ToshiyukiOdaさんの映画レビュー・感想・評価

ToshiyukiOda

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謝罪の王様(2013年製作の映画)

4.0

数々のしょーもない謝罪エピソードを重ねながら、ひとつの物語が出来上がってくる。さすがクドカン脚本とうなる作品でした。

120%の怒りには、150%の謝罪を。とか、面白いことを言うなぁ。

豪華キャス
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キングダム(2019年製作の映画)

2.0

原作の中でも、序盤を丁寧に掘り下げた作り込みが好感度高いです。

一推しキャラの王毅将軍の出番が少なくてしょんぼりでした。でも、わずかな登場シーンがことごとく美味しいです。

長澤まさみがカッコよくて
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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.0

テルマエネタをここまで膨らませるとは脱帽です!

現代に何度も訪れて、テルマエにかける情熱で次々に日本の技を吸収していく主人公。さらに現代から過去に送り込まれる人たちが意外な活躍で面白かった。

草津
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映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

2.0

ドラマシリーズを知らないまま、いきなり映画版を観てしまって、大失敗です。

鈴木先生の教育ポリシーに何か独特なものを感じつつも、さっぱり分からず。妊娠中の奥さん、同僚の先生、何か訳ありの生徒にも過去の
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.0

汚い広告業界で、正直者が奮闘するドタバタ喜劇。ストレートな展開なので、気軽に楽しめました。キャストが豪華ですね。

スポンサーの言いなりで、どんどん駄作になっていくCM。まさかこれが伏線になっていると
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.0

数学者なのにノーベル経済学賞を獲ってしまった移植の天才、ナッジ教授の数奇な物語。

統合失調症に悩み、妄想と現実の境目が分からなくなってくるのが怖いです。あらゆる登場人物が、妄想?本物?と疑い始めると
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

2.0

旅行先で彼女が失踪して、彼氏がしつこく彼女の行方を探し続けます。一方で、彼女を拉致したサイコ野郎も、なぜか挑発する様に彼氏に付きまといます。

どっちもすごく不思議な振る舞いで、なぜ?を連発してしまい
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曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

4.0

「サマー・タイムマシン・ブルース」がとても面白かったので、関連作品として見つけて鑑賞です。

ドタバタコメディを積み上げながら、どんどん破綻していくストーリーなのに、終盤になって伏線を回収していく構成
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

エピソードを積み重ねながら、ひねくれた天才の気持ちに触れる、面白いドラマです。

天才の周りにいる数学者、心理学者、恋人、友人たち、アプローチが違うけどいい人たちばかり。ゆっくりと冷たい氷を溶かしてい
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

5.0

なにこれ、オモシロー!と思わず口に出ました。

何だか会話が噛み合っていない、変なストーリーだな。と最初は不思議に思っていたら、タイムマシンをガチャガチャ使っているうちに、噛み合う噛み合う。やることな
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.0

人類の生き残りを乗せた弾丸列車。自給自足のシステムを備えて17年も走り続ける。

なんとも荒唐無稽なSF設定ですが、世界観を貫いているところがグッドです。
車両の前後関係が社会格差になっていて、最後尾
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ヴィジット(2015年製作の映画)

4.0

本当に怖いって、こういうことだな。と思うホラーでした。

シャマラン得意の、じわじわと伏線を積み上げる、いつもの展開だけども、そう来たか!というお話でした。

恐ろしい目にあう姉弟が、好奇心旺盛、終始
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

『アンブレイカブル』シリーズ2作目、シャマラン監督ということで、観る前から高まります。

少女がたたずむ冒頭のシーンから、早速やばそうな雰囲気。シャマラン得意の、ゆっくりと伏線を積み上げる展開に大満足
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

バットマンシリーズの大悪党ジョーカーの誕生秘話。なんだか切ないです。

社会から切り捨てられ、蔑まれ、ネタにされ、存在ごと無視され、まったく行き場のない境遇の悲しさがじわじわと積み重なって行きます。
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アウトロー(2012年製作の映画)

4.0

ジャック・リーチャー映画の2作目を先に観てしまった!

本作を後から観ることになりましたが、まったく問題なく楽しめました。
それにしても無垢な人々がやたら死ぬので、ジャックってヒーローというよりも疫病
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

4.0

観るの2度目だけど、やっぱり面白い!

陸軍で起きている何かの不正。その秘密を守ろうとする悪に、無実の罪を着せられて追われる立場ながらも、黒幕の正体に迫る。

よく見かける大好物な設定ですが、リーチャ
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.0

ボーン3部作から10年近く経っているでしょうか。

少し作風が変わって、チェイスやアクションバトルが抑え目。代わりに諜報活動が多目になってストーリーを追う楽しみが増えました。

アクション控えめですが
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.0

ボーンシリーズ3作目は、カーチェイスや接近バトルが3割マシ、派手なカメラワークでけっこう酔います。

見た目の派手さと対照的に、ボーンの失われた記憶に迫るストーリーや、黒幕、協力者の動きなどが積み上が
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.0

ボーンシリーズ2作目。
1作目は俺って何者?が最重要テーマだったけど、それが分かってしまったので、2作目はどういう設定で来るかと思いました。

完全に記憶が戻っていないボーンに、過去に人を殺したイメー
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

ボーンシリーズ1作目、久しぶりに観ました。面白いですね。

要人の暗殺に失敗して返り討ちにあい、命からがら逃げ落ちた時に記憶を失ってしまう。

自分が何者かも分からなくなっちゃったけど、体が覚えている
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.0

やたら人が瞬殺されますw
あ、後半から殺さない縛りがあるから、ちょっと違うか。

派手な銃撃戦が続きますが、観てて飽きないのは、どこかコミカルな感じがするからでしょうか。登場人物どこか抜けてる奴らばか
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.0

こういう法廷ドラマは、必ずどんでん返しが来るだろうなっ、と身構えつつ観ていたら、何とそうきたか!

長い裁判ストーリーは、いくつもの一進一退エピソードがあって、お約束パターンではあるけど面白いです。全
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台風クラブ(1985年製作の映画)

2.0

三浦友和のクズ教師っぷりが良かったー。こんな若い時から、やさぐれた役をやってたんだ。

台風の時になんだかテンションが上がって、意味もなく変なことをしたくなる気持ちはよく分かる。昭和はスマホがないしね
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

4.0

すべてが優しさに包まれた、素晴らしい作品でした。

心を病んだ青年が、心のバランスを取るためにラブドールに恋をしてしまう。こんなコミカルな設定なのに、全く茶化すことのない真正面からのドラマ展開に惹きこ
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ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

2.0

ジョニー・デップが若い。娘思いの一途なパパを演じていて、素朴な感じがいいですね。

クリストファー・ウォーケンが大好物で観たのですが、とてもストレートなワル役でした。他の出演作では狂気じみた演技が多い
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

美術品鑑定とオークション競売で名を馳せる主人公は、自分の美術コレクションのために詐欺を働いています。
彼の元に不思議な鑑定の依頼が来て。。

富裕層の独特な世界、裏の仕事、謎の依頼人、依頼人の屋敷で発
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DOG×POLICE 純白の絆(2011年製作の映画)

3.0

わんこ、隼人くん、戸田恵梨香、警察モノという大好きなもの揃い。ストーリー展開も分かりやすくて面白かったです。

わんこ作品はにいつも泣かされて、涙で画面が見れなくなることが多いのですが、本作はむやみに
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

すごく面白かった!地下世界の不思議な生態系、人間?人工生物?ロボット?正体が掴めないものたちの生活、よく分からないけど実在のまま受け入れるしかない世界観に没入しました。

何やら荒廃した未来の設定説明
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ジャッカル(1997年製作の映画)

3.0

ブルース・ウィルスの変装テロを楽しむ作品なのですが、シドニー・ポアチエ推しで久しぶりに観ました。

シドニーが『夜の大捜査線』で沈着冷静なキャラとは違って、結構ぐいぐいとアクティブな押し出しだったのが
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パズル(2013年製作の映画)

2.0

登場人物の行動が、理解できないところが多くて、ショッキングな描写だけが記憶に残りました。

なんでこんなのことするの?ってモヤモヤしますが、こういうのが本当の狂気なのかもしれないですね。

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.0

残酷なシーン満載のギャング映画です。脇役までが豪華な顔ぶれで、楽しめます。

デパルマ作品でお約束の倒錯した人々やラストのドッキリが足りないのがちょっとだけ残念でしたが、サスペンスフルな長いカットとカ
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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

4.0

デパルマらしい、倒錯したサスペンスです。何度か観ていてストーリーは分かりきっているのですが、今観ても面白いですね。

閉所恐怖症ののぞき屋が主人公が遭遇するハリウッド世界での事件。
チグハグな設定がい
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.0

やたら人が死にます。
アルパチーノが突き抜けててすごいですね!

当たり外れが激しいと言われるデパルマですが、本作は凝った演出を抑えた感じで、デパルマっぽくないように思いました。

とても古い作品だけ
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