うじろさんの映画レビュー・感想・評価

うじろ

うじろ

映画(31)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ミッシング(2024年製作の映画)

3.9

全く救いのない作品だった。
救いのない中でも、僅かな光を掴もうと必死に生きる石原さとみと青木崇高の演技に何度も何度も泣いてしまった。

気持ち悪い程のリアルさがあり、実際に事件に巻き込まれた人はこうな
>>続きを読む

子宮に沈める(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも辛い。惨すぎる。これが実話だなんて信じたくない程辛い映画だった。点数をどう付ければ良いか分からなくなった。

母親の愛情が無くなっていく様、子供のママを求める思い、ドキュメンタリーを見ている
>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

映画としては、引き込まれたし森田剛の演技も素晴らしかったが、内容的に何点を付ければ良いのか分からない…とにかく残忍過ぎて。。

無関係の人を手にかけまくるというのはなんとも…もっと早く捕まえるタイミン
>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

お手伝いロボットのお話だと思っていたら、こんなに感動する物語だったとは…
お兄さんとベイマックス(器?)と2度も別れを経験しながら立ち上がるヒロに、涙無しには見られなかった。

ベイマックスが愛くるし
>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

自分はクリエイターでは無いのに、胸が熱くなった。モノづくりって素晴らしい。

製作者の想い・会社の想い・ユーザーの想いはそれぞれで、現実では意見がぶつかり折れる人も居てこんなにキレイにはいかないだろう
>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

重松清の小説だし、泣かされる映画だろうとは予想していたが、ここまでとは…家族の絆物に弱いことは自負しているがそれにしても泣けた。

親子の絆、街の皆との絆、どちらも深い愛情があり何度もグッとくるものが
>>続きを読む

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族(2021年製作の映画)

4.5

岩合さんの映像美、中村倫也のナレーションの良さ、猫の可愛さと全ての癒しが詰まっていた。

癒されすぎて少し眠たくなってしまったが、久々に何も気負うことなく楽しめる映画だった。

中村倫也の声は本当に素
>>続きを読む

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

大笑いと言う程ではないが、細かな笑いがそこかしこに散りばめられていて楽しい作品だった。

キャスティング権は大九監督にあるのかバカリズムにあるのかはわからないが、芸人の出し方やキャスティングが上手いな
>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

出版社ものはやっぱり熱いなと思った。
大泉洋と松岡茉優の演技はさすがだし、息のあったコンビネーションで良かった。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

10年前、Qを映画館で見てからずっと待っていた。
今回で劇場版が最後と言うことで、いざ公開されるとわかると見るのがとても怖かった。

しかし、思いの外綺麗にまとまっていてとても安心した。
ずっとモヤモ
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

他都道府県出身で、関東圏に数十年住んでいた身としては無責任にケラケラと笑えた。

コメディは全力で演じてこそ面白いというのを見せ付けてくれた出演陣、最高でした。

演出によっては笑わせにきてるのに寒い
>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.7

CMを見た時にこれは凄そうだ!とかなり期待をしていたがそれを遥かに上回る作品だった。

柳楽優弥の演技力はどうなってるんだ…憑依でもしているのかというくらいたけしで溢れているし、大泉洋の師匠役も大ハマ
>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.1

日常の笑いからカッコイイ戦闘までとても良いバランス。

最初はいやこの5人ダメダメすぎだけど度胸だけは凄いな!って思ってたけどそれもそのはずだった。ラストに向けての戦闘がカッコいい!

「殺さないか心
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.2

ふと思い出して鑑賞。
大変胸が熱くなるストーリーだった。

ミゲルの真っ直ぐで素直な心は観ていて心地よかった。主人公のパワーで皆の心が動く系は心がスっとする。(ギター盗もうとしたのはいけないけど)
>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「目は口ほどに物を言う」など【目】を使う言葉はたくさんあるくらい、人間の心理は嫌でも目や目線に現れると思う。
この作品は、そんな目線の使い方がとても上手く、こちらが精神的にやられそうになった。
思春期
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

松岡茉優の演技が素晴らしかったが、取り巻く脇役の方々の演技も個性があってとても良かった。

あんなに仲良く脳内で話していた方々がどんどんと歌(突然始まってびっくりした)の中で現実に戻っていく様は、魔法
>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.2

全体的に体感が長く感じた。一つ一つのシーンに意味はあるんだけどもう少し纏めてテンポ良ければ良かったなぁ。途中ちょっと疲れてしまった。

脳内Aの存在を作り出すほどおひとり様をこじらせたのは何故だろう?
>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.0

福田監督の作品を観るのは初めてだったが、自分には合わなかった。
笑わせ方のパターンというか台詞回しは全て同じで、漫画やアニメにありがちなボケるときはしらけ顔で1人アップみたいな画面が多く観ていて少し恥
>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

頭から勢いのある演出、謎を秘めたキャスト達、渋谷での爆発までの勢いはとても良かった。
ただ、後半の置いてけぼり感が…
疑問しか残らずラストもその終わり方でいいの??感満載。
疑問を書き連ねたら止まらな
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

とても熱い展開の連続だし作画がとても綺麗で見応えのある映画だった。
コミカルなシーンは笑えるし、煉獄さんの家族との絆には何度も泣かされた。
お母さんの言葉がとても心に沁みた。

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

中村倫也の演技力でなければは成立しなかったであろう作品だった。

ストーリーは全体的に大まかに見ると纏まっているが、細かい部分が気になって途中途中少し引っかかってしまった。
(生活費の出処や研究のデー
>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

蒼井優と阿部サダヲの演技が素晴らしかった。
始まりと終わりで全く印象の異なる関係性だけど、それを見事に現せたのはこの2人だからだろうと思う。

ラストはそこまでしなくても感が凄かったけど、陣治はもう限
>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

終始ダメな母親へ歪んだ愛情を投げ続ける周平と、周平へ全く愛情を見せない母親の関係が観ていてとても辛かった。

母親はあまり不自由のない家庭で育っていそうだったが、なぜ妹は真っ当に育って姉はここまで歪ん
>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

3.8

家族の在り方とは何か、血なのか絆なのかというのが様々な視点から描かれていてとても良かった。
福山雅治が父親として成長していく様子がリアルだった。
役者陣が全員上手くてあっという間の鑑賞時間でした。

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

子供達の演技がとても自然でびっくりした。
これが実話だなんて信じられない…

YOUのダメ母親役が雰囲気出ていて良かったし、柳楽優弥君の演技も素晴らしかった。

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.5

音楽、ダンス、映像がとても良かった。ストーリーも上手く纏まっていたなぁとは思う。ただ、とても良かった!と手放しで賞賛するには何かが足りなかった…なんだろう…

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.0

主人公達に魅力を感じられない、夢に向かって努力していると言う割には伝わってこない…肝心の一人芝居のシーンも掘り下げられず、一体主人公の何に惹かれて抜擢されたのかも不明。
ミュージカルもストーリーも中途
>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.6

由緒正しく 伝統を守る院長と、どうせ歌うなら楽しく!というウーピーゴールドバーグ率いるシスター達の気持ちがどちらも貶される事無く、お互いを尊重しつつ心を通わせていく様がとても秀逸だと思う。

ちょっと
>>続きを読む

花宵道中(2014年製作の映画)

2.0

安達祐実が華奢で綺麗だとは思ったが、ストーリーはありがちでイマイチ盛り上がりに欠ける。
とても時間が長く感じる映画。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.8

TAB001 の禁断の惑星 feat.志人のMVで気になっていて前々から観たかった作品。
予想以上の気味悪さでとても良かった!色彩の独特さや絶妙な動きも気味悪さを増している。
クセになる映画でした。

RENT/レント(2005年製作の映画)

5.0

自分には今のところ無縁の世界の話だが、だからこそ全員の感情を雑念無く"考える"事が出来る作品だなと思う。

劇中歌は最高に良い曲ばかりで何度観ても飽きがこない。
【No Day but today】と
>>続きを読む