wtrさんの映画レビュー・感想・評価

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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.9

命綱なしで断崖絶壁の壁を登るフリーソロクライマーを追ったドキュメンタリー。今まで誰も登ったことのないエル・キャピタンという高さ900mの壁に彼が挑戦する様子を描きます。
高所恐怖症のわたしにとっては信
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

冴羽獠を説得力を持って演じられる鈴木亮平に脱帽する映画です。序盤のソープマットアラジンの下りで既に100点でした。
続編がある感じがプンプンしてましたが早く作って欲しいですね。物語展開がどうしても早足
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

トラウマが原因で自分をコントロール出来ない少女ベニー。彼女を救うために様々な大人が手を尽くしますが、彼女が一番求めている母親はベニーと向き合う事をせず逃げ続けます。周りの大人達はそんな母親の現実を隠し>>続きを読む

狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ポスターとイメージカットを見て渋い感じの映画かと思っていたので、最初は非常に驚きました。仲間の一人はすぐに抜けちゃうし、銀行に入ったけどお金もない、相方はちょっとヤバい奴だし、付近の警察全員出動してん>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

思ってた2倍は面白かったです。
ジャンプスケアはちゃんとしてましたし、最後の展開の駆け足感と突っ込み所の多さも含めて楽しませていただきました。
おばあちゃんにチェンソーは合いますね。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

画面では凄い事が起きてるのに、何故か眠くなってしまう事があるのは私だけでしょうか。前日に記憶が飛ぶまで飲んでたせいかも知れませんが今作もそういう映画でした。
ゴジラに負けて封印されてた悪コングを、スー
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

プロレスの名門エリック一家の栄光と悲劇を描く今作。
印象に残っているのは物語序盤に父親が自分の期待している子供のランキングを話すシーン。厳格な家父長制と「有害な男らしさ」が引き起こす悲劇は実話だという
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グレート・スクープ(2024年製作の映画)

3.8

恥ずかしながらエプスタイン問題は今年になって初めて知りました。ちょうどドキュメンタリーを見たばかりだったので個人的にはタイムリーな作品です。
未成年への性的暴行が断じて許されないものである事は前提とし
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

二日酔いかつ寝不足状態で鑑賞…するものじゃないですねこれは。原発完成までの下りでかなり頻繁に意識がとんでしまいました。
後半の下りは割と意識がしっかりしてましたが、登場人物の多さと、歴史知識の浅さによ
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未知への飛行(1964年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

オッペンハイマーに向けて。
博士の異常な愛情と同時期に公開された作品というのは有名な話ですね。
核戦争に勝者はいないという話を地でいく結末には言葉が出ません。ほぼ会話劇で進みますが全編通してもの凄い緊
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

何気に劇場で始めてみたリュック・ベッソン監督作品です。
予告見ていても何の映画かさっぱりわからない系映画の一つですね。ドッグマンという位だから犬が活躍するんだろうと思ってはいましたが。
実際鑑賞してみ
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これぞ娯楽映画!!!
当たり前ですが田中邦衛が若くてびっくり。
三船はもちろんの事、登場人物がみな魅力的で面白かったです。
城代の奥さんの雰囲気にたじたじになる三船は可愛いし、押入れの捕虜との下りはベ
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.1

ダニエル・デイ=ルイスとポール・ダノの演技合戦が見事。
自身の望む通りの成功を収めているにも関わらず、後半のダニエルが全く幸せそうでないのが印象的でした。結局のところ彼が求めていたのは自身が心から気を
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.2

用心棒に続き恥ずかしながら初鑑賞です。
スターウォーズが今作から影響を受けている事は最初のシーンですぐに納得しました。まんまタトゥイーンの砂漠を歩くC3POとR2D2ですね。
キャラクターがそれぞれ魅
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ヘレディタリーが怖くて未だに見れない人です。
鑑賞後解説等は読んでないので記録として個人的な印象を残します。
前半の世紀末マンションから医者夫婦宅での下りにかけて、どんどん訳の分からない状況が加速して
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

3作目が上映されるとのことなのでこのタイミングで初鑑賞。
マ・ドンソクの腕の太さと背中の広さを堪能出来る映画でした。
イス組の組長がいい味を出していたので途中で死んでしまい残念。
敵役の3人も中々のキ
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.8

事前の交渉による密約、面子や派閥・管轄を巡って争う様子。何処にでもありそうな会議の風景に見えるからこそ、この会議の異常性が際立つ作りになっていたと思う。
無音のエンドロールが鑑賞後の虚脱感に拍車をかけ
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用心棒(1961年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

初鑑賞。
三船演じる用心棒の立ち姿がとにかくカッコいい。着物をラフに羽織りながら顎をかく仕草は真似したくなります。
用心棒が善人という訳では決してないところがこの映画の面白いところ。最初に飯屋の親父に
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

東京国際フォーラムのシネマコンサートにて。劇場公開時に映画館で観て以来2回目の鑑賞。
上映と演奏がピッタリあっていてサントラか生演奏なのか分からない程のプロの技術に驚き。
ジャスティンハーウィッツの直
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

初鑑賞。核による終末に至るまでを皮肉とブラックユーモアたっぷりで描く今作。
笑ったシーンは色々あるけどお気に入りは皆殺し装置に対するラブ博士のツッコミと、コング少佐のラストシーン。
コング少佐はカウボ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

R18だと知らずに鑑賞。
エマ・ストーンの身体の張りっぷりに最初は驚きと気まずさを感じました笑
赤ん坊の脳を移植された成人女性の成長過程を演じるという狂った設定に、本人にしか見えない説得力を持たせる演
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

陰謀論者のおじさんがまさかの有能キャラだったり、おばあちゃんが元革命戦士だったりと主人公の家族がキャラ立ちしていて良かった。中盤の親父の死は泣いてしまった。アクションも気持ちいいし、ヒーロー映画として>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

2と重なるラストシーンだが、佇むマイケルの印象が全く異なるのが心に残る。
2ではフレド殺しを「ファミリー」を守るための合理的な手段として、覚悟を決めて遂行した男の顔という印象。
一方今作は「ファミリー
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ビジュアルの面白さ、アクションと話のテンポ感が絶妙。最初から子供さらってミサイルで氷河壊せば良かったんじゃ?とか後から思う事はあるけど観てる間はただ楽しんでました。兄弟仲直りとかブラックマンタの最後と>>続きを読む