総じてあまり評価が高くなさそうだけど、細かい演出が楽しめる。妻の最後の表情が何とも恐ろしい。
ユージン・スミスとジャズミュージシャンたちの掛け合い。どうして記録に残し続けたのか?ドキュメンタリー映画の素材を準備してくれるんだろうか?
現代にも通ずる教訓や示唆を与えてくれる。ピューリッツアー賞受賞した記者デュランティっていう男の腐れっぷりには、日本の大手メディア関係者の現在を思わせる。
アントワーヌ・ドワネルのシリーズでは一番好き。いろんな要素が盛り込まれて、表現も興味深いし、軽快な笑いを随所で誘う。日本人マドモアゼルの描き方が秀逸。
チャーリー・パーカーの性格や雰囲気などが良く伝わってくる。黒人ミュージシャンに対する差別が相当激しかったのだろうと思うと酒とドラッグに溺れていく姿はがとても切ない。
学生時代に観たときはあんまりピンとこなかったけど、今50代で観るとよ~く分かる。多分、日本語のタイトルおかしいと思う。
強烈な映画だった。なぜ日本ですぐに公開できなかったのか全く理解できない。
数年前からにほんでも問題視されているPFOAによる水質汚染が米国でもそれほど昔からの問題でないことに驚く。大企業信仰が特に強い日本ではこういった問題が隠蔽され続けるだろう。
黒澤映画人気ランキングでいつも下位なんだけど、ヒューマニズムに溢れていて後の様々な作品の原型になっていると思う。重要な作品。
時々挿し込まれるキャプションが微妙に揺れているような気がするのは気のせいだろうか。ただただゴージャス。
パトリック・スウェイジがノーギャラで出演したとのこと。貧困環境に生きる人達の方が互いに分かち合う精神が強いのはどうしてなんだろうか?音楽はエンニオ・モリコーネ。
みんな真剣だったんだよね。バイクがすごい。今だとどのくらいで売れるんだろうか。
グレゴリー・ペック演じる狂気に満ちた船長に圧倒される。脚本がレイ・ブラッドベリだったか。
主人公のフォッグがカッコよすぎる。異文化の解釈に違和感を感じる人もいるだろう。けれども、外国人してみればああいった風に見えたという素直な表現だと理解するとそれはそれで興味深い。誰がどこで出演してたでし>>続きを読む
63年前の映画だってことを思うと特撮スゴイ。要塞が爆破されるところなんて、一体どうやって撮ったんだろ。いかにも実話基づいたって感じで映画始まるけど、完全にフィクションだったのね。
テレビドラマのノリがどうもね。音楽もどうもね。ゴジラってスゴく崇高なテーマから生まれた作品なのにちょっとね。
難解。そしてすべてが美しい。カラーフィルムを存分に活かしてるところに当時の時代を感じる。
文明批判のスタイルに岡本太郎を思い出した。こっちの方はイタリアっぽくて、泥臭さもないけど。それにしても、映画のタイトルがちょっとどうなんだろか。
淡々と進行する時間のなかで奥深いものがずっと流れてるみたいな、ヴィム・ヴェンダースらしさが良かった。サム・シェパードの脚本も良かった。アメリカという舞台で演じられる絶妙な言葉のやり取りを楽しめる家族劇>>続きを読む
96年前の映画。かなり特異なスタイル。他のレビューにもあるピアノの生演奏で観てみたい。
人種、男女、貧困などの差別問題を網羅してる感じ。恐怖の父権社会には愚かしさが。市長妻の勘違い白人女性の描写には納得。残念なことに今でもああいった植民地マインドを目にする。
後期黒澤映画の合戦場面が影響与えてるのだろうか。側近を除いて、敵味方もひどい連中ばかり。ブルースの父親やイングランド王の卑劣で醜悪なさまにため息が。
成長が止まったオスカルの目で時間が流れる様子が描かれていて、時間の定点観測みたいな感じ。乾いた笑いと切なさでこみ上げてくるものが。
凝りに凝って洗練された映像、音楽魅了される。ラストエンペラーにつながるテーマも垣間見ることができて面白い。