Taroさんの映画レビュー・感想・評価

Taro

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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

生きる事の示唆に富んだ大人の寓話。

不思議な能力をもった死体、メニー(ダニエル・ラドクリフ)から移動手段、水、火、武器…そして友を得て、森をサバイバルするハンク(ポール・ダノ)の物語。

死んだよう
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

タイの悪霊版エクソシスト。
悪霊大勝利!メインの祈祷師がどんどん死んでいく中、まさかのお母さんの中の女神バヤン覚醒⁉︎…と展開は面白かった。
悪霊ミンの奇行、蛮行もゾワっと系からスプラッタまで幅広い。

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.8

極悪麻薬捜査官アロンゾのキャラが最高。正義感溢れる相棒のジェイクとの対比も上手い。
ロジャーの件までは最高のシナリオなんだけど、ラストがいまいち。

「因果応報」ということなのかもしれないが、約束の日
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

PerfectDaysとは何ひとつ欠けない日々ではなく、満ちることも欠けることも受け入れ、愛せる生き方のこと。

「こんなふうに生きていけたら」この映画の本質を捉えた素晴らしいキャッチコピー。

X エックス(2022年製作の映画)

3.2

めちゃくちゃ性欲の強い老婆、怖くない?

という、一点突破痛快ホラーアクション!
こういうの嫌いじゃない。
前半のポルノ撮り隊!も、眼福にとどまらない、性欲旺盛老婆がスパークする引き金にもなっており、
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

ものすごい執念と創造性を感じる映画。

同時上映の『骨』も良かった。

『MAD GOD』もそうだが、冒頭こそ怖いものの、どんどん怖さよりも「これ、どうやって撮ったんだ?」「壁に手描き?すごっ!」とい
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

誰もが「こいつの脳は豚の脳なんじゃないか?」と思う瞬間がある。

親は不誠実な対応をする学校の教師に。

現場の教師は上司、教育委員会、保護者に。

子供は自分に。

どこでも起こりうるシチュエーショ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

観る人を騙す事に長けた良作。

幽霊より人間が怖い。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.0

難解なのではなく、描きたいもの全部入れたらぐちゃぐちゃになっただけ。

昨日見た夢の話された…みたいな、捉えどころのないシナリオ。
絵場面の引き出しの多さは流石なのでシナリオを握れるブレイン…脚本家で
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.2

ひたむきで丁寧なケイコの物語。

勝利の高揚や、障がいの大変さ、周りの憐憫…そういったものが一切描かれない、めちゃくちゃニュートラルな演出。

目を澄ますのは観客。
エンタメ作品では全くないが時にはこ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

これだけの絵と演出を見せられるともう脱帽。
実家に置いてきた完全版を買い直したい。

思うに…キャラクターが抜群に良い。
みんな自分勝手で誰かを忖度したりしない。
良い意味で「ワンフォーオール、オール
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ村上春樹してた。
なんか自分のすごく深いところに届きそうで、でもやっぱどこか「カッコつけすぎやで」と気恥ずかしくなってしまう絶妙な塩梅。
翌日、車(レンタカー)に乗ったら
無口で丁寧な運転
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.8

たった一つ、大きな嘘をつき
それ以外はリアルに描く…というのが
良いシナリオの条件だと思う。

冒頭から序盤は良かった。

「子羊」というこの作品での嘘(設定)は不気味さと愛らしさがあり
それはそのま
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

バーフバリからさらにパワーアップした超エンタメ大作!

楽しいことを詰め込んで破綻ギリギリのラインをブレーキ踏まずに快走するようなカタルシスに溢れていました。

クライマックスが二度三度と訪れ、めちゃ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

2.8

最後までハラハラして観れた…観れたんだけど観終わったら時の「観て良かった」が無い、残念な結末だった。
前評判が良く、自分がグルメやレストランを題材にした映画が好きなこともあって期待が大きかったんだな…
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テリファー(2016年製作の映画)

3.5

グロスプラッタB級ホラーのお手本のような本作!
監督、乗ってますね!という気合いの入ったゴア表現のオンパレード。そして、ある意味、このジャンルの王道ともいえるラストまで「丁寧に仕事した」グロスプラッタ
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

4.0

監督の執念を感じる圧倒的な世界観と造形…!
セリフやわかりやすいストーリーは無くとも「いいぞ!もっとキモくてカッコいいヤツ、見せてくれ!」という期待感が続く90分間でした。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

惹きつけられるシーンが冒頭から目白押し…!ゴーディ、のっけから怖いよ!
次が気になるシーンで繋ぐのが上手い。

未知との遭遇に際し
リッキーは飼い慣らそうとして死に
ホルストは対象に近づきすぎて自滅
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

ストーリーに翻弄される気持ちの良い映画でした。

漫画家として大成したいという気持ちと、シリアルキラーの片棒を担ぐことになるというジレンマがとても良かった!

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.2

映像がとにかく良かった。絵になるシーンのオンパレード。
貴種流離譚なのはわかったが、序章なんだろうなという印象。

なんかすごそうだけど、なにがすごいかは説明できないけど、すごかったです☺️

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.0

90年代の雰囲気と、ストリートの文化やファッションがとってもオシャレ。
ちょい悪い歳上に憧れたり、彼らに認められると嬉しくなっちゃうのもあの年頃だと自分も覚えがあるな。
レイが分別を弁えた男前で好感が
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

謎解きスリラーというよりは脱出スリラー。だって謎はあんまり無いもんね?あの岩石が特殊ってだけだし、強いて言えば遠くの山から監視してるの誰?くらい。

どんどん成長(大人は老化)してゆく断崖絶壁のビーチ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

IMAXで観て良かった〜😆

F14で第五世代戦闘機を墜とすとか、マーベリックのチート主人公っぷりがどこまでも楽しい、ワクワク映画でした。

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

3.7

嘘のようなノンフィクション。

ウルリクのこの危険なスパイ活動のモチベーションはどこからくるのか?
やっていくうちに次第に危険や刺激が日常になり、やめられなくなっていってしまったんだろうか?

経済制
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

さがしてましたね。登場人物がそれぞれ、必死にさがす物語。

生活感、実在感がすごくあり、今瞬間もこの父娘がどこかにいる気がした。

父も娘も、それぞれが自分の生活や相手の事を思って精一杯、決断し行動す
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.4

そんなにウルトラマンが好きだったのか、庵野監督。

…という印象(笑)
ストーリーがどうとか…よりはウルトラマンを庵野フィルターを通してみると、こんなに外連味と新鮮なシーンになるんですね。
めちゃくち
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

『羊たちの沈黙』のレクターとクラリスを彷彿とさせる、榛村と筧井。
冴えない大学生の筧井が連続殺人犯である榛村に「自分の冤罪を晴らしてほしい」と依頼され、捜査にのめり込んでゆく。

どんどんやる気になっ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

ある意味、スーパーダークヒーロー爆誕!というパワフルホラー映画。

ブラックジャックでも、こういう症例からピノコが生まれたんじゃなかったっけ。

キモカッコよかった!

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

絶対に楽しい事を幾つも重ねたような本作。オールスターであり、vs Dr.ストレンジであり、涙の自己犠牲あり。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.5

もはや有名なキャラやシーンが多すぎて、初めて観たのに大体わかるのがすごい。

「女の細腕では無理だ」みたいなところから、静馬のフォローがあったとはいえ、松子がかなりパワフル。刺す、絞める、かち割る…と
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.0

面白いなんて言えない映画。
現実だけが持つ圧倒的な描写で打ちのめされる。

ロシアと共に攻めてくる独裁のアサド政権vs.湾岸諸国の支援を得た反政府組織…そこにイスラム国まで勢力を伸ばし、泥沼でカオスな
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

キャラクターの描写がとってもキュート。

躁鬱の妻(アテナ)を献身に介護する夫(ギルガメッシュ)、このカップルをめちゃめちゃ推したいしお慕いするだけでも良い映画やん。

ストーリーはまぁ、いいんだ。
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レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.4

ルパンと銭形が手を組んで、峰不二子を出し抜こうとしたら…⁉︎というとっても楽しい映画。
出てくる銃や装備、車、刑務所のロケーションなど全てに凝っており、かつ伏線もキチンと張ってあったり抜け目ないドエン
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ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

2.8

冒頭すぐに復讐を果たしたのは興味を引かれたが、それ以降がちょっと緩慢な印象。場当たり的に殺し殺され、というのがリアルな復讐といえばそうなのかも。

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.2

2の前におさらい。
ヴェノムが全然可愛くて、普通にバディものとして見れた。
脚本はイマイチだけど、キャラと掛け合いは良かった。

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.3

良く出来たストーリーだったけど、個人的にはもっと超人然としたおじいちゃんが見たかったかも。