このレビューはネタバレを含みます
現代に生きる我々は関心を持っても過去の遺物としか触れ合うことはできない。
ラスト、現代にあるホロコースト資料館のシーンがそう語りかけてる気がした。
憎いやつほどいなくなると寂しい。
ましてやそれが父親だとなおさらね…
ガラスはその透明さから視野が広く見通せることのメタファーとして受け取れる。
その目を父が与えてくれた。
最低でクズな男だったけど、>>続きを読む
ヒュー・ジャックマンはしわがあってもかっこいいよ
役柄はクズだけど
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ラスト20分あたりでサラ・ガニムが取材した児童福祉局員のセリフがすべてだと思う。
「子供が犯罪に遭ったのに、なぜ彼(パターノ)が話題の中心に?」
主人公の動きに躍動感がない。その分、カメラワークに躍動感がある。だから不思議な感覚になる。
ストーリーは生と死をテーマにしていたが、あまりハマらなかった。
FBIの録音データをそのままセリフに文字起こしするというのはかなり挑戦的な映画だと感じた。
セリフに伏せ字が出たときに話者も同時に消える演出は独特でおもしろい。
正義感は、ときに悪になる。
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【孤独への寄り添い方―――『ロスト・イン・トランスレーション』】
異国の地を訪れると誰しもホームシックになるが、逃避先としての訪問は逆に故郷へ帰るほうがつらい。ましてやその異国でいい出会いがあったら>>続きを読む
おもしろくはないが、ジム・ジャームッシュらしさはこの頃からある。
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子供に残酷な世界を見せないために命懸けの嘘をつき続ける父親の話。
切ないし、とにかくつらい終わり方。
少なくとも息子が父親の遺体を見つけなかっただけでも救われる…
なかなか考えさせられるな…
リズムを早くしないと早く動けない楽器たちは完全に上からの指示がないと自分の意志で動けない民衆を表してる。
あとはやはりアイデアの威力にやられる。
木琴を筏にしたり、楽譜を手>>続きを読む
インディのアクションを期待して観るとちょっと不満
まぁもう歳だから仕方ないけど…
おかっぱブランシェットかわいい
マックのラストの心情が謎
総評、凡作
友達だったり、家族だったり、そういう人間関係の中に垣間見えるぎこちなさとか気まずさをジム・ジャームッシュなりの優しさと可笑しさで包みこんだスナック菓子のような映画。
気まずかったり、相手を黙らせたか>>続きを読む
竜巻の映像は圧巻
人物描写はう〜ん…まぁ及第点
フィリップ・シーモア・ホフマンのオタクぶりがいいね👍
ジム・ジャームッシュが描く男の友情。
やはりジム・ジャームッシュの作品は雰囲気がいい。
なんかこう、夜のバーで観たいというか…
夜のバーにいるような感覚になる。
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【有限性を持つ我々にとって「時」とは何か―――『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』】
時は短い。
我々は時の創造者であり、犠牲者であり、破壊者でもある。
なるほど、詩的な脚本だ。
さ>>続きを読む
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【「喪失の可視化」という堕落―――『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』】
映画全体の評価としては3.8ですが、個人的な満足度、好感度は4.3くらいあります。
4時間47分という>>続きを読む
【個人にとって最も大切なものは「信念」でも「感情」でもなく「思い出」―――『エターナル・サンシャイン』】
トラウマレベルの失恋をしたことがないからか、あまり登場人物に感情移入はできなかった。
また、>>続きを読む
【矛盾だらけのこの狂った星をどうしようか――『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』】
※原作未読です
世の中には悪が蔓延りすぎていると思わないか?
たしかにそう思う。
じゃあ逆に>>続きを読む
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【『パリ、テキサス』の精神的続編としての"天使の詩"―――『ベルリン・天使の詩』】
新しい自分が誕生するには古い自分が死ななければならない。死は恐れるべき存在だが、生まれ変わるために避けては通れない>>続きを読む
やっと観れた
期待値高すぎたけどそれなりに楽しめた
彼女と観た…
アンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターの演技が圧巻
でもラストは意外とあっさり…
音楽がいい!
BGMもそうだし、トムヒの演奏もクール。
アダムもイヴもエヴァもイアンも妖艶極まりないので有罪です。最高です。眼福です。
本能には逆らえないね。
生きるためには逆らうことは罪にすらなりう>>続きを読む