このレビューはネタバレを含みます
まず最初に人がいてそれを中心に世界が作られている映画はいまだに慣れないけど、きっとそういうのを求めて映画に来ている人もいるのかも。
ミクロな物語がマクロに描かれているのだけれど結局ミクロに戻る感じに>>続きを読む
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夏の酷暑。汗を拭う姿が悩み頭を抱えるようなマストロヤンニ。遠くに並ぶ傍聴者たち。団扇で汗を飛ばす姿が冷たく映る。独房での最期、警備員がマストロヤンニの両手を拘束する。掌を奪われたマストロヤンニは憑き物>>続きを読む
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クソみたいな人間にも差し出される平等な奇跡。きっとこの映画では差し出されなかった人たちもフレームの外側ではそれを受容してるんではないでしょうか。