riさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

5.0

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何回でもみたいと思って、本当に何回も観た映画。この映画は愛しすぎて、思う気持ちが特別すぎて、感想がうまくかけないからあえて簡潔にいきたい。
イタリアのホロコーストを題材にした、悲しい喜劇です。前半の、
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.0

韓国映画の名作といわれるものだから、みてみたけど、個人的にやっぱり韓国映画は、アクションが好きだなー()
家族愛系は、この主人公くらいまでいきすぎてしまうと、もはや日本人には理解できなさそうだなあ、父
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天と地(1993年製作の映画)

2.2

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プラトーンが、高校生の時初めて観たナム戦映画で、かなり興味がもてたので、同じオリバーストーン監督ということからこちらも観てみたが、微妙だった。
ベトナム戦争がどうとか、米兵との恋愛がどうとか、そうゆう
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

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ホロコーストを最初から最後まで描いた作品。他の同じホロコーストを題材とした映画では観ることができない、衝撃的なシーン(例えば、ナチスは障害者などを特に嫌う性質があり、車椅子の人を高い場所から落とすシー>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.8

市川崑作品とも、両方観たが、こちらは更におもしろくなっている。もっと評価されていいはず。邦画の戦争映画の中では間違いなくいい作品。
感じたこととしては、市川崑作品と同じであるため、感想は割愛、
でもリ
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野火(1959年製作の映画)

3.8

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市川崑のこちらの'59年盤と、塚本晋也の15年盤どちらも観たが、邦画の戦争映画にしては、よくできていた方。おもしろかった。ただ、市川崑作品モノクロ映画であるのと、塚本晋也作品の方が無駄な部分を省いて、>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.0

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確かに普通におもしろかった。
でも、よくある話だと思ってしまった。
タイムトラベルものには限界があるのがわかっていながら、まわりがあまりにも推すので少し期待しすぎた感も。
お父さんの死が近いことがわか
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

3.9

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最初にいっておくが、音楽がピカイチ。素晴らしく芸術的で美しく耳に残る。
オリジナル盤と完全版でラストの捉え方が結構変わるみたいだから二つ見た方が良いのだと思われる。時間があればみたい。
映画好きなら誰
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.8

結構好きな映画。社会人になるの嫌になる映画。工藤阿須加を、これ以上いじめないでください、私が代わりに謝りますと何回も心の中で言った。上司がクソすぎるけどリアルだった。逆にあんな女の先輩みたいなことする>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.9

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美女と野獣みて、エマワトソン可愛かったからノリでみた映画だけど、
主人公大丈夫か?って感じだった。
親友鬱になって、友達死ぬまで現状自分が周りをどれだけ不幸にさせているのか気づけないとはさすがに理解で
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アメリカン・ソルジャーズ 真実の戦場(2011年製作の映画)

3.8

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ソンミ村(ミライ村)虐殺事件を題材にしているから、前半のベトナムののどかな風景の中平和に暮らすベトナム人たちのシーンの時も気が気でなかった。戦争映画の平和で静かなシーンて、強調されればされるほど、後々>>続きを読む

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

2.9

韓国の恋愛映画に、大ヒットした作品ってものは特にないからね。
ふつーの恋愛ものでした。キョヌと彼女のやり取りはまあまあ面白い。ただ、キョヌが彼女のどこが好きなのか、顔だとしてもDV行為が目にあまりすぎ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.1

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期待しすぎもあったのかと思うけど、
裏を読むのが難しくて、キリスト教視点からみるという解説がなければ、反日映画とか言われちゃうのも無理はない。國村隼人がまた不気味な日本人としての演技がうますぎてね。
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ジョニー・マッド・ドッグ(2007年製作の映画)

3.7

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「死にたくないなら生まれてくるな!」
このセリフすごいなーほんと。
アフリカ(リベリアらしい)の少年兵について描かれたた映画。
私たちは少年兵って存在は知っているけどそれがどういうことなのか、想像だけ
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ダルフール・ウォー 熱砂の虐殺(2009年製作の映画)

5.0

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少なくとも今まで観た中で1番、ジェノサイドというものを正面から目をそらさずに描いた作品だと私は思う。衝撃的で見ていられない残虐なシーンが長々と続き、何度も観るのを途中で断念しようかと考えたが、考えさせ>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

2.2

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はっきり言って、つまらなかった。
ずーっとダラダラ長い感じ。アイマックスで観なかったからかな??
水に飛び込んだところで魚雷の恐怖があることはわかるけど、直接的な緊迫シーンもなかったし。水に溺れるシー
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殺人の告白(2012年製作の映画)

4.0

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日本のリメイク版を観ていないが、藤原竜也よりもパクシフのほうが個人的に顔が好きだったので観たという感じ。
日本版の方が、話の内容はうまくできているらしいけど、途中の「こんなに尺いるか?」ってくらいのカ
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アメリ(2001年製作の映画)

4.2

フランス映画の名作は本当にかわいくて、世界観だけで惹きこまれる。
個性豊かすぎる登場人物と、小さな幸せがとても愛おしい。この作品の世界観はどこまでも丁寧に作られている気がする。
ほんの一瞬の場面も、役
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

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イラク戦争ものをあまりみたことがなかったのだが、ボスニア紛争の時のように、平気で女子供に手榴弾持たせるシーンは、目があてられない。そして、子供が手榴弾を持っていると気づいた瞬間に、スナイパーであるカイ>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.7

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ほほ笑みデブ好きだな〜
連帯責任で自分のせいでみんなが腕立て伏せをさせられているなか直立でドーナッツ食べてるシーンとかもう笑ってしまった。
ハートマン軍曹のどぎついスラングも、実際の戦場じゃない場所で
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

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オードリーヘップバーンの可愛さがみたくて手を出したつもりだったけど、ストーリーもとってもわかりやすく、かつ素敵でとても好きな作品になった。
もちろん言うまでもなくオードリーヘップバーンは100点満点中
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.8

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アウシュビッツに送還されたのは、ユダヤ人だけじゃなくて、中にはただのポーランド人もいたことを忘れてはダメだと思う。(ポーランドという国の歴史は本当に悲惨であることは、カティンの森で重々よくわかる)
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.5

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とてもとてもフィクションな話だけど、ラストの救いようのなさは、当時のナチスに向けて訴えているものが感じられる。
「誰でも、自分の子供が殺されると悲しいでしょ、それをあなたたちは、私たちユダヤ人に平気で
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.9

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ストーリーとしても、音楽も、映像も、結構好きでした。最初の、「ラブストーリーではない」「彼女はクソビッチだ」などというナレーションから、物語の展開が安易に予想しづらくて、おもしろかった。
男性がみたら
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タイピスト!(2012年製作の映画)

4.3

戦争映画ばかり観ていた時、気まぐれに借りてみた映画だったけど、とっても元気をもらえる映画だった!フランス映画にはまるきっかけをくれた作品だった。
こてっこてのラブストーリーは苦手だけど、これは、けっこ
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サウルの息子(2015年製作の映画)

2.4

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灰の記憶同様、ゾンダーコマンドが主人公の話で、主人公が自分の息子を、ユダヤ教の埋葬方式で弔うために、ラビをひたすら探すという話。
普通に考えて、収容所の中、あんなに蔓延っているSSの厳しい監視を潜り抜
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奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

2.7

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どうして借りたのかはわからないが、とても不気味な映画だった。
事実を元にしたフィクションだが、その題材に使われた事実よりも、あまりにスケールが小さすぎて…奴隷のようにこき使われていた障害者の人たち4〜
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灰の記憶(2001年製作の映画)

4.0

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アメリカ映画のホロコーストを題材にした映画は、言語が気になってしまう。
欲を言えばSSにはドイツ語を話して欲しいが、そこはまだ全然英語でも許せる。
問題は、ユダヤ人のふたりが英語で話していたのに、SS
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

2.1

これは大学の紛争関係の授業で観させられた。先生が、実物はもっとひどかった、と仰っていたが、当たり前でしょ。映画としてもぬるすぎだと思いました。この程度の残虐シーンで、目をそらす人が多かったことにはとて>>続きを読む

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.2

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長い。
きっと戦争に行く前と、帰ってきてからの若者達の心の対比を描きたかったんだろうけど、前半部分長すぎやしませんか。
マイケルがゲイだとかなんだとかは置いといて、()ロシアンルーレットってただのゲー
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ワンス・アンド・フォーエバー(2002年製作の映画)

3.1

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これはかなーーり愛国心強めなアメリカ映画。
戦闘シーンは結構迫力あった。けど主人公がスーパーマンすぎだろ、と。
ただ、タクシー運転手の代わりに、戦死通告を届ける奥様達のシーンは、印象に残った。でも何故
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軍旗はためく下に(1972年製作の映画)

4.5

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どうしても観たくてTSUTAYAで探したが、扱っておらず、たまたまyoutubeに上がっていたので、とてもラッキーだった。
邦画は古い作品の方が良い。本当に傑作だった。深作欣二監督といえば仁義なき戦い
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

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ホロコースト映画を片っ端から観るきっかけになった作品。
スピルバーグ監督の作品を真面目に観たのは初めてで、モノクロというのも初。およそ3時間に渡る長編作品であるにも関わらず、全く飽きることはなかった。
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