tacoさんの映画レビュー・感想・評価

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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.3

障害の特性で手に負えないほど暴れてしまう時がある息子とシングルマザーの葛藤を描いた作品。
この手のストーリーは育児放棄という結論に至るだろうというステレオタイプがあったがそれを覆された。
むしろ、息子
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.5

最後までハンナは心の透き通った人だった。
マイケルが生涯をかけて愛してしまう女だった。
ハンナの獄中、自分の言葉ではなく朗読を送る行為に、直接気持ちは明かさないというずるさを感じる一方でその朗読には熱
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.8

子供にとって一番大きなものは家庭環境。
どれだけ親が子を愛してるかはすごく伝わる。だけど、それだけ愛せるならちょっとくらい自分を犠牲にして最適な家庭環境を作るべきだろ。これは出産前から始まってる。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.4

こんな愛し方のできる素敵な男になりたいと思った。
グイドを見ていると人生は常に完結したものだ、と思えてくる。
おかれた状況をどう捉えるか、人生にどう彩りを与えるかは自分次第。

記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

3.5

日本語のタイトルとは似つかないシリアスな内容。
「記憶」を主題としたSFで発想が面白かった。
映画途中で予想した結末とは打って変わってさらっと終幕。
タイッサ・ファーミガはアメリカンホラーストーリーに
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

-

西海岸のゆったりとした雰囲気が家族愛を引き立てる。
描かれていた親子愛は日本ではなかなか見られないほどストレート。
travel in timeによって今を生きる大切さを学ぶ。
SF要素がちょうどいい
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ルームメイト(2013年製作の映画)

3.5

多重人格を写した作品。
生きていくために嫌な自分は名前とともに捨てればいい。

私の男(2013年製作の映画)

4.1

ここまで自分の価値観とかけ離れたものは見る価値がある。
人は一つの世界の中でそれぞれ別の世界を生きている。

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

-

決して揺らぐことのない強い使命感を持った男の物語。
悪を完全に除去しようとする心と生命に対する無条件の愛の葛藤が描かれている。
人に悪はつきものであって、大事な事はその悪から目を背けないこと。地に満ち
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