あにちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

あにちゃん

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関心領域(2023年製作の映画)

3.5

人間の無関心がどこまでも狂気になりうるということがよくわかる。

プリシラ(2023年製作の映画)

3.2

高校生の時、マリーアントワネットを観て「なんだこいつ〜〜〜」ってなって以来避けてきたソフィア・コッポラだったが、超年の差婚をしている私はちょっと無視できなかったので観てきた。
けど、やっぱり、ソフィア
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最後にアーサーに涙を見せられてよかったね、ノラ。

流星(1999年製作の映画)

3.4

見返りを求めない。無条件の愛を。
それだけで世界は良くなっていくのかもしれない。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

人は信じたいものしか見ない。
結局犠牲になるのは弱い者たち。即ち子ども。

花の影(1996年製作の映画)

3.4

【哀れなる愛を失った若者たち】

なんだかすごく苦しくなった。
言葉が見つからない。

とりあえず、レスリー・チャンが尊い。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

【かけがえのない日々を切り取った映画】


夢って人によって写り方が違うらしいです。

白黒で見る人もいれば、カラーで見る人もいる。
映像の人もいれば、写真の人もいる。
映画目線の人もいれば、自分目線
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健康でさえあれば(1966年製作の映画)

3.0

疲れのせいか、最近映画を集中して観られないから、4本の短編から成るこちらをチョイス。


『不眠症』
ある夜、眠れない男は一冊の本を読む。
本を読み進めるうちに、現実世界と本の世界の境目が曖昧に…
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.0

【人との繋がりこそが光である】

混沌の時代を生きる二人のプラトニックな恋愛を描いた一本。
ストーリーを通じて戦争に対する強いメッセージが感じられる。

Autumn Leavesは誰バージョンが好き
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ヤジと民主主義 劇場拡大版(2023年製作の映画)

3.5

【この弾圧はもう他人事じゃない】

こんな国に生きていると思うと恐ろしくなる。
民主主義について立ち止まって見直したい。

2019年札幌市内。選挙演説をしていた安倍晋三元首相にヤジを飛ばした国民2人
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.0

【熱帯夜の夢を見させてくれる映画】

しっとりとした質感すら感じてしまう映像。
ベトナムの夜に誘ってくれる。

1951年ベトナム。資産家の家に使用人として雇われた少女ムイ。家族の過去や関わりに巻き込
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

2.7

【危険な友情を体感する映画】

友達になるのって、本当にこんな感じのひょんな事がキッカケだよね。

未開の地オレゴンで成功を夢見る主人公クッキーは、中国人移民のキング・ルーと出会い意気投合する。
やが
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.0

【儚く消える人生という夢】

「生きる」ということがこれほどまでにフェーズとして描かれた作品はなかったのではないだろうか。

心臓病を患う映画評論家の夫と、認知症を発症した元精神科医の妻。息子はドラッ
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

-

記録漏れ

人生で初めて映画館で2回観たいと思った映画。
(子どもだったから叶わなかったけど…)

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.3

【時を待て!】

2024年一本目は、シリーズ4作目のこちら!
家族に「お正月にピッタリな映画でしょ」と言われたのだが、そうなの?😂
言われるがまま、時間があった寝正月に鑑賞。
兎にも角にも、仁義なき
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欲望の翼 4Kレストア版(1990年製作の映画)

-

レストア版で見直し。
レビューは通常版に投稿済み。


オープニング・エンディングだけでもレストアで見る価値ある。

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

2.3

人生の苦痛そのものみたいな映像。

死は一つのフェーズにしか過ぎない。

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.8

【生きた心地がしない】

やっと観たブレイキング・バッドのスピンオフ!
ジェシー・ピンクマンの悲しい人生。

ブレイキング・バッドのその続き。
ピンクマンの運命は!?

あんまり詳しく書くとネタバレに
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

5.0

【何度でも観たい!永遠のクラシック】

大人になってから観るアメリ。
あの頃はサラッと観れたシーンも、今ではボロ泣き。
ああ、何度観ても良い映画だなぁ。
そういえば、当時デートしていた映画のカラーリス
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

1.2

【狂い出す家族の歯車】

彼氏にプロポーズされそうな気がして、正気に戻すために本作を鑑賞。
やっぱ私は結婚しなくていいや。無事正気に戻れた。笑

平凡な日々を送る主人公の小春は、ある夜全てを失う不幸な
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青い山脈(1949年製作の映画)

2.5

【民主主義に生きる喜び】

戦後の映画が観たくなって、まだ観ていなかった本作をアマプラで。
アマプラのは續も一緒になってるやつなのかな?

ストーリーは、女性教師の姿を追って、当時の日本の封建的な思想
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インファナル・アフェアIII 終極無間 4K(2003年製作の映画)

4.0


【一寸先は闇】

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの4Kコンプのため映画館へ。
全部映画館で観られてよかった!
本作は大好きなレオン・ライ参戦で、私のテンションはMAXに!
いやぁ〜、こんな終わり願っても無い。

ストー
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Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

3.5

【準備はチャンスを掴むため】

私の1番の“推し”の大谷くん。
観る以外の選択肢ないので、しっかり時間を取って家族で観ました。

実は、私は大のメジャーリーグファン。
年間2万円のMLB アプリで全試
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テイクアウト・コーヒー(2014年製作の映画)

2.0

【宝の持つタイミングと形】

なんだかSNSで流行っていたのでみてみた。

ストーリーは、元恋人同士の二人がコーヒーショップで偶然の再会を果たす。
思い出話に花が咲く一方、過去のトラウマも脳裏にチラつ
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インファナル・アフェアII 無間序曲 4K(2003年製作の映画)

4.0

【時間は有限であるからこそ意味がある】

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの4Kのコンプを目指して映画館へ。

ストーリーは、若き日のラウとヤンの物語。
彼らはいかにしてマフィア・警察という道を選んだのかが描かれる。
彼ら
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インファナル・アフェア 4K(2002年製作の映画)

4.8

【あなたは何をもって善とし、何をもって悪とするか?】

ずっと観たかった本作が、4Kにて上映!
ということで念願叶って映画館で鑑賞。

めちゃくちゃ面白い!
今まで観なかった事を激しく後悔。

ストー
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

3.9

シリーズ3作目。これぞ“仁義なき”戦い!

彼氏がこのシリーズの大ファンなのがきっかけで見始めた本シリーズ。
見事、文太さんと成田のミキちゃんの魅力に引きずり込まれてる所存。

ストーリーは、西日本ヤ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.2

観ていると知らぬ間に狂わされていく映画。

スコセッシ × デニーロ × ディカプリオ‼️
配信なんてもったいない。
ということで、意を決して3時間超の映画体験に飛び込んだ。

ストーリーは、1920
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メドゥーサ デラックス(2022年製作の映画)

3.0

一人の美容師の死をきっかけに狂い出す人間関係。

ワンカットという映画技法の脆さと、人間関係の芯に迫る脆さの対比が良い。

ストーリーは、ある美容師の変死によって、周囲の人間関係や過去が浮き彫りになる
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破戒(1948年製作の映画)

2.5

被差別部落を無かったことにする教育に改めて疑問を抱く。

差別そのものの存在をひた隠しにすれば、差別は無くなるのだろうか。

実際、今の子どもたち・若者は「部落」という言葉すら知らない人も多い。

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