ぐりさんの映画レビュー・感想・評価

ぐり

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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.0

開始から赤から青へと画面が切り替わる様にすっかりやられた
かっこいい

電車と車の並走シーンも美しい

ベッドを映すカメラが下からのアングルから徐々に上にスライドする、不思議なアングル

斜めの構図や
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

2.0

前半の方がすきだったな

前半のわからなかったところを回収してくれたけれども
前半の方がよくわからなかったけれども


世界の平和は選択できなかったが、身近な大切な人を救うことはできた
一番最悪なこと
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.6

ワクワクした
面白かった

乗り物がかっこいい
バイクがかっこいい
フュリオサのお母さんがかっこいい
装飾、メイクがかっこいい

そしてタンクローリーでの戦いが本当にカッコ良かった
長い左右前後に触れ
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.3

面白かった
声出して笑ってしまった

ゼンデイヤは抜群のスタイルと運動神経だし
ジョシュ・オコナーとマイク・フェイストのイケメンぷりも良い

わたしには、
パトリックのことをアートとタシが略奪し合う物
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違国日記(2023年製作の映画)

2.1

あいかわらず、新垣結衣の可愛さは破壊的だ。
どんなに生気の抜けたような顔していても、だらしない顔していても、やっぱり可愛い。

しかしながら、生欲で見せた顔を彷彿とさせてしまうため驚きはなかったし
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

2.9

とてもキレイ
終始美しかった

でも…
眠くなっちゃって
リラックス効果高すぎる

もう一度、ちゃんと観たいな

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.2

初めての鑑賞。
やっと観られた。

すごかった。
惹き込まれた。

序盤で、熱狂的なファンの警備員が、未麻のアイドル時代の最後のステージで、自信の手のひらの上に未麻を乗せた構図で未麻を見ているシーンが
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美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

3.2

大好きなドニ・ラヴァンが美しかった。
ドニ・ラヴァンの魅力が、歳を重ねても衰えない内から湧き出るエネルギーが美しかった。

訓練の風景が踊るように繰り広げられる。
ドニ・ラヴァンの動きは、まるで彼だけ
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若武者(2024年製作の映画)

1.8

うーん…
開始から、子連れの母親が言ってることが矛盾というか、偏見を持つ者に対する偏見みたいな話になっていて興ざめした。

映像も荒削りなのは良いけれども、良くわからない構図が気になるし、スタンダード
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

2.9

怖かった
真面目ゆえに自己の信念に溺れていくようにみえた
カーラは正義感が強くて、生徒のことを考え周囲への配慮もしていて、
教師である自分は成熟した大人であらねばならず、正しい判断を選んでいるつもりだ
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関心領域(2023年製作の映画)

2.5

環境音がずっと聞こえていて。
その音でずっと不穏で。
幸せそうな家族の領域と、そのすぐそとにはアウシュビッツの銃声や悲鳴が聞こえている。

家族にとってはアウシュビッツの阿鼻叫喚は環境音でしかなく関心
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GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

4.2

とても好き、すごく好き
大事にしたい作品

大友克洋の世界観と宮崎駿の世界観が混ざった感覚だった。

現代の歪みのように、身近なドラマとして観ていたら
いつの間にか、ファンタジーに連れて行かれていた
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.5

濱口竜介作品を鑑賞。

普段よく目にする俳優さんたちが出ている映画が苦手(先入観が邪魔になるから)なので、観る前から少し不安を感じつつ。

ストーリーはすごい好き。
映像が好みではない。
濱口竜介作品
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

1.6

これが実話なのかー…と思ったり
こういった実話ベースの映画で、しかも誰かの視点に基づいた構成だと、どうしてもその人の主観とか虚像が入るなと思う。

父親からあるべき姿を洗脳のようにすりこまれたり
父親
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人間の境界(2023年製作の映画)

4.0

すごかった。
息を飲むシーンの連続だった。
目を覆いたくなったし、これが現代で起きてる出来事だなんて信じられなかった。

ポーランドに逃れたい難民たちは、国境でポーランドに入れられたり、ベラルーシに押
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

3.8

とても苦しい作品だった。
生きてるだけで誰かを傷つけてしまう人は、どこに行けば良いのか。
傷つく周囲はどう関われば良いのか。


暴力的ですぐに騒動を起こすベニー。
母親からも見放され、福祉施設をたら
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ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版(1975年製作の映画)

1.8

ミランダが本当に美しかった。

女生徒たちの衣装とヘアメイクがとても可愛かった。
学校の朝の女生徒たちの戯れるシーンが、少女マンガから抜け出してきたようだった。

ピクニックに行く山のシーンも美しかっ
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正義の行方(2024年製作の映画)

3.5

とても怖かった
とても興味深かった

あそこに出てきた人たちは、きっと誰も嘘はついてないんだろう。
ただ、見えているものが、見ようとするものが違うから、結果、語る物語があんなにもズレてしまう。

事件
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辰巳(2023年製作の映画)

2.5

役者さんがとても強い
みんな目が好き

竜二役の倉本朋幸さんがとても好きだ
あの顔の造形と表情、よだれを垂らしながら凄むシーン、最高だった。

葵のはじめの方の威嚇シーンもとても良かった。とても見応え
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ジョーカー(2019年製作の映画)

2.1

ホアキン・フェニックスが本当にすごい
それに尽きるように思った。
映画としては、3分の2くらいはアーサーの不遇話で冗長に感じたし、だからなるべくしてジョーカーは生まれたかのような、説明臭さが鼻につく。
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

1.0

話は単調
猟奇性はあるけれども、映像の強さはない

吹越満の目がすごい

ディーバ(1981年製作の映画)

2.5

久しぶりの再鑑賞。

美術がすごく良い、好きだった
街並み、灯台、木々を駆け抜ける車、美しかった

女性たちがみな、意思を表明していて強かった
欧米ではない人種であったことも、監督の意図を感じた

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

2.2

ドライブ・マイ・カーに続き、2作目の濱口竜介作品の鑑賞

やはり好みではなかった

開始早々の空と木々の長回し
空と木々の画は、空を見上げる多くの人が一度は感動するものだと思う

長い
あの長さの意
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

1.9

キリスト教は様々な映画で怖い一面を見せてくる。

自身の信仰を絶対的なものとして
他を信じるものを許さず
自身と同じ価値観に染めようとしてくる

それは、
当人たちにとっては「良かれ」と思っての行動な
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

2.7

かわいい、とにかくかわいい

色がかわいい
人物の顔、髪型、動きがかわいい

ストーリーもかわいい


あのような抽象度で、アニメーションとして見応えがあるのがすごい。


この作品の作者と友達になり
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

2.5

わたしには、情報過多で。
登場人物も多いし、とにかくセリフが多い。

もう、途中でストーリーを追うことは諦めた。

が、観ながら
映画「Winny」を思い出していた。
開発者と使用者のジレンマというか
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異人たち(2023年製作の映画)

4.2

とても、とても心が揺さぶられた。

アンドリュー・ヘイの作品は、会話と目線と間が好きだ。

アダムと母親、父親との会話が苦しい。
寂しいのではなく、怖い。本当にそうだと思った。
そばにいるはずの父や母
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プリシラ(2023年製作の映画)

1.3

ソフィア・コッポラの作品を初めてみた。
映画というよりドラマのよう。
起承転結やうわべの展開に終始していて、とてもライトな作品。
だから最後まで観れるけれども、わたしは好みではない。

映像も衣装もメ
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海がきこえる(1993年製作の映画)

2.2

劇場上映で鑑賞。

武藤里伽子の、
「わたしはお父さんの味方だったのに、お父さんはわたしの味方じゃなかったんだわ」
っていうセリフが好き。

武藤里伽子がすごい等身大で、共感する女の子は多いんじゃない
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No.10(2021年製作の映画)

3.0

面白かったです。

すごく好みの映像ではないけれども
心地よかった

わたし好みの間ではないけれども
見入った

突然に思える場面や、驚く内容も多いのに
違和感がない
すべて辻褄があっている、ように観
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

1.0

個人的に、かなりな駄作でした。

なんで?や
どうして?や
なんのため?だらけ

映像もよろしくない。
麻薬でハイになるシーンの演出は使い古されたものだし、目障りな色と光。
そしてギャグのような出血。
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

4.1

いろいろな方がコメントしているが
わたしも多分に漏れず、映像の美しさに感動した。

ポートレートシーン、アイスランドの厳しい自然、氷、マグマ、緑と岩肌
どれも美術館の写真を観るように、独立した構図とし
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

2.2

ストーリーを理解できたとは言えない気がする

キレッキレの映像だった
かっこよかった
マックスが髪の毛を全部そったあとのシルエットが、めちゃくちゃ印象的
首と頭の幅が一緒
まさにマッチ棒
人間てみんな
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

2.0

あのちゃんの声優良かった。
幾田りらちゃんも。

お兄ちゃんがすごく良いな。
お兄ちゃんもっと出てきてほしい
いや、あのくらいのシーン数だから、逆に興味惹かれるのかな
だから良いのかな。

SFはあま
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.2

わたしには登場人物が多すぎて、相関関係がもうわからない。
だけれども、楽しい。

前作に続き、やはり、衣装・メイク・構造物が本当に美しくてかっこ良い。
すごい好き。
ストーリーについていけなくとも、映
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i ai(2022年製作の映画)

2.3

端的な感想としてはミュージックビデオみたいだった。

色が印象的で好みではないが印象的。
時間軸が入り乱れる演出には引き込まれ好みだったが、スケボーの人たちの演出は何を意図しているのかわからなかった。
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