赤ん坊の心が、成人女性に搭載されると、人間の本来の野生的思考。ルソーの言う自然人的なベラ。
この社会に完全に同化し、己の欲望のままに所有することを欲する男性権力との闘い。
無一文でこれからどう生き>>続きを読む
アルファビルや、ソラリスのような、黒と白の美しさ。どこか違う惑星で起こる、異星人の日常を描くかのよう。
白黒にすると寓話感が上がる。
マニアックドライバーと設定が似ている。
裏キドウ?との戦闘シーンの作画がすごい。突然のことで驚き。その他はそうでもない。
村の構造にそそるものがある。
タバコを吸う人が多い。列車やオフィスが曇るほどか。
銀座で暴れるゴジラの迫力よ。熱線の威力に広島の原爆の再現であるかのような、息が止まるような爆発。人や町が簡単に吹っ飛んでいくその後の絶望感。
戦後自分が果たして生きてるんだか、死んでるんだかわからない>>続きを読む
クモにこんなに親しみを感じる映画もない。途中から可愛く見えてくる。毛が生えててモコモコしていて、目も可愛く見える。
設定がレトロな宇宙。
スペースマンの比喩。現代人の孤独。
人類史上最も物理的遠>>続きを読む
海坊主が出てこなかったのは残念。
映像化のクオリティがとてもすごい。鈴木さんの冴羽了のもっこりクールなセクシーさがピッタリすぎる。
シティハンターといったら東京の夜景だが、新宿の今の夜の景色は猥雑>>続きを読む
走ること、叫ぶこと、殴ること、遊ぶこと、眠ること、笑うこと。
忘れる事ができたらどんなに楽だろう。だけどそれを受け入れて生きていくという事に腹を括った。川を戻って。
主人公の存在感、その目つきと笑顔。
この主人公狂った欲動。その背景はほぼ描写されぬ感情は移入できない。純水でいて底知れぬ狂気と強い光。
人が人に干渉するのにどこまでが正しくて、どこからが正しくないのか。その人の事を本当に考えようとも、根幹からずれていた場合にその干渉は正しく機能しない。その人をどこかに追い詰めてしまうのだろう。
だから>>続きを読む
ホアヒンの何をするかわからないヒリヒリ感とナポレオンのカリスマ性が重なる。
フランスを手に入れても、最愛の妻との子孫は手に入れられない。最後まで満たされることは無かったであろう。英雄に悲劇あり。
とても辛い。
孤独で救われたいのに互いちがいになる。幸せになるチャンスはあったのかもしれない。
気づけば自分はどんなにそばにいる人に支えられていたのかを知る。その時にはもう遅かったりするのだ。
心の欲>>続きを読む
幼少期の思い出。このままこの時間が止まれば良いのに。最高な瞬間にとても苦しくなるあの切ない感じ
同期が見えない、底のない恐ろしさ。
闇を見つめる時、同時に闇からも見つめられているような気持ち。
ロバートパティソンの目の鋭さよ。
宇宙空間に降下された屍人の列の美しさよ。ブラックホールを超えて。
飲んでいたからで済まされないようなことが起こる。こういう事は日常に溢れているのだろう。毎週一回二回は告訴が起こる。覚えてられない。それくらいのことになってしまう。今の日本ではまさにタイムリーな話題。男>>続きを読む
これはゾンビという舞台を背に、とても重要なことを言っている。
やりたい事もできなくて半ば病的にマインドコントロールされてしまっているブラック企業社員。
ゾンビ事件が起きようが、起きまいが、ゾンビに>>続きを読む
なんか、NHKのスペシャルドラマっぽいなと思ってみてたら、元々の想定はそうだったみたいだ。
ベタであるのだろうけど、役者とか画とかもあれだけど、焼肉のシーンで純粋に感動した。
こんな絶望しかないところで、人を信じて生きれるのだろうか。もっともっと目を覆いたくなるようなうんざりした思いをして>>続きを読む
殺し屋は負の連鎖外にいるが、標的を殺し屋にしてはいけない。もし標的にしてしまうと負の連鎖に巻き込まれてしまう。
スミスの曲がこんなに流れる映画もないだろうってくらいスミス。そしてクライアントがサブポ>>続きを読む
どこか肉体労働感のある近未来の海底で。聖人たちが生存のバトンをつなぐ。
深海には絶対に不向きであろう、体の魚人。怪獣サイズの魚人。
エイリアンのオマージュであることは間違いない。何も考えずに深海のハラ>>続きを読む
不穏感の中での人々の挙動が興味深い。
シンプルで擦られ切ったシチュエーションだけど、そのシチュエーションを使って描きたかったのは、はアメリカの分断の寓話。
アメリカンビューティーまではいかないけど、崩>>続きを読む
ところどころ笑える。
親がどっか行ってる率が高い。
あとこのスレンダーマン。あまり見た目が怖く無い。
冒頭の暴動の映像の鮮やかさよ。疾走感よ。絵の尖り方よ。
冒頭の青姦している男女がアユンの遺体を発見する時点でこの映画の、そういうことからそうなって行くのね。が伝わる。
何もかも欲しがりのレースに乗>>続きを読む
なぜか銀河鉄道のようだと思う。
極寒の中走る列車と、暗闇に浮かぶ光。
交友関係や文学、美しい世界に住む憧れの人。だけど遠く離れていて、疎外された彼女。ハリボテのように脆く、つかみどころもない。
子>>続きを読む
人は各自で勝手に分かり合えるものと思いこんでいるけれども、ついたり離れたり、不条理が降りかかり、弾かれ。分かれ、フラフラと漂って今ここにいてその時いる人ともう一度一緒に歩いてみようと思う。一緒にいてみ>>続きを読む
エンタメホラー映画。アニャの人形のような顔。役の幅を広げている。
受験を切り抜けて他人を出し抜くことを正しいこととして生きることを学んだ大人と、本当に信頼できる人と出会って絶望を切り抜けた大人と、どちらが本当に大人なんだろう。
泳ぐようにはいかない。水のないプールに閉じ込められた男はどうやって泳ぐようになるのだろうか。銀色のマスクと黒いツナギでクロロフィルムを撒き散らす夜のハンター
ドラゴンタトゥーと、園子温と、ワンスアポンのラストとそんなものが混ざり合うとこうなるのかもしれない。おしゃれな光の女性の友情と、綺麗な映像と残虐なカットと、ド派手なアクションと。