ちょっと魔法でばんそうこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

結婚哲学(1924年製作の映画)

2.3

The Marriage Circle
("circle"=the ring of infidelities central to the plot)
活弁入り。初ルビッチ。Lothar Schmid
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

3.3

Petite Fille =little girl
小さな体に秘められた悲しみと怒りと戸惑い。
涙と笑顔がこぼれる映画。
撮影:Paul Guilhaume
note)「教育のプロだというのにね」 「
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

Il grande silenzio
=大いなる沈黙
ヘイトフル・エイト思い出した。
雪のなかを走るショットが多くて長い。
*revisionist spaghetti western film
*モ
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

2.0

Le Roi de cœur=king of hearts
伝書鳩は撃たれる運命なのか........
note) 1918年10月 WWI末期ドイツ劣勢により解放間近の北フランスの町で 堂々と話せば
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大頭脳(1968年製作の映画)

1.8

ん?これは、街並みはイギリスなのに言葉はアメリカ...?
イギリスにフランス、イタリアの名優たち。
🗽
*1963年の大列車強盗

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

2.3

Das Leben der Anderen =the lives of others
劇伴、木管たちの活躍が楽しい。細かいパッセージも旋律も。
ふと思った。聴かれたくない内容だけ、その人たちだけの空間
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

2.2

ジャケ写の可愛さと真っ赤の公衆電話。終盤までは面白くなかったが、それまでのつまらなさが効いているってことなのかな。
源氏鶏太(げんじ けいた)の小説原作。

プラトーン(1986年製作の映画)

2.8

Platoon
暗闇に銃口や赤い炎が休むことなく光る。
この作品と同じくらい味方にフォーカスした戦争映画は今のところ見たことないかな。
メインテーマ、なんか聴いたことあるな。ここまで若いウィレム・デフ
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

1.8

The Man from U.N.C.L.E.
立ったまま失神させることって可能なのか!?
やばいな〜面白くなかったあ。この調子だと同じ監督の『シャーロックホームズ』もハマらんやろうな...。いつか見
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

2.5

Boże Ciało(Polish) =Corpus Christi
緑の瞳が冷たく光る。画面も緑が印象的。
メモ) 実話に基づく 黙示録 告解 手引き 教皇庁 聖体祭 ズロチ(金単位) なかったフリ
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.5

Volver =to go back
ある女に、同時に2つの死が降りかかるお話。初ペドロ・アルモドバル。プロットは監督の1995年の『私の秘密の花』の製作中に女優から聞いた話から。監督の生まれたラ・マ
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.0

報復は良くないけど、その内容が素晴らしい....。初めて黒人と白人が出くわした大昔ならいざ知らず、この時代にあって白人至上主義っていうのは馬鹿な考えだなあと思う。
長編『Skin』の出資を募る意味で監
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噂の女(1954年製作の映画)

2.2

『瀧の白糸』以来の溝口健二監督。
医者の若造、お金 一度は断れよ!くそ野郎。
*浪花千栄子 *久我美子がオードリーヘプバーンみたい。
*相剋 *太夫

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.5

The Silence of the Lambs
コノ人がジョディ・フォスターだ、と認識して彼女を見たのは本作が初めて。非常に美しくありながら、男性的な格好良さも持ち合わせている不思議な魅力を持った人
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トラの旦那(2022年製作の映画)

2.3

エンディングクレジットで編集までやっていると知って驚く。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.0

Chris Kyle、Scott McEwen、Jim DeFeliceによる2012年の自伝 'American Sniper: The Autobiography of the Most Leth>>続きを読む

本日公休(2023年製作の映画)

2.3

生きることは、心にぽっかり開いた穴がたくさんできることだと思っている。いろんな世界を知っていろんな人と出逢っていろんなものを得る一方で、自分が代わりに死んでもいいくらいの大事な存在を失ってしまって、本>>続きを読む

姉姉妹妹2(2023年製作の映画)

2.8

Chi Chi Em Em 2 =I show you my sister
1930年代。実在した美女二人の逸話を脚色したもの。
ベトナム語ってうるさいんやね。
女といえば何かと男に付随するものとして
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満員電車(1957年製作の映画)

2.0

オープニングクレジット、こういう手書き風のフォント、いいと思うんだけどなあ。最近の作品もこういうふうにすればいいのに。
note) 明治九年 大正二年 昭和元年

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

Waves
女性ってやっぱり堕ろせないもんなのかな。経験ないから分かんないや。
きっと、もっと抱きしめてあげられたらよかったんだな。
note) SLAP オーバーヘッド運動 you pushed h
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

Capharnaüm
レバノンで生まれ育った監督がリサーチに3年を費やしつくりあげたフィクション。ただし、主人公をはじめ出演者のほとんどが、演じる役によく似た境遇の素人だそう。
終盤への展開が秀逸。そ
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あなたと私の合言葉 さようなら、今日は(1959年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

久里子亭 原作。
オープニングクレジットは👢🫖🎩☂️。岩尾文子の美しさ好きだなあ〜。彼女が着ていたライトグレーのロングコートが可愛い。
なんでこのころって、あんな なんも感情の乗ってないような喋り方な
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.0

Juliet, Naked
Nick Hornbyの2009年の小説原作。
邦題からして '20th Century Women' とかリサ・チョロデンコのほうの'The Kids are Alrig
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ただ君だけ(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

오직 그대만
(Ohjik Geudaeman/Ochik kŭtaeman)
ソ・ジソプ、ハン・ヒョジュ、主役お二人とも好きな俳優。
ハンヒョジュ、かっわいい〜、うっつくしい〜!演技も瑞々しい。
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

공작 (Gongjak)
実際に「黒金星」と名付けられたのはパク・チェソ。週刊誌の元記者で彼と1996年から付き合いがあるキム・ダンが、映画の原案者とのこと。
キヨハラ日本語うま。(あれは韓国の俳優さ
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

Mary Shelley
'Carrie Pilby'のベル・パウリー。'The Limehouse Golem'のダグラス・ブース。
この頃からペン回しはあったのか...
自分の選択に後悔はないと言
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スパイの妻(2020年製作の映画)

1.8

*1940年代の日本映画を意識した台詞回し
メモ) 一九四〇年 神戸生糸 軍機保護法 日独伊三国同盟 関東軍

私は二歳(1962年製作の映画)

3.0

松田道雄の育児書『私は二歳』『私は赤ちゃん』原作。
聴衆がこの映画を見ていて赤ちゃんに笑顔にしてもらったみたく、撮影現場も癒されていただろう。主役を演じた鈴木博雄くんは、オーディションで3200人の中
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國士無双(1932年製作の映画)

2.8

伊勢野重任(-しげたか)原作。
24分版。
おもろ。たのし。

(1959年製作の映画)

2.2

1956年の谷崎潤一郎の小説原作。
まだお札に聖徳太子がいた頃。
仲代達矢の若い頃。

奇傑ゾロ(1920年製作の映画)

2.3

The Mark of Zorro
日本語、女性の活弁入り。1919年のJohnston McCulley の'The Curse of Capistrano' 原作。
劇伴、オーボエの妖しい旋律。
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わたしは金正男を殺してない(2020年製作の映画)

3.0

Assassins
メモ) 金正恩(キム・ジョンウン)委員長の異母兄 金正男(ジョンナム) マレーシア🇲🇾 クアラルンプール国際空港 2017年 インドネシア、ランカスムル 白頭山(ペクトゥサン) 金
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