トリュフォーは「言わずものがな」なのでここでは割愛、ジャンピエールレオの演技に注目して欲しい。彼はこの後ヌーベルバーグの監督たちから愛されさまざまな作品に登場するわけだが、この作品はその彼の映画人生の>>続きを読む
ショーンペンといえば、素行の悪さや過去のイメージが抜けず見る側が苦労する俳優だと感じているのですが、この彼の監督作品は名作だといえます。青年が人生の意味を探す旅の道中多くの体験をするが、その場所その場>>続きを読む
人間の苦しみは「時間と人で癒される」という本質を描いた作品。なぜ人は巡礼をするのか、その理由が多岐にわたっていて面白く動機がバラバラなもの同士が共に支え合いながら旅を続けるというストーリーが人生そのも>>続きを読む
同じような暮らしは1960年代にヒッピー文化として流行したが、この映画はヒッピーのそれとは印象が異なる。現代の社会問題と新しい生き方をリアルに描いた作品。ところどころ映し出される自然の美しさ、自由であ>>続きを読む
福山雅治にお株を奪われたが、以前は武田鉄矢といえば・・・という時代の変遷を感じさせる。ストーリーは亜種的なイメージだが、キャストは豪華で目を見張るものがある。歴史に詳しくない方々でも幕末の獅子たちの志>>続きを読む
ジャック・ドワイヨン監督、ジェーン・バーキン主演の渾身の作品。マルーシュカ・デートメルスという配役はこの映画に豊かさを添えた。LGBT系のフランス映画で日本で見られるものは素晴らしいものが多いが、なか>>続きを読む
元娼婦と無職の息子を描いたパゾリーニ監督の作品。物質的にも精神的にも貧しさの中で育ってきた母親の子への強い思いと祈りのような願い、十代特有の男子の心模様が生々しく描かれている。私を含めて母子家庭の方が>>続きを読む
シンプルな映画、深読みしなくてもストーリーが伝わってくる。骨というキーワードをうまく表現しているので、その部分は味わいたい。綺麗な映像とセンチメンタルな心象を楽しむと良いかも。