七色星団さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

七色星団

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インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

「愛は時空を超える。」

映画中盤でのアン・ハサウェイ演じるアメリアから語られるこの言葉に映画が描きたかった事が集約されている。

インターステラーには本当にヤラれた。
この映画は家族で観に行ったのだ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.8

正直言ってこのキービジュアルからして映画館へ行くのはかなりのハードルだった。でもSNSでの評判は良かったし、子どもが頑張る系の作品は大体泣いちゃう人なので、迷った時は先人の有り難い言葉
「考えるな。足
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.2

オールタイム・ベストというお題目があって10本選ぶとするならその中に入る一作。そして
「ベスト・ヴィランはヒース・レジャーの”ジョーカー”です!」
と声に出して言っちゃうぐらい大好きな映画。

クリス
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

ある男の悲しくおぞましい話としてバットでぶん殴られたインパクトがあり、何が本当で何が嘘で、そもそも彼のストーリーが描かれているのかも不明な、そんな観る者がけむに巻かれるような感覚に陥る映画って好きです>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

3.8

真っ直ぐ目標に向かって努力をすれば夢は叶う、という正にアメリカ映画らしいアメリカン・ドリームを描いていて、観ていてスカッとする作品だった。
実話ベースだということと、登場人物に心底意地悪な人や、不幸に
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

グダグダな生活を送るヤサグレ男の現在と、そのヤサグレ原因となる過去。各々の映像のタッチを変え交互に描くが、ケイシー・アフレック演じるリーの現在のダメ男っぷりには鑑賞中に何度も苦笑いをしてしまった。本当>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

‪ テレビ初放映の時に観たエイリアンはこたつに潜って、こたつ布団の隙間からでないと観てられないぐらい怖かった。
ショッキングな描写、追い詰められるクルー、宇宙の静寂、そのどれもが怖さを増幅させるもので
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.0

人生において”映画の魔法”にかからなかったのは初めてかもしれない。
それで逆に気になってレンタルして、この映画には本当に魔法が無かったのか再確認の意味で見た。

突飛な設定や無理くりなストーリーでも、
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

レディ・プレイヤー1は僕ら観客にとっての劇中仮想空間「オアシス」そのもので、そのオアシスにイースターエッグ(仕掛けや隠れキャラ)を散りばめたスピルバーグはオアシス創始者ジェームズ・ハリデーそのものだ。>>続きを読む

シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)

4.0

演者の圧倒的なパワーに影響され、スクリーンの外側にいる自分でさえも支配されるような錯覚を覚えるような、そんな映画に出会うことがある。
これはそのうちの一本。

ジャック・ニコルソン演じるジャックが徐々
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白いリボン(2009年製作の映画)

3.5

‪"純白"を表す白いリボンを子供たちの腕に巻き、躾と称して抑圧する村で奇怪な事件起こる。そして、村全体に漂う不穏な空気。
さて、犯人は―

だが実はこの映画、犯人探しなんてどうでも良くて、事件の解決が
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ランボー(1982年製作の映画)

4.0

特殊部隊、グリーン・ベレー、戦争の英雄。

公開当時の十代男子脳に電流が走るには十分刺激的なワードの連続。
"舐めてかかったらプロにボコられました"
っていう最高に観客のテンション上がるやつだもの。
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.3

4月の緊急事態宣言直前に滑りこむようにIMAX版を観た。
観終わった後の感想としては、ざっくり言うと変なおクスリを頂いたような感じでしたよ、本当に。

30年前とは別の興奮を味わった。

1988年に
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.5

前半のハートウォーミングじいちゃんから一転、後半の復讐鬼モードに高低差耳キーン。

ストーリーはシンプル。
しかし復讐物は数あれど、これほど心のこもった復讐劇はあるだろうか。愛する家族を失ったランボー
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