rikaさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

アカデミー賞視覚効果賞受賞記念に鑑賞。
音楽が好き。
少数精鋭制作に好感。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

エマ・ストーン頑張った!

ベラが急激に成長して、どんどん自立していく様が頼もしかった。
音楽・衣装・セットが印象的で素敵。

ゴッドの最期が安らかだったことに安堵した。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

幸せはとてもわかりにくく、曖昧なもの。幸せは本来、とても主観的なもの。他人にどう映ろうと。

曖昧さのあまり、時にまわりの情報で主観が揺らいでしまうことがある。そんな時に、この映画のことを思い出したい
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.0

想像以上に楽しめた。
疑心暗鬼。不安。欲。普遍的なテーマ。衣擦れ。流鏑馬。ラストの迫力に圧倒された。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.0

自己責任、自分次第という便利な言葉の裏で、規則に縛られながら上納金を納めるようなシステム、一部の金持ちに搾取されるようなシステムはおかしい。

何のために働くのか。

主戦場(2018年製作の映画)

4.5

知ろうとすること。
知ったら、よく考えること。
過ちを繰り返さないように。

少年の君(2019年製作の映画)

3.6

いい映画だった。主人公ふたりの演技力が秀逸。
中国の受験の凄まじさに驚いた。
純愛的な部分は切なく美しかった。純愛部分だけならスコア4。
いじめ問題については描き方が疑問。
それよりも中国の受験、格差
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.5

私には犬が見えない。

と、思っていた。観終わった直後には。
その時のスコアは3.5。

観終わったあとに余韻が長引き、フィルについていろいろ考え想いを馳せた。
彼の本当の姿が観えてきた時、この映画の
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沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

3.6

バルビーにも生まれたばかりの娘がいて、綺麗な奥さんがいて。なのに、なんで?なんで?なんで?

目の前の憎しみの復讐より、子どもを救うことをエマに解くマルセルの言葉を心に刻みたい。

人類は、何度同じ過
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暗黒街のふたり(1973年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観終わったあとのような、胃の重さ。
名優ふたりの素晴らしい演技だった。
世の中に、今でもあることのような気がする。
彼を愛していた人たちがいたのが救い。

離愁(1973年製作の映画)

4.5

モノクロのドキュメンタリー映像からのフィクションカラー映像への見せ方が素晴らしい。

なんという刹那の誠実。
切ないを通り越して胸が苦しい。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

「生きていきましょう。長い長い日々を、長い夜を生き抜きましょう」劇中劇の『ワーニャ伯父さん』の台詞と重なる物語。
みさきに感情移入して涙。
みさきの洞察力は、生き抜くために得たものなのか。みさきが音に
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

直接的ではないのに伝わる描写。
ポップで可愛らしいのに残酷。
男性優位の社会は女性もが支えているのだ。自覚を持ちたい。

新しい靴を買わなくちゃ(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

パリを舞台にしたふたつの恋と願い。

お守り兄さんが近くにいると成功するということは、鈴愛ちゃんの願いは成就したのか。と、いうことは鈴愛ちゃんの願いは別れることだったのか。

橋の下でかけたアオイさん
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.8

「シザーハンズ」も切なかったけど、こちらも切なかった。死者の花嫁のエミリーが可愛い。
ハロウィンの季節にぴったりの作品。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

アンソニー・ホプキンスの演技、最高だった。
できれば映画の前知識は入れず共に体験するのがいいと思う。

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.5

デヴィッド・リンチ版オズの魔法使いなのかな。
音楽の使い方が大好き。
セイラーは素手で人を殺しちゃうほどワイルドだけど一途で誠実。

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.5

作り方に問題がありつつも、観て良かったと思う。
少女に群がる男たちが、必ずしもペドフィリアではないことに驚く。吐き気。怒り。嫌悪。心底げんなりした。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.5

事件や芸能人の失敗を正義の名の下に匿名でネットリンチし、娯楽として消費する。そんな日常を生きている私たち。なるべく多くの人にこの映画を観てもらいたい。

人を簡単にジャッジすることの恐ろしさを考えさせ
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

115分があっという間に経った。
ビル・ナイと國村隼と加瀬亮の演技が素晴らしい。
坂本龍一の音楽が煽るシーンは、脚本でも重要なシーンだが、音楽でも揺さぶられてしまった。

私はユージン・スミスの写真集
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秘密と嘘(1996年製作の映画)

4.5

心に響くいい映画だった。

脚本なしで撮られたなんて信じられない!
音楽も良かった。

観終わったあとに優しい気持ちになれる。

さまざまな感情の交錯と寛容。

あしがらさん(2002年製作の映画)

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「あしがらさん」を観た同じ日に「五輪組織委7/3〜8/3に13万食廃棄」のニュースを読んだ。虚しくて悲しい。

フリーダ(2002年製作の映画)

4.2

フリーダ・カーロの絵を初めて知ったのは、1992年の日本映画「おこげ」で主人公小夜子が眺めていた画集からだ。ピクサーのアニメーション「リメンバー・ミー」にもフリーダは登場した。

友達が「彼女の人生を
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バケモノの子(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

誰だって皆んな等しく闇を持ってる!
わたしだって抱えたまま今も一生懸命もがいている!