mayonさんの映画レビュー・感想・評価

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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

主人公の成功と、
ひとつの誤りの選択から
転落していく物語。

序盤はゆっくり丁寧で
後半は加速していくので
置いて行かれる感もなく惹き込まれて
最後まで鑑賞しました。

何となく途中からオチが想像つ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.4

75歳になると、
安楽死を選ぶことができる。
むしろ国を上げて、推奨され優遇される。

こんな状況の未来が
そう遠くはなさそうで、
むしろなんだか、しっくりくる感じもして。

ただただ、
未来の日本に
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有り、触れた、未来(2023年製作の映画)

3.5

震災の映画かと想像してましたが、それとは少し違いました。

「どんなカタチでもいいから前を向いて生きていこう!」というメッセージ性を強く推した映画です。

演劇の内容や練習風景を、
現実の心情の変化と
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.7

毛の1本1本までディテールがすごい。

欲言えば、シンガーサイドの
歌は言うまでもなく最高なんだけど。
セリフの吹き替えが残念。

字幕と吹き替え。両方見た方がいいなー。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.4

義理の娘を守りたい。
それだけの為に生きる母の物語。

素晴らしい家族愛のストーリーでしたが、
母親役が思ったよりかわいらしすぎて
全体的に軽くなった印象。

ズルさや自己中さが際立っていたら、
ラス
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.9

小説の印象そのままに作り上げられた作品。

人の弱い部分が
人を惹きつけ、共鳴し、共存し、傷つける。
人との関係の陰の部分を抜き出したような感覚。

最後。松坂桃李さんの怒りが爆発した叫びシーンは心を
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.5

コロナ禍を乗り越えて
ここまでモチベーションを維持できたキングダム2はスゴイ!!

ただただ演出がオーバーになるのが
シリーズ映画の常ですが、
本作については世界観の作り込みが徹底していて
コミック好
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.7

母として生きるために
男をやめ、意地だけで生きた1人の女性の物語。
結末が残酷で辛かった。

これからの人生(2020年製作の映画)

3.6

街に住む高齢のローザが身寄りのない孤児を預かり絆を深めていく物語。

ソフィアローレン。
もうかなり高齢ですがイタリアの女優としての
姿勢というか生き様というか強さがあって、
彼女が映ってるだけで
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

彗星衝突の地球危機を発見した天文学者らが世界中に事実を伝えようと奔走する物語。

ストーリーはかなり深刻なテーマなのに、
カット割が多くリズムもよく、
小気味のいいブラックコメディなのが新鮮。

危機
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空白(2021年製作の映画)

3.7

我が子の無実を絶対前提として
真実を知りたい執着心を
周りに振りかざすモンスターペアレント。

古田新太が何しろ怖すぎる。
でも現実的にこのような人が存在するのも事実で、もしかしたら自分も、なにかのキ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.6

私の中の日本アカデミー賞はコレでした。

役所広司さんの圧倒的存在感、ブレない演技力。
この主人公を表現できるのは彼しかいないでしょうね。

ラストの洗濯物を取り込むシーンや
タイトルを「素晴らしき世
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.1

3時間と長い上に、
情報量もわりと多くて上映中考え疲れてしまいました。

文学?戯曲?にウトいので、よく分からなかったです。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

元殺し屋のジョンウィックの復讐劇。

動きのキレといい
ポーカーフェイスといい
キアヌ最高。

なんでもっと早く観なかったんだろう。
楽しかったです!

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.6

そばにいつも居ると煙たくて、
居ないと寂しく恋しくなる。

自分という存在が
相手に重くさせたくなくて
感情を素直にぶつけられない。
そんな遠慮が胸にチクリとくる。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.1

コミックが大好きで鑑賞。
俳優も豪華だし、期待しすぎました。

コミック読んでない人には分からないかも。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.0

俳優陣の演技や編集が云々では全くなく
レベル1の役所広司さんのスゴみがありすぎて
レベル2では騙し合いのドラマになっていたのが残念でした。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

2.3

全てがあり得ない!不可能すぎて笑える。
トリックが明かされることなく、死んでるハズの人が、突然生きて目の前に現れる。

何も考えちゃダメ。それがまたいいのだ。

何も考えたくない、エンターテイメント。
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.4

劇団ひとり監督作品を初めて見ましたが
すごくマトモな映画で
いい意味で良かったです。

役の演技やシーンには
ビートたけしへの
気遣いや尊敬の意がダダ漏れ。
彼のイメージとは真逆で
「3丁目の夕日」を
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消えない罪(2021年製作の映画)

2.7

んー、期待していたより
残念な仕上がり。

見どころとしては
サンドラブロックが
キレイどころの役から
元殺人者という暗くやさぐれた役に挑戦したという目新しさだけだった。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.3

進行する認知症に気付かないの父老人と娘の親子の物語。

時間軸や人、場所、視点がバラバラで、どのシーンが事実で、どのシーンが彼の記憶なのか翻弄されっぱなし。
観終わると認知症体験したかのような感覚。
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.5

フランス映画の人魚姫。

グリム童話のようにちょっと残酷で
アメリのように無邪気で無垢な物語。

男性は人魚を見ると一瞬で恋に落ち
心臓発作で死んでしまうという
ホラーか?!と思いたくなるような始まり
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.8

やっぱりグザヴィエドラン監督最高!

初の英語で挑んだ作品で俳優陣も豪華でした。
この俳優陣に飲み込まれることなく
ドランワールドがまた素晴らしい。

まるでアートのように美しい映像でたったワンカット
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.2

猟奇的殺人犯を追うサスペンス。

セブンのような感じだけど
最後はモヤっとして終わった。

デンゼルワシントンは
相変わらずカッコよくてさすがです。

浅田家!(2020年製作の映画)

3.4

自分だったらどんな家族写真を撮るかな。とついつい考える。

写真家という職業に奢ることなく
家族の姿に寄り添って撮ってくれそうな写真家さん。
この写真家の人となり、家族なりが好きになりました。

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

殺人鬼と女子高生の心が入れ替わったら、、というホラー映画。

そもそもホラーが苦手で
かなりビビリながら見始めましたが
入れ替わったあたりから
ん、?あれ?そういう展開?
とホラーらしからぬ方向に。
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.4

ピーターラビット実写版のシリーズ2

前作は人間VSラビットだったけど
今回はラビットの友情の物語。

なーんにも考えずラクに観られます。

ウサギのシッポがリアルでキュンとします。

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