田中久太郎さんの映画レビュー・感想・評価

田中久太郎

田中久太郎

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

基本的に室内劇。ハトのフラッシュバックとか、タランティーノを思わせる群像シーンとか、映像的にも楽しいし、役者さんも個性的で魅力的。低予算(失礼)でも面白い映画はできるという好例だと思う。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.1

プロットは面白いし、周りの役者陣も楽しいけど、なんかもう一つ突き抜けてないというか…
これは見る側の理由だけど、西田敏行と濱田岳だと釣りバカ日誌が浮かんできてどうも集中できない。

くれなずめ(2021年製作の映画)

4.0

成田凌ってこういう役がピッタリな気がする。ゴジゲンの芝居を観たくなった。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.6

母校の野球部の試合の応援に来た高校生たちの会話劇。演劇バージョンが想像できて楽しい。演劇版見たかったな。

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

やっぱり柳楽優弥の演技がスゴい。演技と言うより憑依って感じ。
大泉洋がクリーピーナッツの二人に手品を見せたときの、凍てつく感じが何とも言えず切なかった。
原作を読みたくなったけど、もう売ってないんだな
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21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.0

資本主義と格差。幸福を求めるから社会が回ってるような気がするが実はハムスターの回りぐるまのようなものかもしれない。

引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.5

気楽に観れるいい映画。高橋一生が肉体派のいい相棒役を好演。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

このラストほんと好き。惹かれあう二人が、離れがたくて会話を続ける… 朝倉あきが可愛いんだよね。
どっかで似たシチュエーションあったよなと思ったら、王様のレストラン第8話の松本幸四郎と山口智子だった。お
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転校生(1982年製作の映画)

4.0

樹木希林とか宍戸錠とか出ていて切なくなった。カミさんがエンドロールに中川勝彦を見つけてビックリした。しょこたんのお父さん、こんなところに出てたんだ!

陽気なギャングが地球を回す(2006年製作の映画)

3.8

リアリティよりもスタイリッシュさ。しっかりしたストーリーよりも小気味良い会話と演説。主役の4人は大人の色気があるよな。あ、松田翔太はもうちょいか。

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.3

浜辺美波の使い方!
ピュー子ってドラえもんへのオマージュ?

AI崩壊(2020年製作の映画)

4.0

大沢たかおって逃走させたら日本一の役者なんじゃないかな。これでもかっていうぐらい追い込まれても、逃げ切る感じがいい。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.9

チームワークで難局を乗り切る話っていいよね。陣内家の人々の職業がバラエティに富んでてそれぞれの強みを生かしてるのが良い。ばあちゃん、かっこよすぎ!

田舎の電器店って、そんなスーパーコンピュータ扱うの
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お米とおっぱい。(2011年製作の映画)

3.1

室内討論劇としては、12人の優しい日本人の方が2〜3枚うわてだと思う。
でもそれなりに個性のぶつかり合いは楽しめる。

清須会議(2013年製作の映画)

3.5

豪華俳優陣。それぞれ味があってよかった。ラスト近くの剛力彩芽のお歯黒が怖い。

クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.8

新聞社ってこんなにぶつかりあう熱いところなのか。壮快感とは真逆のグッと重くのしかかる感じのラスト。いいと思う。
化粧っ気のない尾野真知子もよかった。あと職人気質のマギーもカッコいい。

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.8

社会人になりたての頃、デートで行った映画。WOWOWで録画したのを再鑑賞。
ベタなラブコメだけど、子どもが加わって良い展開になってる。メグライアンも美人だけど、トムハンクスの前妻さんもかわいい。
あと
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

ずっと観たいなと思っていて、WOWOWで録画したやつをやっと観た。
ニューヨークの夜の街をタクシーが走り、ネオンがクルマの窓に映り、流れていく。エロいBGMと相まって、独特の退廃的な映像を作り上げてい
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スティング(1973年製作の映画)

4.2

高校生の頃に見てからずっと好きな映画。WOWOWで録画して再鑑賞。
オチ知ってるけど、何回観てもスカッとする。ロバート・レッドフォードもポール・ニューマンもほんとカッコいい。

ブタがいた教室(2008年製作の映画)

3.6

原作本読んでたけど、違った感動があった。
夏休みにPちゃんと過ごす子どもたちとか、嵐の晩に各家庭でPちゃんを思う子どもたちとか、映像表現の良さだと思った。

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.2

女子大生二人が先生を取り合う話かと思ったら…
カメが空から降ってきて軽傷を負った人の行く末が気になる。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

松岡茉優演じる栄伝亜矢がよい。それ以外だとカザマジンの天真爛漫さがいい感じに出てたと思う。
小説に登場する奏にも出てほしかった。

パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

3.4

全体的にジメッとしてて、つらいかも。吉岡里帆のセクシーさが救い。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

梶原善のヅラとか飯尾和樹の耳とか、雑なメイクがコミカルで楽しい。
ストーリーは予定調和的で安心して観られる。三谷作品の良さが詰まってる。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

我々をジワリと取り巻く国家権力の恐ろしさが痛いくらいに迫ってくる。
内調の青く暗いシーンとか、霞ヶ関周辺の黄色い銀杏のシーンとか、ビルの屋上のシーンとか、静かで単調だが印象的な映像美が怖さを増す。

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.0

音楽がよかった。ギターインストの音色が場面場面に絡むようにマッチしている。とくにラストからエンドロールにかけて。

空母いぶき(2019年製作の映画)

3.9

緊迫感ある。そんな中で中井貴一がほっこりさせてくれる。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

トニーの奥さんかわいい。最後にありがとうって言うとこよかった。