たけまるこさんの映画レビュー・感想・評価

たけまるこ

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

記録

令和版フランケンシュタインというか、なんとも複雑な倫理観の世界でした。
ほんで出てくる男はだいたい哀れなるものたちだった笑(そうじゃない人もいたよ)

アートディレクション、スタイリング、フォ
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.0

記録。
バレエが好きなのでタイトルに惹かれて見たらほぼアクションでバレエ要素1%くらいやった笑

でも主人公の女の子かっこよくて可愛くて素敵でした。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

三者三様の立場の違いでこうも生き方や行動が変わるのかという、その差が見えるのが面白かった(興味深いの意味で)。

金持ちは金持ちなりに敷かれたレールから外れることを許されず、それはそれで苦しそうやなぁ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.3

メタファーを探しすぎて疲れたのでもっと頭を空っぽにしてもう一回見に行きたい。

私の祖母は戦争で夫をなくして夫の弟と再婚しました。戦時中はそのようなことも珍しくなかったことを私は知っていたが、友人何人
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

2.5

ディズニーの過渡期作品ということだけ知りつつも見逃してきて金曜ロードショーで初めて見ました。

コメディ的な要素が多くころころと代わる展開、やはり歌は魅力的でしたが、ディズニーらしい勧善懲悪感w、結局
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

最後の思わぬ展開に「えぇー!今まで私が見てたのは...」てどんでん返しさせられた。

最後までハラハラする展開で、でも最後のセリフが切なくて。

精神疾患患者の目線をありありと見せられた気がして、色ん
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

モーレツな勢いの映像を浴びせられ、何を見せたれたんや!という衝撃のまま終わった笑

ストーリー自体はめっちゃ単純やけど、怒涛の展開でインターバルがもはやインターバルに全くなっておらず、まさに息つく暇が
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

3.8

実話をもとにした作品ということがショック過ぎた。

まだ終わってないことが辛い...

明日への遺言(2007年製作の映画)

3.5

藤田まこと演じる岡田中将の男気たるや。
というか人間の出来上がり具合が並じゃない。

いやきっと本人も辛い瞬間はあったと思うけどそれを外に出さず、何時もどっしりと落ち着いた対応、部下の刑をどうにか軽く
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.6

人間味あふれる仏おっさん版ウォーターボーイズといった感じ。

終わりが爽快で良かった!

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.2

友人との微妙な関係、男女の交わり、親への反抗などなど、思春期の甘酸っぱい感じが詰まってた。

スケートいいよね。私もやりたかった。

サクッと見られてよかったです。
あと最後のムービーがなんかエモくて
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.5

何回目やねん、てぐらい見てるのに何回見ても圧倒させられる。

ラブストーリー云々は正直あまり興味がないんやけど、ジャックによってローズの人生が切り開かれて、貴族、女という枠を飛び出してその後の人生を歩
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.5

恐ろしい瞬きの数で文字を伝えた(本を書いた)っていう事実にまずは驚愕。

全身麻痺になった主人公目線で語られる世界はやはり切ないんやけど、切ないだけでは終わらせない美しい映像とかちょっとアレな妄想とか
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

過去のトラウマのせいで非行に走り、心を閉ざしている少年がある男と出会い(というかカウンセリングを受けて)...というよくあるお話。

ではありますが、役者、(ちょっと小難しいけど)心に響くセリフなど、
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エリザとエリック(1987年製作の映画)

3.0

わたしにはちと難解でした。が、ヨーロッパの映画ってこんな感じよね。
(おそらく姉弟の普通の感情を超えた一種の愛とか依存とか?)
姉、弟共に執拗な嫉妬がすごい...

映画の中で撮影された写真がめっちゃ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

ベルファストという地名を初めて知ったし、こんな紛争の歴史があることも知らなかった。

緩急はそこまでないけど、バディ目線で切り取られる子供時代が愛おしかったな。

自分が誰かを自分でわかっていれば大丈
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.2

内容に関してはあまり興味がなかったけど、スタイリングとかインテリアとか可愛かったなぁ(皆さんが言う通り編集版プラダを着た悪魔でした)。

この手の映画、成長過程が割とぶっ飛ばされてるのはみんな良しとし
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フォロー・ミー(1972年製作の映画)

4.0

ベリンダの顔はもちろんやけスタイリングから髪型から何もかも可愛すぎてときめいた!

お話もコミカルでテンポ良く、あったかいお話で(上から目線ですが)総合点高め。

あの探偵さんはこの後何になるのでしょ
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.0

こういう映画見ると、今の日本はしみじみ平和やなと思う(私がぬるま湯におるだけ⁈)
モロッコは宗教的な理由で中絶できないんかな。しかも未婚で産んだら産んだで後ろ指さされるって。未だにこんなに女性の立場が
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モリー先生との火曜日(1999年製作の映画)

4.0

モリー先生が上からモノを語る哲学者じゃなくて人間味があって愛情深くて、最後の別れが余計に寂しかった...(だって来週の火曜日多分ないやん涙)

祖母を亡くしたばかりだったので色々重なってさめざめと泣い
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

4.0

映像がユニークでおしゃれ!
しかも非常に美しい。
時折実写が入るのもちょっと不思議で面白かった。

芯が強く聡明なディリリのキャラクターも魅力的でした。大人が見ても楽しめるアニメでした。

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.6

なんか妙にリアルや笑
友達以上恋人未満で、大学卒業してから30くらいまであーゆう関係周りにもあるよね(自分調べ)。
そして男だけが落ちぶれていく途中の様がリアル(これも自分調べ)。

そんなことはさて
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.3

サクッと見られて、悲しいのにちょっと気持ちいい感じがしたのはなんでやろう。
大感動を期待してみると、あっさりしすぎてて拍子抜けするかも。

終わり方がサラッとしすぎてて意外やった笑

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.8

死神が突然現れて...っていう設定を序盤に理解した時に「あぁ私この映画あかんかもしれん」と思ったけど、案外普通に感動できました笑

ブラピのかわいさたるや!
ちょっとチャラ男演じてる時と、純粋無垢な少
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

近未来SFの作品ってテーマによって好き嫌い分かれるけど、哲学的な内容でした。

遺伝子だけが全てじゃないと信じたい。

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.0

1960年代のアメリカ、ミシシッピ州。黒人メイドと家族が使うトイレわけるって現代人からしたらとんでもない差別やけどそれが普通。

自分達がカミングアウトしたことがバレると命すら危ない状況で、これまでの
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.2

割とショッキングな映画でした。
(しかも舞台となったアルジェリアでは上映中止にされたとか。まだこんな弾圧された世界で女性たちは生きてるのね...)

彼女たちが服を作ってるとき、ショーの準備をしてる時
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

言葉で表し難いんやけど、何度か見返したい映画。抽象的な作品て好き嫌い分かれるけど、これは好みの作品でした。

おじさんとちびっ子との関係、初めはぎこちないけどやっぱり最後は愛に溢れてたなぁ。
僕が忘れ
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

スカッと気持ちいい作品でした。

私は普段から図書館めっちゃ利用するので、ここは最後のシェルターやなと実感することが多い。でもたまにしか使わない人にしたら存在が嫌なこともあるんやろな。とも思う。
公共
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.0

コミカルな動き、こんなドジする?っていうおじさんはかわいいけど、この手の映画絶対途中で飽きるから途中からスマホいじってた笑

毎回の画角とか画(色づかいも含め)絶妙におしゃれでさすがフランスってなるね
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.7

ブータンの僻地に配属になった無気力な教師。ブータンって国民の幸福度が高くてみんな勤勉なイメージがあったから、日本にもいる普通の若者的な人もおるんやなぁと少し安心した(それでも最初は人に対する態度が失礼>>続きを読む

しわ(2011年製作の映画)

3.8

人間の最期の姿を突きつけられた感じがした。最後も、良かれと思ってしたことやけど切なかったなぁ。

自分のことや、自分のしたことがわからなくなっていくのは悲しいことやけど、それでも体が覚えてて、嬉しくて
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ジブリがいっぱいSPECIALショートショート(2005年製作の映画)

3.5

記録。

On Your Markは深読みできる要素が多すぎて何回も見たくなる。

あと、capsuleのPV作ってたん知らんかった。

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

3.2

お話としては面白かった。
標準語を選ぶのっていろんな知識人たちが集まってああいうふうに決めてたんかな。

そして新しい推しに出会えたのは何より。ユンゲサン...顔が好きすぎる!

ただ、韓国映画を見過
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

3.2

ストーリーは良くも悪くもわかりやすくて、とてもサクッと見やすく普通にハッピーエンド。

ノッティングヒルって聞くだけで街並みが思い浮かぶしかわいくておしゃれ。
ケーキがどれも美味しそうでした。

ただ
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