スミトシさんの映画レビュー・感想・評価

スミトシ

スミトシ

怒り(2016年製作の映画)

4.1

豪華俳優陣の演技が見応え十分。どのシーンも見入ってしまった。

日本の都会と田舎の印象的な風景を切り取った映像、素晴らしい。
坂本龍一の音楽、素晴らしい。
ミステリ要素のあるストーリー、重厚。

名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

3.7

清々しい程の恋愛ベタドラマでニッコリ。謎解きなんか途中でどうでも良くなっちゃいました。
あのキャラ濃い京都の刑事なんだったの?

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

4.2

移民問題を織り込みつつ、力強いドラマと緊張感のあるアクションが共存した良作。

好き嫌いという感情ではなく、一緒に生きていくという覚悟が愛を育む様が心に沁みた。
スリランカ傭兵アクションは短時間ながら
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

3.9

何でこんな長いの、と言うのがまず最初の感想。

ウィットに富んだ無駄な会話や、何でこいつ掘り下げるの?という脇役へのスポットライトの当て方はまあ楽しめるが、話がなかなか進まず眠気が。

とは言え後半の
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

3.9

ブラックユーモア満載。
小気味良いバディ。
雪がちらつき情緒溢れるブルージュ良き。

「最高でも最低でも無かったやつが行く所だ。トッテナムみたいな」がツボでしばらく笑った。

バカ塗りの娘(2023年製作の映画)

4.1

日本の片隅で懸命に生きている。
自分の大切なヒト、モノを信じている。
その姿が胸を打つ。

⾼野⾖腐店の春(2023年製作の映画)

3.9

ジジイが走り出す。
走り出すのに年齢は関係ない。
本気であれば必ず誰かが背中を押す。

戦時中に生まれ育った人同士の絆の強さをビンビンに感じた。
自分の生ぬるさが嫌になった。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.1

現実世界のNYが煌めいている。
切り取られた何気ない日常まで、至極のこだわりを感じる。
現実とソウルの世界の対比の演出も見事。
大人向け。

スウィート・シング(2020年製作の映画)

4.1

素晴らしい歌声と映像。
周りにどんなダメな大人たちがいて、どんな過酷な未来があったとしてもこの姉弟なら大丈夫。そう祈る。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.4

自分の気持ちに正直に行動し、結果を間違え、他人を傷つける。
終盤のシリアスな展開は引き込み力あり

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.8

何か大きな出来事が起こるわけではないがずっと見てられる。
心理描写が丁寧かつ細やかで画面から目を離させない。

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.4

ギリギリ氷上ドライバーリーアムニーソン、正義のゲンコツをお見舞い。

尺を引き伸ばすためか、やたらギリギリ危機一髪の演出が続くので長く感じました。
あんまりアイスロード走ってないし。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

怒り、高揚、絶望、後悔など様々複雑な感情が終始画面に澱んでいる。
高潔でエネルギッシュ。

単純に面白いと言って良いのかという躊躇いはあるが、間違いなく面白い。

さよなら。いつかわかること(2007年製作の映画)

4.1

少ない登場人物それぞれの心理描写が巧み。淡い感じの音楽と映像も良い。

短尺ながら父娘の深いドラマがあって、心洗われる。

大脱出(2013年製作の映画)

3.6

中盤くらいまで頭脳で脱出する感じだったんですが、結局筋肉と銃撃でねじ伏せる展開で良かったです。
最初からずっとそれで良かったのに。

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.6

息子を偽装殺人されたリーアムニーソン雪山で復讐の鬼と化す。

序盤は順調にサクサク悪人を蹂躙。
中盤からはマフィアの勘違いすれ違いから不条理ブラックコメディに。

雪山の白雪と鮮血の演出が綺麗。除雪車
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

3.9

活気に満ちた60年代。
モータウン。黒人の社会進出。
音楽の力は偉大。

沈黙シリーズ第3弾/暴走特急(1995年製作の映画)

3.8

ふざけた相棒とヒロイン、
テロリスト、止まらない機関車、
全ては最強セガールのために存在。
こういうので良い。

敵や脇役の深掘りや心理描写がないから見てて気楽。短尺だし。こういう映画がもっと増えると
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.6

主人公が認知症で視聴者のミスリードを誘う、という筋書きからもうネタバレ感あるのでそういう目で見てしまうと微妙。

老人のロードトリップ、ゆったりとした時間の流れや人との交流、音楽のあり方は良い温度でし
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手紙(2006年製作の映画)

3.7

今いるこの場所で生きていく
玉鉄のラストの演技見事

プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

エグいゾンビに人体破壊。グロかったり不謹慎だったり、この時代のコンプライアンスはどうなってたか不明。
けど意外とアツいシーンあったりして良かった。
ロバートロドリゲスはこれくらい吹っ切れた映画の方が自
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.1

恋愛要素がなく、またそれが自然な感じなので安心できた。

月並みですが、夜が来たら朝が来るように、不安や苦しみが喜びや幸せを連れてきてくれることもある。
そんな事を自然に感じ取れる素晴らしい映画。

荒野にて(2017年製作の映画)

4.0

過酷な運命と共に荒野を突き進む少年。
広大な自然は優しいように見えるが容赦ない。過酷とロマンチックは背中合わせ。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.1

死ぬほど泣かせようとしてくるが、それが嫌味にならないくらいに良い俳優陣

閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.9

トラヴォルタかっこええ
サミュエル怖い
二転三転ストーリー面白い

アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

4.3

苦しみと悲しみの圧が凄い

会いたい人に会えない苦しみ、喪失感

メキシコの閉塞感と人の発する情熱

タイムリミット(2003年製作の映画)

3.6

珍しく情けないNTRデンゼル。
行動に粗が多くトホホなデンゼル。
こんなデンゼルは見たくなかった。

だけどドリフみたいなエンディングは嫌いじゃないです。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.7

主演2人の並んだ姿は華がある。
話しているシーンはいつまでも見てられる。

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.2

デニーロとサミュエル最高
ていうか全員最高

タランティーノ映画の渋い選曲と無駄な会話はクセになる。もっとくれ。

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.9

広大なアメリカの開放感
保守的なアメリカ南部の閉塞感

奇跡(2011年製作の映画)

4.1

子供も大人も、皆を祝福するようなラスト、素晴らしい。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

付き添いで鑑賞。
原作未読、アニメは全て鑑賞済。

カメラワークが凄い。
後半のケンマ視点の臨場感はまるで高校の部活生活を瞬間的に体験してるかのよう。
ハイキューと言えば脇役へのスポットの当て方ですが
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