方。
ホラー映画に求めている展開の読めないストレスのかかるスリル感と痛ましいシーン、クリーチャーの造詣が格段良く描かれていて良かった。
ストーリーに荒さは残るも
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.3

ああ、これは2周目も観ないといけない映画だ…。
かなりの衝撃なラストでしばらく感情の行き場がなくなるから、自分なりに咀嚼した上で再見したい。
数学の先生との対話シーンがお気に入りです。真実と向き合う方
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.3

期待してた料理をそのままお出しされたような満足感。味付けも極々普通で特に不味くもなく美味しくもないような展開でした。これで良い。
最後の餌食になった食材の見せ方が綺麗でした。チカチカと嫌な記憶がフラッ
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.0

何処となくスッキリしない結末。
社会問題を織り交ぜて恋愛映画にするコンセプトは良いけれど、あの問題は?主人公の行動の理由は?登場人物の心情の変化は?などの最後まで未解決なシーンが多く、解決してないのに
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.3

ずっと観たいと願っててようやく見れた。
評判通りとても良い映画でした。
奇跡的な偶然で本来なら出会わなかったであろう人々が出会い、交流を深め徐々に心を開いていくのんびりした作品が好きだ。
ジャスミンの
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

友達と深夜テンションで酒飲みながら観るのが正解な映画。
ヴィーガンズを屠殺するまでの葛藤は丁寧に描かれてたのに逮捕されるのは秒で笑った。雑すぎィ!

リング(1998年製作の映画)

4.1

何でもっと早く観なかったんだ!めちゃくちゃ良いホラー映画だ!
ジャンプスケアほぼ無しでここまで背筋ゾワゾワさせる手腕が凄すぎる。見終わった後のあ〜夜に嫌なもん見ちまった…嫌な夢見ないといいな…感がめち
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理想郷(2022年製作の映画)

3.7

エンドロール中に、そういえば実話なんだよなこの話…と嫌悪感に近い余韻を覚えた。
夫婦片方の視点からでは、田舎と新参者の意見どちらが正しいとか悪とか言い切れないし、そもそも大元の根源である風力発電の会社
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.3

大衆向けのアニメ映画としては良いのではないでしょうか。絵面が映えてたし、ストーリーも面白いと思う。
ミステリー作品として見るとう〜んだった。前評判で横溝正史!京極夏彦!と騒がれてたから期待していた分フ
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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.8

自分好みな作品でした。
ラストの爽快感が心地よくて、久しぶりにあ〜終わらないでくれこのままもっと見させてくれ〜と思いながら観てた。
モナリザとファズのキャラクター像が大変好み。モナリザは幼さの残る素直
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

鑑賞後、やっぱりコワすぎ!シリーズ好きだなぁと改めて思えた。

確かに今までターゲットにしてなかった層にも尺を割いてて(プリキュア、花子さんの焼き回し等)、コワすぎに求めていた新しいホラー映像体験とい
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.0

前半までの雰囲気は良かったのにと思わざるを得ない作品。
クソ男が介入してから、テンポが悪いというか展開に難があるというか…そもそもクソ男出す必要性あったのか?に帰結してしまう。
絵的には、追いかけてく
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.6

とても良かった。光の使い方が絵面にも心情的にも残酷だけれど美しさがあって心に響いた。
ストーリーの内容は重たいけれど、最後の女の子に撫でられるシーンで救われた。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.0

個人的に余韻が良すぎる探偵映画です。佐清と珠代さんの歩む幸せな未来がみたい。

めっちゃビビる石坂浩二の演技(2度も驚いてる)がとてもツボです。探偵とはいえ金田一耕助もひとりの人間だからね。そりゃ驚き
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.4

逞しいジジババ達が見れて大興奮な90分でした。
ジジババがライフルやらマシンガンやらで武装するの最高にキマってて好きなんだよな。過去に戦争など様々な経験を経て隠居したジジババ達が強い武器を持って乱舞す
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.7

大変面白かった。
中盤のタイムループしてるのは〇〇が原因だからだ!からの、総力を上げて必死に執筆活動に尽力するのがとても熱い。
登場人物何かしら信念があり、それを大切にしようとしてループから抜け出そう
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.2

モブ→5人死亡
主人公•父親→重傷
犬→無傷ピンピンしてる
この差よ、犬が無事なら人間に何したって良いのか?

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