えるうっどさんの映画レビュー・感想・評価

えるうっど

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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.5

Part2 の続きから始まるのかと思っていたら、マイケルがいきなりお爺さんになっていたので驚いた。
全体のストーリーは前作と同じ、「やられたらやり返す。倍返しだ!」というものだが、年老いて持病もあり丸
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.8

華麗な映像と重厚な世界観。3時間超という長さを意識しないほど作品世界に引き込まれた。
妻に去られ、兄を葬ったマイケルが、ありし日の家族の幸せな情景を回想するラストが切ない。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.4

冒頭からテンポ良くストーリーが転がる。災害を未然に防ぎ、呪われたヒーローを元の姿に戻すため、女子高生が全国を飛び回る、という筋立てはわかりやすくキャッチーで、たやすく物語世界に入り込める。ポップな冒険>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

丁寧に伏線が張られているので、引っかかりがなく見られる。どんでん返しもあって見ごたえがある。さすがは人気シリーズ、安定のクオリティだ。

しかし、「蓮沼が平然としていられたのは、彼が殺したわけではなか
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

ジュブナイル映画として良作。賢くて勇気のある主人公。新しい友達。屋敷の謎を探っていくうちに祖父の正体を知り、巨大な敵との戦いに巻き込まれる。
嫌な奴、愚かな奴が一人もいないので安心して見られる。お調子
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警部(1978年製作の映画)

3.8

対立する2つのギャング組織を引っかき回して壊滅に追い込む破天荒な潜入警官のお話。
住居に車で突入したり、放火に爆破とやりたい放題。
時代と国民性が違うので、主人公の暴挙にあまり痛快さを感じられず、いく
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

どんでん返し系の映画として有名なので、最初からそのつもりで観ていたが、それでも刑事が真相に気づくラストの場面にはゾゾっとした。徐々に重みを増していく、カイザー・ソゼという顔のない悪役の存在感も良い。初>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

4.0

ザ・群像劇という感じの映画。登場人物の顔を全員覚え切らないうちに猛スピードで話が展開するので、ついていくのが大変だった。
しゃれたセリフに、乾いたバイオレンスとユーモア。バラバラだったピースが次々と嵌
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大頭脳(1968年製作の映画)

4.3

フランスのNATO脱退に伴いNATO本部がパリからブリュッセルへ移転する(ホントにそんな事あったの?と調べたら、1966年に実際にあったことらしい)。列車でブリュッセルに運搬される軍事資金を奪おうと、>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

終戦直後の日本がレトロ感たっぷりに描かれる。戦地から帰ってきた者たちが皆、生き延びたことに罪悪感を覚え、死に場所を探している風情なのが良い。

-1.0のゴジラには、シン・ゴジラのような、見る者を絶望
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.6

1970年代に作られた、1946年〜を舞台にした映画。昔風の車がおしゃれ。女たちの扱われ方にも時代を感じる。

3時間の映画だが、ストーリーラインは意外とシンプル。
テンポ良く物語が進むので、最後まで
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

一晩の夢を映像化したような、ファンタジックで美しい映画。すべてが何かの象徴にも見えるが、もしかすると何の含意もないのかもしれない。筋が通っているように見えて飛躍がある。本当に、まるで夢だ。
夢だから、
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

4.0

ストーリーはふわっとしていたが、雰囲気はとても良かった。大正時代の風俗と街並みが素敵。
殺しの時は着飾って、など、厨二心をくすぐる設定が満載で楽しめた。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.1

単にドラマを2時間にしただけだったなーと感じたが、後になって色々じわじわ来て、また観に行きたくなってしまった。

オープニングからラストまでの無駄のない展開と、
日本の山奥の、じとっとした情念漂う光景
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

4.8

各登場人物の裏切りが目まぐるしく交差する。ストーリー展開が早すぎて、ついていくのが大変だったが、最後のスペクタクルな盛り上がりには大満足できた。
バルボッサがやはり良い。

地上波放送ではカットシーン
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

4.7

前作より「冒険活劇」感が大幅UP。メインキャラが協力し合う気ゼロで、それぞれの思惑で好き勝手するのが楽しい。

ラスト近くの「海賊め」というジャックの台詞にゾクゾクした。色っぽいね。それにしてもエリザ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.7

久しぶりに再見。この映画、こんなに面白かったっけ⁉︎
ジャックの複雑なキャラクターがとても良い。憎みきれないろくでなし、という感じで。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.8

面白かった。途中、誰が誰を騙しているのか本当にわからなくなり、目が離せなかった。
オチにはツッコミたい点がいくつもあったが……全体的に楽しく鑑賞できたので良し

グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

これだけ有名な映画なのに初見。
ギズモの可愛さがもてはやされていた、という記憶しかなかったのだが、いざ観てみると、思った以上にホラー&スプラッター笑
この映画を作った人たちはきっとクリスマスが嫌いなん
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.6

原作読了済だったので、ラストで驚けなかったのが残念だった。

ジャンピンさんが良い人で最高。
顔に痣を作ったヒロインを見て、本気の怒りと殺意を漲らせる。ヒロインを本当の娘みたいに思ってくれてるんだな、
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.3

長年このシリーズを愛してきたファンへのプレゼントのような作品。
映像の美しさや世界観の完成度は圧倒的。

私はちょっと入り込めなかったが。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

2回目視聴。
精密に組み上げられた構成に感嘆する。
本当に良くできたストーリーだなぁ。大ヒットしただけのことはある。

ストーリー展開上必要な要素だとわかっていても。口噛み酒のシーンは生理的に無理で、
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.1

前作より薄味になった、のかもしれないが、私にはこちらの方が見やすかった。前作のドギツい英国風ユーモアについていけないところがあったので。
のっけから主人公がピンチに陥るスピーディーな展開。キレっキレの
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マスク(1994年製作の映画)

3.4

古いコメディなので、今とセンスが違っていて、まったく笑えなかったが。

マスクがお茶目で可愛い。

犬も可愛い。

初めはマスクの力で自分を解放していた主人公が、やがてマスクに頼らず、自ら強くなってい
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

前作「バットマンビギンズ」とは段違いの面白さ。

この映画ではさまざまな善悪が描かれる。純粋な悪の権化であるジョーカー。愛する人を失った苦しみのあまり、正義から悪へと転落する検事。フェリーの乗客が見せ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.8

シリーズの中の一編としての面白さはある。魔法動物も魔法バトルも楽しい。
でも、主人公が完全に空気なのが残念すぎる。ヒロインのはずのティナもほとんど出番がないし。凸凹チームも、もっと面白く描けたはずなの
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.0

ホラー映画として小粒だがきれいにまとまっていると感じた。
このシリーズは、ド派手な恐竜の映像がメインで、ヒーローもヒロインも薄っぺらな人物造形なのがお約束、だと思っていたが、この映画では人物描写の薄さ
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ好きなタイプの世界観だったのと、映像の美しさに惹かれて見始めた。音楽がハリウッド調だ。日本映画っぽくなくて良き。

でもストーリーと演出が小学校低学年向きだと感じ、ちょっとしんどくなって途
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.6

大暴れするモフモフたちがひたすら愛らしい。
今回の戦場は都会! コミカルでスピーディなアクションの連発を、頭空っぽにして楽しめた。

ガチの殺し合いだった前作に比べると、だいぶ「普通」な内容になっちゃ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

描かれる世界も音楽も心地よい。親元を離れて独り立ちする子供、という、大人なら誰でも共感せずにはいられないストーリー。
キキが、落ち込むことはあっても、ネガティブにはならないのが清々しかった。
ジジと最
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.7

やけに長く感じられる映画だった。中身が濃いせいか、冗長なせいか……。登場人物が多すぎる。ファン的には赤井家が重要なのかもしれないが、彼ら抜きで、コナンとFB Iとの協調と確執に焦点を絞ったらもっと面白>>続きを読む

劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

3.0

TVドラマ版未視聴。

犯人の動機に説得力があったし、ラストに向けてきちんと盛り上がったし、主人公と敵との痛そうな肉弾戦も見ごたえがあったので、良作だとは思うが……無線で過去と繋がる設定、今作に関して
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.4

登場人物が増え、ストーリーが一気に広がったので、すぐにでも続編が見たくなった。

ニュートの兄登場! ニュートと微妙に似てるのも良いし、兄弟の仲良しぶりと共闘も良い。
兄の婚約者リタが、学生時代ニュー
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.2

シャイで温厚なのに、街中でためらいなくド派手な魔法をぶちかます、主人公の造形が魅力的。
20世紀前半のニューヨークの描写も素敵で、本家ハリポタよりこちらのシリーズの方が好きだと感じた。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

緊迫感あふれるスピーディーな展開と、どんでん返し。
最後まで引き込まれて観た。
藤原竜也が悪人役にハマりすぎているので、完全に騙された。笑

まったく無駄なところのない脚本と、時効を生かしたドラマティ
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