文園太郎さんの映画レビュー・感想・評価

文園太郎

文園太郎

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メメント(2000年製作の映画)

2.7

今更視聴
ノーランらしい演出が随所に見られる
物語に引き込もうという気概が
全面に出ているオープニングが良い

構造に囚われすぎていて
キャラクターの裏側が見えなくて残念
人物描写は、
表面的だなと感
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

クリストファーノーランの最高傑作だと思う
映画の構造と脚本だけで
ここまで感動できる映画を作ることができる
映画という表現方法の極地

監督脚本だけでなく
制作にノーランが関わる制作スタイルの極地
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.3

セリフが多すぎる
セリフで感情も状況も説明しすぎている

震電の登場は痺れる
スカイクロラの散香と同じエンテ型
ただ、エンテ型の海上戦
もっと見せて欲しかった

とにかく脚本に期待していたけど
イマイ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

2.2

平山は優しい人間ではない

結局、
寡黙でクールな
サムライみたいなおじさんが
みんな好きなんでしょう
でも、その周りで傷ついてる人たち
いるんじゃないの

自分は読後感として
平山がニコニコしていて
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.4

すごい
すごすぎる

なんといっても
一番すごかったのは絵の割り方
どこまでコンテで切ってるんだろう
コンテブック出して欲しいです…!
空間把握能力の切れ味
見ていて思ったけど
話が進んでいくにつれて
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

人間の複雑さをここまで表現した物語は今まで見たことない
衝撃

時間の表現の仕方が巧みで
時間軸は一直線に進んでいくのに
物語の中で長い時間を表現する演出がすごい
小説的な表現というか、
とにかくすご
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

2.0

構造のための映画になってしまっていた。

手法としてのループと群像劇というよりも、目的としてのループと群像劇になっている。

また、ループの裏打ちも中途半端。
説明がされるけど、それって相対性理論を全
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ユキとニナ(2009年製作の映画)

4.3

素晴らしい
ソリッドで無駄がない

森のシークエンスは本当にすごい
頭を撃ち抜かれるような衝撃

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

2.2

やる気を出すために鑑賞

わかるけど
わかるけど
っていう笑

スピルバーグ!観てから観ました
そのため、事実との違いを楽しめた

ラストシーンはやりすぎなんでは
わかるけど、第四の壁を越えるほどなの
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2/デュオ(1997年製作の映画)

3.7

家の中のモンスター
ほぼエイリアン
もしくはジョーズ

ラストカット、オチが素晴らしい
マジで怖い

ナチュラルにマインドコントロールを描いている
果たして、ケイとユイは、どちらの欲求が達成されたのか
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

2.5

映画脚本のお手本のような映画だった

シュチュエーションはほぼ自宅
家、家、家
家怖い

それらの限られた場所を人々が移動して
アクションを起こして
アクシデントが起きて
リアクションをする
それの繰
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

2.0

2023年になって観ると
もはや古典になっていると感じる内容だった

逆にいうと
毎回作品がアップデートされていってる凄さに驚く

学生の時に観たらハマったかなとも思ったけど
そんなこともなかったかも

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.0

脚本の勉強のため観ました

構成と時間配分が素晴らしかった

行動心理学的にも
とても練られていると感じた
嘘をついて嘘をつく人と
嘘をつかずに嘘をつく人が出てくる

色々な人が参考にしていることがよ
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トップガン(1986年製作の映画)

2.0

主人公の成長が全く見られない
親友犬死
アイスマンが1番良いやつだった

こういう自分勝手な人はあまり好きではない
ハリーポッターみたいな

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

1.0

言いたいことはわかるけど、
なんかもうちょっとあったのでは

劇中劇による
能動性と受動性の乖離がある中で
マーゴットロビーが出てくると
なんかマーゴットロビーに合ってなくて
かわいそうだった…

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.8

大傑作

冒頭10分ほどのシークエンスで
これは映画史に残る
記録的な映画になる
と思った

まず最初の警報のサイレン
音楽ではなく強烈なSEから始まる
そして街のパンシークエンス
鳥瞰ではないローア
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8

とんでもない映画だった
たまげた
「メッセージ」と
「銀河ヒッチハイクガイド」を
足して
素敵なものを詰め込んだような
すごい映画

根底にあるテーマは
「メッセージ」に近い
けど、メッセージ映画版で
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

子どもと見れる
3D CGのアクションアニメ映画として
素晴らしい完成度
本当にすごい
21世紀のキッズ映画の
ニュースタンダードになっても
おかしくない



2011年にスピルバーグが作った
フル
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

凄すぎる
たまげた
世の中には凄い映画があるんだなと
改めて当たり前のことを思い知らされた

とにかく撮影が凄い
長回し、アクションワーク、ミラーカット
レイアウトから色彩まで
全てが完璧

DoPの
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

1.0

0点の1点
本当にヤバい映画だった
良い悪いの前に、脚本が破綻してる
何か問題や理由があって
こうなってしまったのではないかと
心配になるくらい

途中から
「CR浜崎あゆみ」かと思った
愛犬のマロン
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.2

公式同人誌みたいな話を
ここまで完成度高く
まとめられるものなのか
マジ凄い

ドクター・ストレンジの
「俺のところに来る前に、なんでMITに電話しない?」ってツッコミが面白すぎて、本当そうだよなと思
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった人は、気分を害すると思うので読まないでください


マジでめちゃくちゃつまらないというか
演出も脚本も全然成り立ってなくて、
そもそも映画なのかなんなのか
マジで観ていて辛い2時間だった
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.0

始まりは学園もの
そんなわけ、あんのかいな展開

それを逆手にとって
途中からヒッチコックの『眩暈』のオマージュっぽい流れになるのが凄い

そこから怒涛のゴーストバスターズとネバーエンディングストーリ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

Digital Undergroundが
すごく大事なシーンで
堂々と流れる
そんな映画

iPhoneのトップページにある
アプリケーションが
そのまま映像化されたような
そんな体験の映画だった
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

1.0

久しぶりに観た1点のマイナス1点映画
1点以下がつけられないので
Filmarksは0.0刻みで
点数をつけられるようにするべき

Filmarksで得点をつけた中で
フォーカスが歴代最下位だったけど
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.6

マトリックス・トリロジーよりも
ナチュラルボーン・マトリックスな感じで良い

今敏や押井守のテイストが出ていて
本来、ウォシャウスキー姉妹が
作りたかったマトリックスとは
この様な作品だったのかなと思
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

4.0

仕事頑張ろうと思えるので
年始に是非観て欲しい映画

2021年年末から観始めて
2022年1月4日に観終わる

長すぎる
ふざけ過ぎでイライラする
何度も途中で諦めそうになった

全てのチームワーク
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

2022年最初に観た映画
ストーリー、編集、演技
共にとても良かった

4つけたいけど
今年はこの作品を基準に
スコアをつけようと思うので
3.5

企画自体は2019年からされていたというのが驚き
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ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

4.5

先日ディズニーランドに行った。
ガラガラだった。
なので、久しぶりにロジャーラビットの乗り物に乗った。

小さい頃、ロジャーラビットをよく観ていた。
また観てみようと思った。

大人になってから観たら
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search/サーチ(2018年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

開始30分でオチがわかってしまった。

ロバート、呑気にFacebook更新してる場合じゃないだろ。

全体的に後出しジャンケン感のある映画だった。

編集はとても良い。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

静かなシーンで、いびきが聞こえたり、不思議な人のビニールの音が聴こえたり、久しぶりに映画を観に来ているなと思わせてくれた映画

最近だと、シェイプオブウォーター以来

シェイプオブウォーター観に行った
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

2.8

そんな方法があったのか!と膝を叩いた

シリーズの終わらせ方として、
考えた人たちに前屈みで敬礼

映画としては普通

なのでこの点数です

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

2.5

面白い
面白いけど後出しジャンケン感が否めない

ドクターストレンジのセリフ、
とてもわかりやすい伏線の貼り方だけど、
どうなの

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