ヤマピーさんの映画レビュー・感想・評価

ヤマピー

ヤマピー

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

4.6

役者さんの素のお芝居がこの映画のミソだと思ってる。
「ありえねーーー!」に虜にされた、第三世代のカンフー映画。
本当にもっと評価されて欲しい(されてるか(笑)

チャウ・シンチーの詩玉!

少林サッカー(2001年製作の映画)

4.5

生まれて初めて観たころの衝撃たるや、半端ない。
そして今もなおその衝撃のまま鑑賞できる。

やっぱ兄弟の覚醒シーンですよね!

「地球は危険だ、火星に帰れ」

豚の報い(1999年製作の映画)

3.3

子供の頃テレビで観た映画。

沖縄の淀んだ部分が現れていた覚えがある。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.6


ドラマパートはト書き、怪獣パートはセリフ。

前作の設定なんて気にしない。
目と耳を研ぎ澄まし、細かいことは気にして笑う!

それこそが!モンスター・ヴァースの真骨頂!
頭なんか使わなくてよい、怪獣
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

CGを極力使わないノーラン監督の
良くも悪くも集大成として「体感」できる映画

各媒体にて取り憑き尽くした大物俳優陣へのイメージが根こそぎ削り取られ。
オッペンハイマーハイマーという男の物語を
「伝記
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

タイカ・ワイティティ味全開、実話で真面目にふざけた物語。

マグニートーやエイリアンシリーズで
クールでミステリアスなイメージが付いてたマイケル・ファスベンダーのコミカルお芝居が観れたのが超幸せ!
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.3

驚天動地のアンサンブルスパイアクション

二転三転する鑑賞者と登場人物への裏切りに
ないようであるようでない、斬新さの塊のような演出。
既存のスパイあるあるを覆す、角刈りヘンリー・カヴィルが幻覚の中で
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.9

スパイダー能力のバーゲンセール

何かと海外では叩かれてて
日本での評価はよくわからんけど。

個人的には終始楽しめました!
marvelファンを思わずニヤリとさせる小ネタの数々、ベンやメアリーに「パ
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.5

作品としては良かった。
でもディズニーで作るんならもうちょいエンタメに寄って作っても良かった気がします。

龍やコオロギ出てこないし劇中歌ないし、、
もっと天真爛漫でドタバタの機転で難事を乗り越えるム
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

告知のポスターに引き込まれ
公開前の取材情報に腹を括り
可能な限り、フラットに鑑賞。

まるで腹の底にある本音を規律や倫理や道徳でがんじがらめに拘束し、無理して生きた結果。
とんでもない悪夢を見たけど
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傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

3.6

傷物語、3部作を一つにまとめた再編集版が上映されてるということで。
当時の劇場公開を見逃した僕としては
神様が、いや貝木が与えてくれた("金を払え"的な意味で)千載一遇のチャンスと思い、滑り込みセーフ
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傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

3.9

ここまで観れて、本当よかった。

ギロチンカッター、、
いやギロチンカッターさん。
疑ってごめんなさい。めっちゃいいやつだったな。
※設定資料参照

後に繋がる物語シリーズを先立って観てしまった、愚か
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傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

3.8

正直、物語シリーズに一番ハマってた20代の頃に観ていたら気ィ狂うほど抜け出せなかった可能性がある。

ドラマツルギー・エピソード・ギロチンカッター。
めっちゃ望んでた順番で展開してくれたのに。

ビビ
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傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

4.0

むかし劇場版で観たっきりでそれ以降、続きを観てなかったけど、再編集版が上映されるっーっわけで再視聴。
二次災害を巻き起こしながら登場する忍野さんカッケェエ。

冒頭のBGMは「遊星からの物体X」を彷彿
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

5.0

5回目となる劇場鑑賞にて。
ついに-Cを視聴。
次いで人生初のMX4D体験。

まず初鑑賞から残っていた。
今作のゴジラに感じていた、僅かなしこりが完全に払拭された!
本気で-1.0はモノクロで公開し
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.9

DBEUの終わり。
紆余曲折のシリーズ展開はありつつも、最後の最後は疲れも吹っ飛ばすアトラクションムービー!

ここ数年で「海中」を舞台にした作品は様々公開されたけど、その中で近代映像技術を用いた元祖
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On Your Mark(1995年製作の映画)

5.0

PV制作から生まれた神作。
とにかく難解で、すべての考察に納得がいく。

初見は小学生。
天使と雫が重なった(わかる人にはわかる)

流行りの風邪にやられた。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

BOOKOFFで見つけて読んでみたら。
オモロいけど買わず、人に勧めずな作品。
でも観ておいて良かったと思える作品。

地政学的な知識は全て捨てて。
とにかくAIの生き様に委ねて観る作品。

何よりギ
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ダンジョン飯 Delicious in Dungeon(2023年製作の映画)

4.0

原作ファンなので視聴しました。
Triggerの風味と合わさった絶妙な作画が好き。

声優さん全員ハマり。
できればマルシルには三点倒立ではなくヘッドスピンして欲しかった(笑)

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.9

シンプルかつ、実に見やすい。
100周年、凄いね。

小ネタの数々は
「ヘェ〜」から「マジ!?」になる程は成長をした。

個人的に最初に絵本をめくるシーンにグッときた。

スターはもう少し毛糸で色々遊
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清須会議(2013年製作の映画)

4.1

懐古新規。

史実で語りたい表現者の本音。
わかる。

でも襖から飛び出す足が限界。
それもわかる(笑)

勢の真骨頂、最高やがな。

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

4.1

三谷幸喜は役者のイメージを壊さずにイメージを壊す天才か

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.6

キャラクター全員のハマり方が好き。
特に佐藤浩市、寺島進、小日向 文世。

それにしても三谷幸喜は
有名人をウォーリー並みに隠す。

綾瀬はるかは言うまでもないです。

オットーという男(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

もう完全に喰らいました。

人と人との繋がりが小さな温かみを作り
その暖かさが懐古を塗り替える新しい人生を作り上げていく
芯に心の中に寄り添ってくれる映画。

愛する妻に先立たれ、自らが構築した環境も
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.1

配信映画というのはある意味その監督の魅力が
120%出るものだなと思いました。
まるで一冊の飛び出す絵本を見たような
不思議な気分。
意味があるのかないのかわからなくなる
シュールなコメディ展開
「自
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.3

映画館の予告編にて



「いや反応しないんかい」




このツッコミ
たったこのツッコミひとつに完全に心を掴まれて
恐ろしいほど久しぶりに
「初見吹き替え」で観た作品。

そしたら
「いや本編では
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

4.0



見た後は何故か叫びたくなる
「シャザム!!」

前作を観ていたらなんとなく
予想される
「バラバラになる仲間(家族)達」
なんとなく予想してて
今作もそうなるのかなぁ〜と思ってた
そしてそうなった
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

「デリカシー−1.0」良い意味で。


鑑賞前・・・巷ではこの映画は
「ゲゲゲの鬼太郎の同人誌」という風潮を聞いてました。
なんのこっちゃ?と思いながら。
劇場版のポスターにかつての原作
「墓場鬼太郎
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.9

ブラック・パンサー
アントマン
ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー

それぞれの作品が
重みのある作品として展開している中、
世の中ではマーベル疲れというワードが蔓延っているそうな、、、

いや疲れ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0


ただ「戦後」ってワードだけで、登場する人間たちが脳筋な軍人ばかりが出てくるものだと、、

「何と戦う」だ「GHQがどーたらこーたら」等、見当違いな方向性に思い上がり、その方面で考察や予想をしていた自
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

4.5

100回観て。
100回笑って。
100回泣く。

包み紙は破くモン

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

2023年で泣いた唯一の作品になりそう。
夢と情熱と希望に弱いのよ、、、
映画始まる前の配給制作ロゴで初めて
プレステのロゴを見たwww

公開前までは
「レーシングゲームを実写化するの(笑)」って
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

4.0

『犯人はみな誰かの旧友だ』

クセ画角のケネス・ブラナーさんの最新ポアロ。
前作のナイル川の公開が伸びた分、超早い帰還。
毎回、実力派が(コンプラ)される、ケネスポアロ。今回も見事な癇癪推理を魅せてく
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