デコイさんの映画レビュー・感想・評価

デコイ

デコイ

シングルマン(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

見るまでトム・フォード監督作品とは知らず、というか映画監督もやってたん!?という驚きのほうがが強かった。


最愛の男性ジムを亡くしたジョージは自分も死のうと準備を始める。

見る景色全てが霞がかった
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

実話ベース(作者のサックス医師の体験のよう)で、主人公のセイヤー医師が嗜眠性脳炎という植物状態のような患者を観察し、新型の薬剤を用いて患者たちを長い眠りから救おうとする。
そして患者の中でも一番重度の
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

精神安定の意味、考えすぎてしまうことや考えたくないこととの距離を取る際にも人は笑うこともあるというが、アーサーの突発的にくる笑いは「悲しみ」「痛み」「絶望」のようなマイナスな時ほど現れる。

序盤も中
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清須会議(2013年製作の映画)

2.3

信長死後の後継者を決める清須会議をコミカルに描いた作品、という印象。
歴史ものではあるので、登場人物が多く事前に歴史の人物を知らない人には辛いところがあるかもしれない。

私はパスタファリアン: 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教のお話(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

空飛ぶスパゲッティモンスター教を真面目(?)に信仰している教徒たちを追った社会風刺的なドキュメンタリー。

神話やスパゲッティモンスターについての話もあり、ほかの宗教と同じような条件があるのに宗教とし
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龍が如く 劇場版(2007年製作の映画)

2.7

ゲームの流れがそのまんまで、ドンぱちしたかっただけ感があるw
気負いせずに見れます。

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公である教師が札付きのワルが集まるクラスを持つことから物語は始まる。
アメリカはよく人種でグループができてしまう、それは所得の低い地域だとなおさら顕著でこのクラスも多様な人種グループ(もしくはギャ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

主人公がノマドの旅に出て、さまざまな人や場所へと出会う。
自分の悲しみと向き合ったり、自分の生き方と向き合い、自分の納得のいく生き方を模索する主人公には頑固さや執着も感じられるが、それを丸め込んででも
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アバター(2009年製作の映画)

1.2

公開時期に観たときを思い出すが、自然の雄大さや映像表現は良かったが、観客へ何か訴えかけるようなメッセージ性は無かった記憶。

ベンゴ(2000年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

エジプシャンとスペイン系ジプシーが音楽を互いに披露してから一体化した音楽を奏でるシーンといい、あらゆる場面のフラメンコのシーンといい、ラストに流れる Naci en Alamoといい、フラメンコを堪能>>続きを読む

バーレスク(2010年製作の映画)

5.0

ミュージカル映画のような感じが強いがそんなことはどうでもいい。
主役のクリスティーナ・アギレラが可愛いそして歌が上手い…
彼女の歌を何曲かざっと聴けばすぐに分かるが、力強い歌声が必要な役に彼女が適役で
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.8

(私のあくまで個人的な)滅茶苦茶で下品極まりないアメリカ映画の代表作!
倫理崩壊、猥雑で暴力的なシーンの数々、Fワードの嵐……下品アメリカ映画ここに極まる。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

ストーリー<音楽・ライブ感、という印象である意味ミュージカル映画のような感覚を覚え、特にそのライブ感のような高揚感は今でももう一度、映画館で味わいたいと思わせるほど…
ただ、ストーリーに関しては事実通
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

口が上手く腕っ節と度胸のあるトニーと、冷静沈着で淡々とした言葉遣いが印象的な天才ピアニストのシャーリー、この対象的な2人が織りなす友愛のストーリーだった。
トニーは最初のうちはアフリカ系アメリカ人(黒
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