ttさんの映画レビュー・感想・評価

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.9

映画コナン初めての鑑賞。

ミステリー、アクション、ラブコメ、盛りだくさん!
いろいろツッコミどころ満載で、終始口元緩んだけど笑、それも含めて想像以上に面白かった!

函館がリアルすぎて、知っているス
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

4.3

浅野いにお作品。
原作の雰囲気、世界観が思った以上にちゃんと表現されていた。
もちろん、はっぴいえんどの音楽に乗せて。

体は簡単だよね、目に見えるし、触れられる。
それと比べたら、心はずっと難しい。
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

原作未読。

日常と、非日常だけどこの世界のどこかに間違いなく存在している脅威と。
それは自然的であり、はたまた人工的であり。
その対比が面白く、奥深くて、感情がぐわんぐわんなる。

うーん、うまく言
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.9

愛する人がいて、守りたいものがあって、
堅い自分の信念があって、
みんなから頼られて、そして愛されて、
これは間違いなく幸せなことだ。

日本じゃなかなかこうはいかないかもしれないな…とも思った。

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

坂口健太郎は、ピュアで一途で切ない役どころが多いなぁ…。

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

5.0

気づけば3回目の鑑賞。
展開も知ってたけど、改めて、本当に素晴らしい作品。
何度観ても涙腺崩壊。

色に溢れたこの世界の、なんと美しいことか。
極めてピュアで、愛らしくて、愛おしい。
もう、全部が好き
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

3人の方がシャロンのそれぞれの時代を演じていたが、ちゃんと1人の人物として観れた。
細かなクセや表情の作り方なんかが、ちゃんと研究され表現されているからだろう。
そこにまず感動。

設定や状況もわかり
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.0

登場人物たちの心の、波のように揺れ動く様がひしひしと伝わってきた。
全体的に無機質な映像も、心の所在をより浮き彫りにさせる。

嘘のようですっごくリアルで、生々しい、人と人との話。心にずしーんと響く。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

登場人物多かったけど、最後までちゃんと追いかけられた。
うーん、だまされてたのは自分だったのね。誰というより、作品そのものに、だまされたみたい。
意外性という意味での感動はあった。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.6

制作陣、キャスト、スタッフ、皆の熱量がすごく感じられた。
観るのもかなりカロリー消費した笑

原作の世界観が見事に表現されていた。
これはもう天晴れです…!
続きが気になるなぁ〜

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

キャストが豪華!これだけでもみる価値アリ。

4姉妹はもちろん、全体的に女性の目線で描かれているように感じた。
いろんな男女のつながり方があって、それもこれもまた男女のつながりから生まれたこの4人の関
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

自然の力や、時代の変化や、運命。
自分の力ではどうにもできないことに、自分の中でどう向き合っていくか。

宮崎駿ジブリをぎゅっと詰め込んだ感じ。
どこかで見たことある風景、どこかで見たことあるシーン、
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.9

これはリアルだなぁ…。
語らずとも見えてくるリアル。
子ども目線で描かれる社会のリアル。

季節や、植物や、小道具や、周りの変化から
時間の流れを感じながら、
すべてが伏線のようになっていて、震える。
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

すっかりしてやられた!!
何が本当で何が妄想かわからなくなり。
最後までわくわく、目が離せなかった。

これは、愛ある復讐劇とでもいうのか、
なんというのか…。
お母様はすべてお見通しだったのね。
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.3

さかなクンという唯一無二の存在は、こうして生まれたのか!

自分の好きなことに没頭できるのも素敵なこと。
夢をずっと追いかけ続けられるのも素敵なこと。
そしてそれを応援してくれる家族や仲間がいるのも素
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.6

音楽、映像、どれに至っても芸術的な感性がくすぐられて、美術館を一周見て回ってきた後のような心持ち。目が離せなかった。

どんな国でもどんな時代でもどんな文化でも、
誰かを好きになる気持ちというものはと
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.7

映画らしい、設定と起承転結。
ちゃんと伏線も回収されてて普通に楽しめた。

のび太くんはある種の天才なのかもしれない。
いろんな人がいるから面白い。

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.6

配役がぴったりだったな。
口喧嘩ばっかりだけど、なんだかんだ一緒にいられるのは、相手を想う気持ちがあってこそ。
こんな夫婦の形もあるのね。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.2

すごく分かりやすくて元気が出るお話。
緩急もしっかりあって、ジムキャリーのキャラクターも愉快でテンポも良い。
ジョークと表現力の豊かさには毎回笑わされる。

あらゆる決断に「YES」を。
ちゃんと教祖
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.6

欲という欲を出し切った感じ。
作られてる感じではなく、限りなくリアルに。
これこそが人間の本質なのかもしれない。

どんなふうに撮影してるんだろうとか、裏側をあれこれ想像して、そのうえで改めてすごいな
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

終始涙腺ゆるみっぱなし。
自然の脅威。生きていることの素晴らしさ。
鑑賞後の余韻が過去イチすごかった。

割と唐突に事態が動いて、最初は頭に?を飛ばしながら…
細かく考えだすといろいろ突っ込みたくなる
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

映画館で話題になっていた当時、一度だけ観に行ったのだけど、正直あまり印象には残っていなかった。
映像がきれいで、何回も観に行く人がたくさんいた、っていう記憶だけで今もう一度観た。
「きれい」だけでは片
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

ずっと気になっていた話題作に、おそるおそる手を出してみた。はじめて観たゾンビもの。
30分超のワンカットがあるという前知識があったので、ああ、これかと思いながら、ところで、何を見せられているのだ?と思
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.7

札幌、すすきの、大泉洋!
少し古くささあるなと思ったら、10年以上前の作品なのね、
10年でも古くさいと感じてしまったなんて、時代の流れは早いもので…。

セリフまわしとバーな音楽とボロい軽自動車とで
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

これだけの人を、人の心を動かせる人って、
すごいなと思った。
まさにドラマ。映画になるべくしてなった人。

母親と息子の関係性が一番ぐっときた。

とにかく大泉洋が大泉洋すぎた。
北海道がふんだんに盛
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バブル(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

騒々しい日々の雑音のなかで、遠く小さくでも確かに聞こえてきた透き通る歌声が、小さな希望のように感じられて。
破滅と再生。壊れても、失っても、何度でも立ち上がる。私たちにはそんな強さがある。
情報社会の
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

ウルトラマン知識ゼロで臨む。
元々アクション系は観ないので、なんだか新鮮。世界観に慣れるのに時間かかった…。
カメラワークが独特だったけど、これは監督の好みなのかな?あとセリフ難しいな〜、覚えるの大変
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

柳楽優弥がかなり仕上がってた。
大泉洋、門脇麦、演技派が魅せてくれた。

ビートたけしの若い頃の人気、活躍ぶりを知らない世代なので、
純粋な驚きと、その裏にあった師匠の存在の偉大さを感じた。

タクシ
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鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

4.2

一昔前の時代の北海道。
蒸気機関車から国鉄、JRへと、
変化していく時代の流れの中、
鉄道員としてのまっすぐな生き様に
ジーンときた。

映画の舞台となった幌舞駅を実際に見たことがあったが、
現地を見
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

最悪な展開だけど、
みんなに見せ場があって、
感情揺さぶられて、
見どころ多かったなぁ

最後あぁーーー、ってなった

紙の月(2014年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます



偽物でもいいじゃない、綺麗なんだから

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.8

やってることめちゃくちゃなのに、
人を惹きつけてやまない、
不思議な魅力がある太宰治という人物を、
存分に魅力的にみせてしまった演出と俳優陣。

それにしても破天荒な人生だな。

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

4.1

人がロボットに取って代わられる、
男性女性の価値観が変化する、
そんな時代背景にあって。

改めて、人の温もりを知る。

クレヨンしんちゃんは、
笑って笑って、必ず泣かされるんだよなぁ。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

4.3

とうとう世界進出!!
映画のたびにデクたちの成長が感じられて、
もうそれだけで感無量。
Plus Ultraの真髄をみた。

あの小鳥の存在、好き。泣ける。

中井和哉は声聞いて一瞬で分かったのに、
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

4.5

一言で、最高でした。

設定にやや強引さはあったものの、
1-A全員が輝いていて、
本編とリンクするセリフや回想があって、
笑えて泣けて。

力のこもった戦闘シーン、シビれた。

エンドロール、sum
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

対照的なふたりが、互いを知り、少しずつ絆を深めていく。
最強のふたり、感。

差別のリアルを垣間見た。
現実は言葉以上に心にくる。

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