序盤つらかったし、全体的にビターなんだけど、あいかわらず最高。
頭のまともさと頭のおかしさの振り幅がある作品に惹かれてしまうのは、それをエンターテイメントとして成立させるための理知的で繊細なバランス>>続きを読む
『コングレス未来会議』は、AI生成技術の先駆けとして、俳優の音声、身体、表情データを利用し、生身の俳優が不要になる未来を描いています。最近の俳優協会の全米ストには、生成AIの著作権や契約問題が争点とな>>続きを読む
ジェフ・マクフェトリッジが手がけたOSのUIや世界観、デヴィッド・オライリーのゲームがいまだにすき。
エドワード・ヤンの集大成。
フィルムで。映画館でみれてよかった。
すべてが詰まっていた。
「お互い何が見えているか分からないとしたら、どうやってそれを教えあうの?」
結局、誠実さとは何かなんだろう>>続きを読む
このテーマを描く場合、ドラッグ、セックス、クラブのシーンがぬるいとゲンナリするけど、ちゃんと血が通っていて実感が伴っているのがよかった。肌触り、感覚が信用できる作り手だと思ったから、すんなりと映画の中>>続きを読む
GIFとの相性がいいビジュアルのせいか、初期tumblrでよくミーム的に投稿されていた。OBEYの元ネタ。バーバラ・クルーガーのようなプロパガンダや、映画全体を貫く人を食ったようなシニカルさがすき。
人生に物語が必要な人に捧げられた絵本のような映画。ウェルメイドな物語から逸脱して、夢=神話をつくってしまうのは本当にかっこいい。自立した知的で孤独なひとに対する敬服と愛、そして包容力を持ちながら真っ直>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
本作は監督のパーソナルな物語とのことだけど、映画のように「終わり」にすることなんかできなくて、むしろ可能性がありつづけてしまうことが、因縁だし希望だし呪いでもあると思っていて。
「イニョン=運命」を>>続きを読む
多摩ニュータウンを舞台に、登場人物たちは善意のもと出会ったひとに「何か」を与えようとするも、受け手の遠慮と送り手の過剰さにより場はすこし空回りして、すれ違う。でも言葉にできない「何か」は相手に伝わり、>>続きを読む
https://youtu.be/V0rjnEwdMlw?si=LJ-Yq33sVeHHbZqp
田辺誠一監督作品。99年度ベルリン国際映画祭フォーラム部出品。
篠田昇の弟子である福本淳が撮影を担当。行定勲が演出補として参加。全編ビデオ撮影。妻と愛犬に去られた男のうつろな日々を日記風に綴った作品。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
題材のしんどさもあるけど、個人的に余白や抜けがないと、映画的喜びは感じれないんだなと思った。圧が強すぎて一本調子になっている。ただそれこそが、この映画の目指すところで、明確なコンセプトのもと、完璧に構>>続きを読む