序盤は音楽の相乗効果を多用し、緊張感を煽る。
中盤辺りから「価値観の違い」が積み重なっていき、重たい雰囲気に。
中盤から終盤にかけてヒントがかなり多いから、ラストの展開が読めてしまう。
そこからもう>>続きを読む
思っていた以上にずっしり重い。
幼少期のトラウマから暴力衝動が抑えられない主人公ベニー。
かなり窮屈な現代社会の中で、もがき苦しむ。
彼女はお母さんと一緒に暮らしたいだけなのに…
そんな純粋な気持>>続きを読む
ヒッチコックのトーキー第一作であり、イギリス映画のトーキー第一作目でもある歴史的な作品。
音声はアテレコらしい。
ヒロインが階段を登るシーンでのカメラワークはさすがヒッチコックって感じ。
何かが起こ>>続きを読む
何回か見たけどレビューしてなかったゾ
不朽の名作とはまさにこのこと。
ワンカット長回しのミュージカルシーンは圧巻。
『時計じかけのオレンジ』でも使用されているあの曲はここから。
まぁ名作って感じですね>>続きを読む
デストイレ!
なんとトイレ・エクソシズム!
ベトナム戦争を絡ませて展開されるストーリー。
なんとか“映画”にしようと努力は伝わるよ。
たまりませんねぇ
超ヘビーな激重映画。
ベラルーシとポーランドの国境の話。
シリア人難民家族、支援活動家、国境警備隊の青年など複数の視点から描き出す群像劇。
ドキュメンタリーと見紛うほどの究極のリアリズム。
汚い人間>>続きを読む
かなり特徴的なドキュメンタリー。
ドキュメンタリーなのに、劇映画的なカメラワークの多用。
自撮りシーンは極端に少ない。
モキュメンタリーだと言われても信じる。
“人生”の本質をつく普遍的なメッセージ>>続きを読む
うーむ。
原作未読。
良くも悪くも普通。
先が読めるし万人受けしそうな内容ではある。
ただ、映画として綺麗すぎたかなぁ。
あんまりハマらなかったな
「コーンなシャーク見たことない!」
というクソみたいなキャッチフレーズに惹かれて鑑賞。
もちろんトウモロコシ×サメという組み合わせ。
当然のようにトウモロコシ畑にいるサメ。
いきなり出てくるビッグフ>>続きを読む
原作を読むのに時間がかかり、やっと鑑賞。
あくまで“オッペンハイマー”という人物に焦点をあてた映画。
一部映画的ではあるものの、時系列バラバラにすることでここまで面白くなるのは驚き。
原作には無い面>>続きを読む
濱口竜介監督。
東京藝術大学大学院2008年に修了作品として監督した本作。
濱口竜介の原点とも言える。
自分といかに向き合えるか。
人間の奥底に潜む、ネガティブ、不安、嫌なところ、弱み、欠点を見事に>>続きを読む
すんげぇ良い。
濱口竜介監督最新作。
グランピング説明会あたりから雰囲気が変わる。
社会の本質をつくセリフの数々。
カメラワークもめちゃくちゃ面白い。
見事に描ききった“人間のエゴ”
いやーさすがで>>続きを読む
徳島の高校の演劇部の舞台を映画化。
だからどうしても演劇チックのシチュエーションになってしまう。
基本的にワンシチュエーション。
やはり4人のJKがプールで砂を掃いているだけでは画が持たない。
かと>>続きを読む
この手の作品の藤井道人は最強ですよ。
セリフが全部心に沁みる。
人間同士の絶妙な距離感。
美しすぎる風景。
無音の使い方がすごく良かった。
一瞬にして劇場が静寂に包まれ、全員が息を呑む。
まぁ見事>>続きを読む
大傑作!
ジャパニーズノワール。
男性女性関係なく、人間同士の熱いバトル!
役者さんがめちゃくちゃハマってる。
どこか一昔前のヤクザ映画の雰囲気がありながら、新鮮味も感じる。
まさにジャパニーズノワ>>続きを読む
1858年のボローニャのユダヤ人街が舞台。
この時代のローマについての知識なんて無いし、宗教の歴史も全く詳しくない日本人の僕ですが、やっぱり良くわかんなかったですわ。
この時代を描く作品は、必ずと言>>続きを読む
着眼点がすごく面白い。
そして構成も脚本も見事。
27分という短い時間でありながら、ここまで描けるのはすごい。
細かいところまで演出されていて、観ていて面白い。
映像制作のお手本のような作品。
ブ>>続きを読む
スタンダードサイズであり、小津安二郎を意識しているであろうカメラアングルの多用。
なんとなく伝えたいことは理解できるが、いまいちピンとこない。
こういうタイプの邦画にありがちなベタな展開と演出。
確か>>続きを読む
映画館バイトの特権を活かしてサンプルDVDを入手。
アウシュビッツ収容所の隣で暮らす裕福な家庭。
本作では、カメラを固定し撮影する“フィックス”が多用されています。
そのおかげで、我々は監視カメラか>>続きを読む
レジェゴジは1作目だけ見ていたものの、あまりハマらず今回も完全にノーマークでした。
しかし、かなり話題になっていたので急いで鑑賞。
結果、めちゃくちゃ面白いじゃないか!
モンスターヴァースを追ってい>>続きを読む
世界観の作り込みがすごい。
作画も魅力的。
だけど、世界観が完璧に仕上がっているので、ストーリーに入り込むのに時間がかかる。
60分ハイテンポで物語りが進むので、結局最後まで世界観に入れない。
故に>>続きを読む
重い…重すぎる…
レイトショーで、他にお客さんがいなく貸切状態で鑑賞。
あまりにも重すぎる…
人形のように真っ白になっている赤ちゃんの遺体
山積みにされている遺体
血だらけの服
血だらけの顔
生死を>>続きを読む
めちゃくちゃ面白い!
『THE WITCH/魔女』シリーズの監督の最新作。
やっぱりアクションの迫力はすごい。
とくにカットの繋げ方がすごく秀逸だった。
テンポ良くカットを繋げ、緊張感を煽る。
カメ>>続きを読む
皆さんご存知だと思いますが、ゴジラコングとナマケモノが同日公開ですね。僕はナマケモノを選びました。
舞台は大学の女子寮です。
このタイプの作品には珍しく、ストーリーに芯があり、女性のエロに頼らない。>>続きを読む
山田太一さんによる原作小説も、日本での映画化『異人たちとの夏』も未読。
映像が洗礼されている。
無駄のない演出と重くなりすぎない空気感が最高。
“同性愛”という大きいテーマを抱えながらも、“家族愛”>>続きを読む
大学の講義で鑑賞。
ディスカッションがあるのでメモしておきます。
“ドキュメンタリー”の面白さとは、普段は見ることができないことを、内側から追体験できることだと思う。
そんな中、本作の題材は“コロ>>続きを読む
14分の短編映画。
普通の小学校で、何気ない普通の日に響き渡る銃声。状況をすぐに察した先生と生徒は身を守るために隠れるが、犯人は予期せぬ人物だった。アメリカで毎年起きる銃乱射事件をリアルに描いた恐怖の>>続きを読む
22分の短編映画。
首にチップを埋め込んだ人間は理想の姿に生まれ変われるというリアリティ・プラスというサービスが開始された。しかもその新しい姿はチップが埋め込まれた同士が確認できる。愛に飢えたモテない>>続きを読む
低予算なんだろけど、それが気にならないほどの衝撃の展開が続く。
『ガンニバル』的な作品の二番煎じかと思いきや…
こういうワクワク感とドキドキ感が映画の醍醐味!
阪元監督なのでアクションも最高。
なる>>続きを読む
最小限の線と単色だけで描かれる独特なタッチのアニメーション。
内容はコテコテのコメディ。
散々ドタバタやったあとに、しっかりと綺麗な着地。
コメディ路線の割に、人間同士の対立がはっきりと描かれている印>>続きを読む
昨年公開の韓国映画『復讐の記憶』の元ネタ。
見る順番が逆になってしまいましたが、オリジナル版と韓国版とではかなり雰囲気が違いますね。
手紙だけを頼りに行動する緊張感。
スマホが普及した現代では味わえ>>続きを読む
邦画の超ビッグコンテツが今年もやってきました。
ネタバレをされる前に見ることができました!
みなさんもネタバレには気をつけてくださいね!
このレビューも内容にはあんまり触れないようにしますね。
今年>>続きを読む
かなりコメディ。
まぁラブコメですね。
1つ目のノリを受け入れられれば、たぶん大丈夫。
逆に1つ目のノリが合わないと、最後まで引きずると思う。
ふわふわほわほわしているコメディではなく、トゲのあるコメ>>続きを読む
父の血をしっかり受け継ぐ息子クローネンバーグ最新作。
ミア・ゴスもさすがとしか言いようがない。
まぁ見事でしたよ。
さすがの演出力。
冒頭のカメラワークから、ワクワクさせてくれる。
「自らが罰を受>>続きを読む
ありがとうございます!
絶対に今年ベスト5入ります。
クリスティアン・ロー監督の日本公開2作目。
前作『ロスバンド』が神みたいな傑作だったので、今作も期待大で劇場へ。
やっぱりめちゃくちゃ良い。
明>>続きを読む
“推し”に大量の時間とお金を献上し、ようやく認知されされたオタク。
そんな“推し”が性加害で逮捕された。
今まで注ぎ込んできたお金と時間は何だったのか…
そんなオタクたちに注目した韓国ドキュメンタリー>>続きを読む