THE PIPE DREAM それは永い夢のような映画だった.
クレジットで国内蒸溜所のロゴがずらりと並んでいたところでちょっと泣きそうになった.
もうラピュタやナウシカみたいなファンタジーを作る余力は残されていないのだなという一抹の寂しさが浮かび上がってしまった.
「もうええわ.どうもありがとうございました~」って感じの内容だった.庵野によると(今のところ)これがやれる全てらしい.とにかくおめでとう,そしてありがとう.
どちらかというと,一見飄々としていて捉えどころのないような,芥氏の方に共感できた.三島はその思想の根幹に天皇に関する個人的な体験があって,議論は初めから平行線だったように思える.すべての学生たちが「革>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最後は絶対勝つだろうなとは予想できていたけれど,宿敵との戦いで死んだ師匠と形が重なるやつにオタクは弱い.やっぱりブルース・リーが出てくる.
面白かったけれど,史実とはほぼ関係がないらしいので葉問本人でなくてもよかったのでは?と思った.最後にブルース・リーの話が出てくるのも若干ミスリーディングな感じがある.