ももさんの映画レビュー・感想・評価

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関心領域(2023年製作の映画)

3.2

レビューが難しい映画。全体的には家族の生活が淡々と描かれているのがメインなので、退屈なつくり。

後ろで銃声や声が聞こえたり、機関車が走ったり、煙突から煙が上がったりするなか、ボート遊びをしたり、自宅
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「泣ける映画」を観たい気分でよく知らずに鑑賞したけれど、ある意味、期待外れ。というか、そんな軽い気持ちで観てごめんなさい。感情揺さぶり系映画。

観る人の社会的カテゴリーによって見え方・感じ方がかなり
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.5

映画館の予告で気になっていたけれど、気付いたら終わっていてAmazonPrime Videoでやっと観れた。

精神的ダメージを負うことは間違いなさそうだったから気軽に観られなかったけれど、戦争映画な
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

養母の苦悩。難しいんだろうな。

登場人物、みんな幸せになってほしい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

複雑。とても複雑な気持ち。
日本に落とされた原爆を作った科学者だから、憎い気持ちは当然ある。でもモノづくりをする人という意味で見たら、目指していたものが成功して良かったね、となる。その後の苦悩は見てい
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

観ていてニヤニヤしてしまった。

ジミーの18歳と36歳の演じ分けがナチュラル。
演じた許光漢(シュー・グァンハン)は初見だけど、他の作品も見てみたくなった。実際は33歳なのか…。清原果耶(22歳)と
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夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2023年製作の映画)

3.3

主人公かわいい。
屋上を勝手に私有化してるぞとか、天候不良時はどうすんのとか、あの狭いハシゴ使って運んだのか?とか、ツッコミどころは多いけれど、映像はキレイだし、軽い気持ちで楽しく観れた。

きみは愛せ(2020年製作の映画)

2.9

全然平和じゃない胸糞映画。

半グレの巣窟みたいな雀荘。
朋希の死んだような目。
おしり。おしり。おしり。

こういう世界もあるんだろうなぁ。

福田村事件(2023年製作の映画)

3.5

この映画の舞台は100年前だけど、寄ってたかって叩く感じは、今に通じる怖さがあった。

止めるとすれば、どこだったんだろう。
新聞?駐在さん?

止めようとする力が小さすぎて絶望。

東出の役柄がなん
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

4.0

前々から楽しみにしてた映画。
思ってたより壮大さはなかったけど、程よくゆるくて面白かった。満足!

日曜夕方に鑑賞したせいか、満員に近い周りの客の大半が中高生グループや若いカップル。あとファミリー。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラは脇役気味。

全体的にストーリーは魅力的だったし、ゴジラは怖かった。
ただ、一緒に観た夫と「『大怪獣のあとしまつ』を真面目にした感じ」という感想で一致。

船たち、全体的に意味あった?
横浜か
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アナログ(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

悟(ニノ)の苦悩の表情と、首元のシワが印象に残っている。ニノも人間なんだなぁ、年取るんだなぁ、40歳だもんなぁと当たり前のことを実感した。

桐谷&浜野のハイテンションで少しウザい男友達感が最高。
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いくら好き同士でも、抱き合えないなんて辛すぎる。
と思ったけど、どういうわけか何とかなった。
蒸気、シュワーーーーー!笑

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.2

窪田正孝だったら間違いないかなくらいの前情報で、上映時間がちょうどよかったから映画館に飛び込んでみたら、まさかのホラーw
このタイトルだし、なんとなくHappyな話かと思ったのに😂よく考えたらこのタイ
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地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.4

午前十時の映画祭で鑑賞。

観てから気付いたけど、66年前の映画だったのか。
もっと近年のものかと思った。
(私の親が生まれる前の作品と聞いてびっくり。親の小学校の写真白黒だし)

前半は、昔の映画な
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アルゴ探検隊の大冒険(1963年製作の映画)

2.8

午前十時の映画祭で鑑賞。
客席は年配男性率がかなり高め。

正直、ストーリーはあんまり面白くないし(好みの問題)、どことなく安っぽい雰囲気。
今みたいなCGがない中で、あのガイコツや妖怪みたいなのを動
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43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

3.2

なんて自己中な爺さんなんだ💢と思った。
アルツハイマーでも、感情的な記憶の部分は覚えてるし、懐かしい音楽が流れたら泣いちゃったりする。
そういう人の気持ちを引っ掻き回すのどうなの??とイライラした。
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.6

午前十時の映画祭にて。

約50年前にこんな超高層ビルがあったことに驚く。
上映時間の長さが気にならないくらい、次から次へとトラブルが続く。

絶望感。
主人公はびっくりするほど死なないけど、主要人物
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パリ、恋人たちの2日間(2007年製作の映画)

3.2

10年くらい前に観たきりでうろ覚えだけど、面白かった記憶。

パリの彼女の周りはヤバいひとだらけ。
特にお父さんが破天荒。娘やその彼氏と話しつつ、何気なく他人の車に傷を付けながら歩くような人。このシー
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

職場の人たちが「苦行」だの「グロ」だの「意味不明」だのと酷評していていたのも、なるほど理解できたかな。個人的には苦行じゃなかったけど。

宮崎駿が、見る人のわかりやすさとかより、とにかく自分が作りたい
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

ちひろさん、強すぎる。
弱さを知ってる強さ。
幸せになってほしい、ほんとに。

死体埋めたのヒヤヒヤした。
ここは謎だった。
捕まらないの…?

ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

空港行きたい(旅行行きたい)けど、こんなのは嫌だわ。

夕方のおともだち(2022年製作の映画)

2.5

AmazonPrime Videoのおすすめに出たから観たけど、理解できない世界。

公園で昼間に叫ぶシーン、もし私の自宅近くなら怖いし通報したくなる事案。性的マイノリティーへの理解が求められる時代だ
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.4

今の方が野球好き、なら結果オーライだけど、なんだかそのあたりで泣いた。その気持ちにたどり着くまでには様々な葛藤があったことだろう。

主人公たち、高校生かと思ったら、まさかの中学生だった。
モラトリア
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

私もきのこの上に乗りたい。
やわらかそう。
土管の中がどうなっているのか、1回入ってみたい。
クッパとの戦いに巻き込まれるのはごめんだけど、あの世界に行ってみたい。

日本のゲームなのに、アメリカ映画
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怪物(2023年製作の映画)

3.8

なるほど。そう来たか。
瑛太や田中裕子の怪物感はすごかった。
全体的に役者がいい。
流行りのテーマに乗った感もあって、そこは食傷気味というか、若干冷めた。
校長室シーンは角田がいるのもあって、一瞬コン
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.9

観る前にざっくり想像した通りの心温まる家族ドラマだった。
変なひねりがなくて安心して観られた。
ちょっと泣いた。

以前の職場にファイナルファンタジー廃人と呼ばれてる人がいたけど、確かにこの感じだとこ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.6

漫画をかつて1回だけ読んだ私としては、楽しめる映画だった。
バイブルのように何度も読んで、映画の中心ストーリーとなる原作の漫画本も実家にあるという夫からすると、無理矢理繋げた感があるらしい(?)

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.2

え…こっわ!!!

あれ?
怖い映画なイメージだったけど、ほのぼの系なのか。
…からの、サイコホラー。

直前に観た「前科者」からの流れで、
もはや森田剛は犯罪者のイメージ(笑)
前科者はサイコではな
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ばるぼら(2019年製作の映画)

3.1

なるほど、原作 手塚治虫っていう感じ。
ブラック。昭和。ぐるぐる。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.8

前評判が酷すぎて、期待せずに(片手間で)観たせいか、予想以上に面白かった。ほとんどの人にとって酷いできの作品であるため、酷い前提で、案の定酷く、そのため楽しい時間が過ごせた。

とは言え本来は、映画館
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母性(2022年製作の映画)

3.3

「それより何より、まず火を消して!!」「一回下がって体当たりしてドア壊して!!」って思うけど、実際パニックになったら、何もできないのかもと怖くなった。

ある男(2022年製作の映画)

3.4

こういう世界って、確かにありそう。
ラストはどういう意味だろう。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

逸子の台詞が印象的だった。
「東京って住み分けされてるから、違う階層の人とは出会わないようになってる」
「日本って女を分断する価値観が普通にまかり通ってるじゃないですか。おばさんや独身女性を笑ったり、
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.9

つらい。
思っていた以上に観ていてつらくなる映画だった。

そしてかわいそう。
子どもたちがかわいそうなのは言うまでもないのだけれど、お母さんもかわいそう。
お父さんが出ていくまでは、子どもたちを愛し
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